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やる VS. やらない

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:あべとも (ライティング・ゼミ12月)
 
 
「どれを先にやる?」
「これは、今はやらないで、あとでやる。こっちを先に片付けよう」
 
日常で、何を先にするか、どれを後回しにするのか
自動的に頭の中で振り分けているようだ。
 
それらは、
書類を仕上げる、
掃除をする、
電話をかける、
メールを出す、
片付けをする、
掃除をする、
買い物に出かける、
お風呂に入る、
などなど、
日常でも、仕事関連でも、些細な事を振り分けている。
 
この振り分け作業は、実は、
自分が「~~~しなきゃ!」と思っているときに
頻繁に、色濃く起こっていると最近気づいた。
私にとってはまさにストレス状況下のサインなのである。
 
そんな時、私の頭の中では、
・ちょっと難しそうだから、簡単にはいかないぞ
・時間がかかりそう
・面倒くさそう
・これはちょっと苦手分野だから
・手間がかかりそう
・丁寧にやろう
などの「言い訳」が、フツフツを沸き上がってきている。
 
そして、身体の反応も、
・両手や両腕を組んでいたり
・少し前かがみだったり
・眉間にしわがよっていたり
・眼鏡に手を当て、かけ直すふりをしていたり
・椅子の背もたれに体重をかけていたりするときもある
 
その結果、
簡単そうな、多くの優先順位の低い、そんなに重要でないようなことを選び、
それらをまず片づけ始める。
現実的にはどんどんと、時間を消費してしまい、
焦る、嫌な気持ちが濃厚になってくる。
 
最終的に時間ギリギリになって、言い訳をしている場合ではなくなり、
置き去りにしていたことを片づけていくと、
意外にも、
「えっ! そんなに時間かからなかったじゃん!」
簡単、スムーズに完了できましたぁ~!
あ~~~、スッキリ!
ということがあるあるなのだ。
 
どうして、学ばないんだろう~?
何度も経験してきた。
 
あの焦りはなんだったんだろう?
イライラや、ため息、……。
繰り返している嫌な気持ちであり、状態でもあった。
 
やれば、できるじゃない! となるんだけれど、
1日の中で、週の中で、月の中で、1年の中で、
誤った優先順位の選択を幾度となくしていた。
 
「これはちょっと、時間がかかりそう」をはじめとする
言い訳は、誰が言っているのか!?
 
それは紛れもなく自分自身なのだ。
私の頭の中には、特にストレス時には
『そう簡単には達成できないのよ!』とささやく私がいる気がする。
まさしく悪魔のささやきである。
 
日常の中で何をそんなにたいそうに考えるんだろうか?
何かノーベル賞を狙うような世界にいるならまだしも、
日常の掃除や片づけをするとかそのようなレベルのことでさえ、
『そう簡単には達成できないのよ!』と悪魔はささやく。
仕事関連なら、悪魔のささやきは頻繁にやってくる。
 
でも今日、ここにこんな風に書いているのは、
その悪魔のささやきを止める方法を見つけたからだ!
 
それは、前述の
「~~~しなきゃ!」が私にとっての、
ストレス状況下であるときのキーワードだったという発見から始まった。
 
きちんとちゃんとしなきゃ! と
自分で自分にプレッシャーをかけていました。
 
もちろん、時には外部から「ちゃんとやってくださいよ」とか
「おねがいしますよ」というような期待や、言葉がけがきっかけになる可能性もあったことは確かだ。
 
このプレッシャー → ストレス → 緊張状態が生まれ、心身に過剰な負担が生じ、
前述の「言い訳」が瞬時に浮かび上がることになる。
・ちょっと難しそうだから、簡単にはいかないぞ
・時間がかかりそう
・面倒くさそう
・これはちょっと苦手分野だから
・手間がかかりそう
・丁寧にやろう
 
はい、私は自分で自分にプレッシャーをかけて、
言い訳を準備し、失敗やできなかったときの逃げ道を作っておりました!
う~~、せこい自分を発見!
 
もうそろそろ、そんな「せこい自分」とはお別れをしたいと思っているし、
時間が無いのだから、寄り道はせずに、
直球に、自分の課題に取り組むようにする方法を見つけた。
 
それは、何をするときにも、
「したいこと」「すきなこと」「やいたいこと」などを
優先する方法だ!
 
例えば、机の上を片付けるといったことであっても、
今「片づけたい」と思ったら、「今」片づけるということである。
今、片づけたくないなら、
今から何する? 何したい? と自分に問いかける。
 
 
誰かの期待に応えようとしなくてもいい、
私のやり方で進めてもいいと自分に許可する。
もちろん、誰かの期待に応えたいと思えば、その期待に応える行動をとる。
 
 
私は、もともと誰かに指示をされると嫌がっていた自分なのに、
いつの間にか自分で自分に「プレッシャー」をかけていたなんで笑ってしまう。
 
これからは、自分に
「それやりたいこと?」って尋ねる。
その答えは、「やる」でも「やらない」でもOK。
 
自分で選んだ答えだから、
プレッシャー・フリー!
 
 
 
 
***
 
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2024-03-27 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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