メディアグランプリ

ガーター記念日


*この記事は、「絶対麗度ライティング」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

絶対麗度ビューティー・レコーディング・ラボ

記事:加藤真矢(絶対麗度ライティング)
 
 
天狼院書店の自分史上最高にSEXYな1枚を撮る「秘めフォト」サービスには、
「サラダ記念日」ならぬ、「ガーター記念日」がある。
 
今年1月からスタートした、「絶対麗度ビューティー・レコーディング・ラボ」(以下、絶対麗度)の参加者の女性の多くが、このラボが始まってから続々とガーターデビューを果たしているようだ。
 
「ガーターなんて一部の過激なことに関心があるカップルだけのものでは?」
「そんなはしたない集団なのか?」
 
と訝しく思われるかもしれない。
 
しかし、ここに来られている女性たちは特に見た目が派手なタイプでもなく、
元々SEXYなランジェリーに関心があった方たちでもなく、
普通に街中ですれ違ったら、まさか衣服の下にそんな大胆なものを仕込んでおられるなんて想像だにつかない、ごく普通の女性たちである。
 
“他者が決める相対的な美しさではなく、自分が決める絶対的な美しさを手に入れる“ことを目指す、「絶対麗度」では一体何が起こっているのだろうか。
私自身のガーターデビューを振り返ってみる。
 
記憶にある限り、私の「ガーター記念日」は、今年5月の「湘南秘めフォト・ウェディング」であったかと思う。これは、
 
「秘めフォトの撮影方法で、ウェディングを撮るとどうなるのか?」
 
という天狼院書店ならではの奇想天外な企画で、今年3月から不定期に開催されている人気イベントだ。
カメラマンの三浦さんから、3月の初開催で、ウェディング・ドレスの下にガーターを仕込んでおられた方がいた、というお話を聞いて、
 
「何それ、普通のウェディング・フォトだったら絶対できないやつじゃん。やってみたい!」
 
と早速ドレスに映えるよう、赤のガーターベルトをAmazonでポチっとした。
 
撮影の日を迎えて、初めてのガーターベルトに、着用の仕方が分からず悪戦苦闘し、観念してアシスタントの女性に声をかけた。
すると、
 
「あれ、加藤さんガーター初めてでしたっけ?」
 
と目を丸くされてしまった。
無理もない。
間隔が空いてしまった時期はあるけれど、記憶にある限り私は、2022年4月からの「秘めフォト」リピーター。
2年目を迎えようとしているのに、そんな初心者アイテムもデビューしていなかったのかと驚かれる古参メンバーになってしまっていた。
しかし、それほどまでに非日常的なアイテムであるガーター。
 
撮影が始まって、ロケーションこそ本屋であるものの、
“脱がずに”
“清楚に”
一般的なウェディング・フォトと変わらないイメージから撮影スタートした。
しかし「秘めフォト・ウェディング」なので、これはアイスブレイク。
 
黒革張りのソファに移動して
“さぁ、行きますか!”
とばかりに、ガーターを仕込んでこられた女性たちの華麗なお披露目が始まった。
清楚から大胆に、挑戦的に。
茶目っ気もあり、色気も漂いだす。
「秘めフォト」仕込みの豊かな表情がくるくると出現し、ギャラリーに歓声が上がる。
 
「わー!」
「素敵―!!」
「きゃー!!!」
 
いよいよ自分の順番が回ってきて、
手始めに足を組んで、
ガーターストッキングのレース柄が見える所までドレスの裾をたくし上げてみた。
しかし何かが物足りない。
そこからは無意識のままに四つん這いになり、
ガーターベルトがチラリと見えるように“女豹”ポーズを取り、何かが吹っ切れていった。
ギャラリーの皆さまの反応は正直覚えていないのだけれど、
見学してくださっていた女性から
「あの女豹のお姉さんのドレスが着たい」
と言っていただけたり、
9月に行われた「湘南秘めフォトSpecial」でも
「女豹のお姉さん!」
と参加者の女性から言っていただくほどに、一部の方の記憶に残るような「ガーター記念日」となった。
 
仕上がった写真を見ると、不敵な笑みを浮かべた別人のような私がそこに居た。
屋上で江ノ島をバックにした爽快なロケーションでのショットなど、湘南天狼院ならではの素敵な写真もたくさん撮っていただいたのだが、自分にとって最もインプレッシブだったのは、ウェディング・ドレスで“女豹”になってしまった体験だった。
 
そこからの私は、酷い失恋を乗り越えてマッチングアプリで新たな出会いを探し始めたり、
最近ではキャリアアップに繋がるようないくつかのお誘いをいただいていて、
前向きに人生が回り始めている。
 
普段は決してできないことにチャレンジして、
参加者の女性の皆さんからの歓声に自己肯定感が爆上げされることで、
日常生活でもそれまで経験しなかったことにチャレンジしたり、
新しいチャンスを掴むきっかけともなっていく。
「絶対麗度」の皆さんが続々とガーターデビューを果たしていくのも、「まだ見たことのない私」に出会いたいからなのかと思う。
 
もしあなたの身近で急に綺麗になったり、
別人のように前向きになったりした女性がいたら、
秘められているだけで、
実は「ガーター記念日」を通過した、ここの参加者であるかもしれない。
 
 
 
 
***

この記事は、天狼院書店の「絶対麗度ライティング」にご参加の方が書いたものです。

絶対麗度ビューティー・レコーディング・ラボ

▼自分史上最高にSEXYな1枚を撮る「秘めフォト部」についてはこちらから

https://tenro-in.com/event/212652/

お問い合わせ


■メールでのお問い合わせ:お問い合せフォーム

■各店舗へのお問い合わせ
*天狼院公式Facebookページでは様々な情報を配信しております。下のボックス内で「いいね!」をしていただくだけでイベント情報や記事更新の情報、Facebookページオリジナルコンテンツがご覧いただけるようになります。


■天狼院カフェSHIBUYA

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目20番10号
MIYASHITA PARK South 3階 30000
TEL:03-6450-6261/FAX:03-6450-6262
営業時間:11:00〜21:00


■天狼院書店「湘南天狼院」

〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸二丁目18-17
ENOTOKI 2F
TEL:04-6652-7387
営業時間:平日10:00~18:00(LO17:30)/土日祝10:00~19:00(LO18:30)


■天狼院書店「京都天狼院」

〒605-0805 京都府京都市東山区博多町112-5
TEL:075-708-3930/FAX:075-708-3931
営業時間:10:00〜22:00


■天狼院書店「名古屋天狼院」

〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内3-5-14先
Hisaya-odori Park ZONE1
TEL:052-211-9791
営業時間:10:00〜20:00


■天狼院書店「福岡天狼院」

〒810-0021 福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠2階
TEL:092-518-7435/FAX:092-518-4149
営業時間:
平日 12:00〜22:00/土日祝 10:00〜22:00



2024-10-26 | Posted in メディアグランプリ, 記事

関連記事