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「歳をとること」を楽しむには


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:あこ(ライティング・ゼミ2月コース)
 
 
「歳をとること」が、ポジティブに捉えられることは少ない。
体力も落ちるし、見た目も気になる部分が増えるし、健康のリスクも増えてくる。できることは減ってくる。年齢相応の社会的役割のプレッシャーを勝手に自分で感じることもある。
 
けれど、歳をとることで、楽になることもある。そんなポジティブな面を考えてみたいと思う。
 
私が歳をとって楽になったな、と思ったのは、自分に合うもの・心地いいものが年々増えてくるからだ。
実際は、選択肢が狭まることによって、より自分に合うものが厳選されてく、という言い方の方があっているかもしれない。
 
分かりやすい例でいうと、パーソナルカラーというものがある。
パーソナルカラーとは、その人が生まれ持った肌や瞳、唇、髪などの色から、似合う色を導き出すものである。
パーソナルカラーは、服の色やメイクの色を選ぶのに、役に立つ。
若い時は、どんな色の服でも着こなすことができるが、歳をとり、肌や唇の色などの特性が強くなると、似合わない色彩のものはハッキリとわかるからである。
 
これは、外見の変化によって、より似合うものが絞り込まれていく、という典型的な例だと思う。選択肢が減って、可能性が狭まったように見える。
しかし、逆に言うと自分に似合うものが絞り込まれるので、服やメイク用品を選ぶことが楽になる。
 
 
選択肢が多いと、人は逆に選択が難しくなり、ストレスにも感じる。そのため、ある程度自動的に絞り込まれる、というのはとても楽なのである。
 
 
習慣や趣味もそうだ。
例えば私は、トレーニングや習い事は基本、少人数制やマンツーマンレッスンが好きだ。
自分個人に合わせて指導をしてくれる方が、より効果があるように感じる。
そのうえ、監視力も働き、キャンセルしづらくなるところも、怠け者な私に合っていると思う。
一方で、マンツーマンレッスンは緊張するから嫌だ、受講者人数が多い方が友達ができるからよい、という人もいる。
 
自分の性格や嗜好性を考えると、どんなものを自分が好むか、はわかりそうなものだ。
しかし、実際経験をすることで、自分に「合う」ものが、より具体的にわかると私は思っている。
 
嫌なものに出会った時は、何が嫌か、を知る機会だと思えば、次はより自分に合うものに出会う確率が増える。
そういう意味では、失敗だって悪くない。新しい学びだ。
 
経験することでよりよくわかる、と言えば、仕事も恋愛もそうだ。
 
ただし、仕事は気軽に変えることが出来ないし、時間を多く費やすため、選ぶのに慎重にならざるを得ない。
とはいえ、経験しないと自分が何を好み、何が嫌か、は、わからないと思う。
そして、その「嫌」が、能力不足からきているのか、感性からきているのか、は判断できた方がよい。
能力不足の場合は、能力を伸ばすことに向き合うチャンスだし、能力を伸ばせれば「好きなこと」に代わる可能性だってあるからだ。
 
ただ「好き・嫌い」で思考を終わらせるのではなく。
何が嫌で、それはなぜか。何が好きで、それはなぜか。
理由も含んで、具体的に自分で言語化をできた方が、後の選択肢で自分に合ったものが選べる可能性が増えるだろう。
 
私が転職するときも、この「好き・嫌い、合う・合わない」はとても役に立った。
前職での嫌な部分を、なぜ嫌か、どうなれば理想に近づくのか、を書き出したうえで転職活動に挑むと、転職先に求める優先順位がハッキリしたからだ。
 
そのおかげで、私は自分の求める条件を叶える職場に転職ができた。
今は、転職当時に理想としていた働き方をすることが出来ている。
今の仕事で嫌なことがあっても、転職を後悔したことは一度もない。
 
 
恋愛だって同じなのだが、私は傷つくのが怖くて特に恋愛には臆病なので、あまり偉そうなことは言えない。
けれど、一人の人ときちんと向き合う経験は、たくさんの学びを与えてくれる。
 
 
最近、残念だな、と思うのは、今は色々な情報が取れすぎるあまり、経験をする前から効率の良い方法を選んでしまう人が多いのではないか、ということ。
 
効率の良い方法を選ぶことは悪くないのだが、やはり自分自身で経験しなければ「自分の好き・嫌い、合う・合わない」は、わからないと思う。自分自身のことは、自分しかわからないからだ。
 
だから、経験をする前に情報を多くとって、わかったふりをするのではなく、ぜひ経験をしてもらいたいと思う。
 
その経験からの学びが、その後の自分の人生を楽にする・居心地よくするための「条件」を作ることになるからだ。
そして、その自分用にカスタマイズされた条件が増えるほど、自分を「楽しませる・幸せにする」ことが上手くなると思う。
それが、歳をとる楽しみにつながっていくのではないだろうか。
 
そんなことを書きながら、私は次に「コードレス掃除機」の体験をしようと、今日も楽天市場で製品レビューを見比べている。
私の生活スタイルだと、国内産の掃除機の方が合いそうだけど、「ダイソンの吸引力を体験したい」という欲望に逆らえず、おそらく私はダイソンを買うのだろう、と思う。
どれだけレビューを見比べて、賢い買い物をしようと考えていても。
ダイソンを体験してみて、「合う・合わない」を自分で見極めない限り、私の心が納得しないからだ。
そして、ダイソンを体験してみて初めて、コードレス掃除機に求める「私なりの条件」が見つかるのだと思う。
 
 
 
 
***
 
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2023-03-09 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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