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いつも頭上にある「あの」存在について


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:カキウチ サチコ(ライティング・ゼミ2月コース)
 
 
いま、この文章を読んでいるあなたに、ひとつクイズを出します。
 
「アパートやマンションへ引っ越す際、ほとんどすべての人がいちばんに必要になる家電は何でしょうか?」
 
 
冷蔵庫? いえ、違います。少し強引ですが、引っ越し初日はコンビニ食や外食で済ませれば大丈夫です。
 
テレビ? 常につけていないと落ち着かない人いますよね。最近の若者はテレビをあまり見ないので、「ほとんどすべての人」にはあてはまらないような気がします。
 
エアコン? たしかに真夏や真冬には必須ですよね。しかし、季節を問わずに必要になる家電が他にあるのです。
 
パソコンやスマホ? 現代人ならではですね。情報を見ることができないと不便を感じる人は多そうです。非常に惜しい解答ですが、実はもっと必要な家電があります。
 
正解は……「照明」です!
 
普段は頭の上から私たちを明るく照らしてくれる存在。夜でも部屋が明るいのは当たり前すぎて、一旦取り付けた後は、引っ越しや電球切れのときくらいしか意識しないかもしれません。
 
備え付けの照明が取り付けられているアパート、マンションは少ないので、引っ越し初心者は注意してほしいです。引っ越し初日に夜を迎えて、灯りのない真っ暗な部屋で過ごしたくありませんよね。新生活をスタートさせるとき、真っ先に準備が必要なのは「照明」で間違いないはずです。
 
ところでみなさん、ご自宅の照明ってどちらで購入されますか? 家電量販店、ホームセンター、インテリアショップなど、選択肢はいろいろあるかと思います。また、実店舗ではなく、ネットショップで照明を買った経験はあるでしょうか?
 
実は私、インテリア照明をネット販売する会社で働くインテリアコーディネーターです。現在は広報や採用の仕事をメインで行っています。採用活動の中で、学生や社会人の求職者に毎回聞き続けているのが先ほどの質問です。
 
「照明を買わなくてはならなくなった際、あなたはどちらで購入されますか?」
 
同じ質問を続けていると、消費行動の興味深い傾向が見えてきます。
 
質問をはじめた8年前は、実店舗で照明を購入する人が多数派でした。ネットを利用するのは、購入したい照明のイメージを探すときに活用するくらい。
 
最近では若い人を中心に、リアルな店舗で見かけた照明をネットで検索して買う派が増えてきました。SNSで欲しい商品を探し当ててネット購入に至る場合もあるのだとか。さすがスマートフォンやSNSと共に育ってきたZ世代です。
 
経済産業省の「電子商取引に関する市場調査報告書」によると、2022年の国内の物販系ネットショップの市場規模は13.9兆円でした。比較対象として、同年のコンビニの市場規模は11.6兆円、スーパーの市場規模は14.8兆円。データから、現代の日本人はネットショッピングをコンビニやスーパーに行くのと同じくらい気軽に利用しているとわかります。
 
私たち商品を供給する会社も、ネット販売する照明について改善と変革を繰り返してきました。15年以上前の市場には、天井照明といえば、平べったくて丸くて白いシーリングライトが定番でした。それが今や、機能性・デザイン性に優れた商品がネットのショッピングモールに多種多様に並びます。
 
照明に明るさだけを求めていた時代は去り、消費者には「灯りの付加価値」を買う価値観が芽生えているのです。ソファやテーブルを選ぶように、照明を選ぶのは楽しいものです。
 
とはいえ、照明をネット通販で買うことに抵抗を覚える方はいるはずです。経験のない人はこう言うでしょう。
 
「自分で取り付けられるか不安だし、実物を見ないと明るさや大きさがイメージできない」
 
その気持ち、よくわかります。ネットショップの歴史は、お客様の不安を解消する歴史と言っても過言ではありません。安心してください。
 
まず、自分で取り付けられるかどうか。これは簡単です。よっぽど古い家でない限り、天井には日本全国共通の「引掛シーリング」という部品がついています。ネットで売られているほとんどの照明は「引掛シーリング」に対応しています。照明のタイプにもよりますが、早ければ5秒、手こずっても15分くらいで設置できるはずです。丁寧なネットショップなら取り付け動画も配信してくれています。
 
そして、実物を見ないと明るさや大きさがわからない問題。これって本当でしょうか? 実際に部屋を作ってインテリアコーディネートされたインテリアショップの販売ブースなら、イメージは湧きやすいかもしれません。しかし、店舗内って自宅より明るいですよね。敷地も広いですよね。実物を見たからといって、自宅に取り付けた際のイメージが忠実に再現できているわけではないのです。
 
ネットショップであれば、どうでしょう。多くのネットショップでは、自宅を模した撮影スタジオで商品を自社撮影しています。
 
暗い場所で点灯したイメージ。自然光の中で消灯しているイメージ。お部屋のインテリアと調和した全体像。素材感まで伝わる部位のアップ。細かい部分まで計測した数値。撮影した素材や商品データをふんだんに使い、写真や動画、文章で懇切丁寧に商品について説明します。
 
こちらの方がイメージ湧きませんか? 実店舗より優れているとは言わないまでも、ネットショップにはネットショップの強みがあります。それでも不安に思うなら、電話やメール、チャット機能を使ってカスタマーサポートに相談する手もあります。
 
ここまで読んで、ネットでどのような照明が売られているのか興味の湧いた方がいるとうれしいです。ぜひ、手元のスマートフォンで「照明」と検索してみてください。あなたの暮らしを照らすお気に入りの一台が見つかるかもしれません。
 
 
 
 
***
 
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2024-04-18 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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