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不便な観光地でも行って欲しい。小田原城内、豆汽車の魅力


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:ペン吉(ライティング・ゼミ6月コース)
 
 
世界でも有名な「箱根」をお隣に持つ、不便な観光地、小田原。神奈川県小田原市、小田原城の敷地内には、「こども遊園地」という小さな遊園地があります。
 
昭和時代にタイムスリップしたかのような場所です。レトロな電動式の遊具やバッテリーカーなどの乗り物が、30円から80円という安い金額で利用でき、地元の方だけでなく、観光客にも人気があるのです。
 
その中に、1956年頃の記録にも残っている、「豆汽車」という小さな汽車が現代でも走っています。本記事では、不便な観光地だけれど、ぜひ乗ってみてほしい「豆汽車」の魅力をお伝えさせてください。
 
 
コロナのパニックが始まってから2年ほどが経った頃。外出の緩和もあり、2歳の娘を連れて「豆汽車」がある、小田原城を訪れました。
 
その時は、残念ながらメンテナンス中で、運行していなかったのです。
目の前に電車の線路や踏切が見えていて、娘はとてもガッカリしていました。
 
「のる……。のるの」と目を潤ませながら、つぶやいて。
 
「きかんしゃトーマス」に出てくる「ヒロ」というキャラクターにそっくりな「豆汽車」に乗るのだ、と楽しみにしていたのに、かわいそうなことをしました。事前にホームページで運行状況を確認して行ったのですが、メンテナンスでは仕方がありません。
 
 
それから1年後。コロナ規制もだいぶ緩和された頃。3歳になった娘を連れて再度訪れました。
 
せっかく先頭車両に乗れるチャンスだったのに、娘は一番後ろの3両目に乗りたかったようです。夫と娘の3人で「豆汽車」に乗り、小さい園内を4分程でまわります。猛暑アラート発令中の日で、小型扇風機を持っていても暑かったです。
 
「こども遊園地」内では、ミストが噴射されており、電車の中でたまに涼しい風が来ていました。運転手さんが、「豆汽車」や園内の解説を簡単にしてくれます。とてものんびりとした贅沢な時間です。
 
車窓からは、手作りの木製の動物たち、レトロな遊具、小さな踏切などが見えます。娘は小さな踏切が新鮮で、「カン、カン、カン」の音を声で真似し、バッテリーカーに乗った男の子と手を振り合っていました。
 
たまに、本物の電車が見え、「でんしゃー!」
木彫りの動物を見て、「フクロウ! パンダ! モンキー!」
トンネル内のイルミネーションに「キラキラねっ! きれいね!」と、とても楽しそうでした。連れてきて、本当によかったです。
 
大人から見れば車窓から見える景色は「素朴」です。しかし、純粋な子どもから見ると、新鮮で楽しいのでしょう。
 
古い歴史を持つ「豆汽車」が現代でも走れるのは、大切にメンテナンスをしてくれている方々のおかげです。もしかしたら、小さい頃に乗った人が、自分の子どもと乗りに来る。孫と一緒に来て、乗った方もいらっしゃるかもしれませんね。
 
 
それにしても、この料金の安さは大助かりです。「豆汽車」はなんて経済的で、楽しい乗り物なのでしょう。80円で2周もしてくれるのですから。
 
3人合わせても240円。
 
我が家では、たまにショッピングモール内のイベントで走っている「イエロードクター」や「汽車」の乗り物に、娘を乗せることがあります。料金が高いんですよね。子どもも、大人も1人500円や、3,000円以上購入したレシートで1周乗れるなど。
 
子どもが「もう一回!」と何度も乗りたがるけれど、何度も乗せてあげられる親御さんは少ないのではないでしょうか。
 
娘は何度も乗れないとわかると、軟体動物のように「くにゃん、くにゃん」状態で大泣きします。抱き上げて連れ出すのも一苦労です。そのため、私はなるべく、ショッピングモール内のイベントに電車が走っていないか確認してから出かけます。
 
それを考えれば、「豆汽車」はレトロなのに、しっかり走り、景色も楽しめますし、複数回乗せてあげることもできるわけです。ショッピングモール内を1周するのとは、ひと味ちがう汽車の旅を楽しめます。
 
客車は、大人も座ると背筋が伸ばせるくらいの高さがあるので苦しくないですし、乗り心地はよかったです。本当はもっと乗せてあげたかったのですが、猛暑日のため、健康面を考慮して2回で終わりにしました。
 
また涼しい時期になったら、今度はもっと、たくさん乗せてあげたいです。
 
 
いかがでしたでしょうか。小田原城内にある「こども遊園地」の「豆汽車」の魅力をお伝えしました。
 
冒頭でもふれましたが、小田原市は、とても不便な観光地です。私が、22年前に小田原市の高校に通っていた頃よりも、小田原駅周辺はキレイに整備されていますが、お隣の有名な観光地「箱根」とは比べものになりません。
 
強いて言えば……、かまぼこ、ういろう、海の幸、小田原城、二宮金次郎、干物。グルメ万歳な観光地です。
 
それでも、私はこのタイムスリップをしたかのような、昭和レトロ感のある「豆汽車」をおすすめします。子どもが大人になったとき、自分の子どもに「この汽車は、パパやママも小さい頃に乗ったことあるんだよ」と伝える特別感を味わってほしいですね。
 
この記事が、あなたとお子さんの、楽しい思い出のきっかけになりますように。
 
 
 
 
***
 
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2023-09-21 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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