「強み」で感謝と笑顔の世界を創ろう!
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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:かのん(ライティング・ゼミ9月コース)
「自分って、なんかダメだなぁ」 「他の人みたいに上手くできない」 「強みなんて無いよ」
そんなふうに考えて、ため息をついてしまうことはないだろうか?
でも、本当に「強み」は無いの?
そもそも、「強み」って何?
例えば、私の場合、社内でのブレスト会議でよく言われる。
「そのアイデア、どこから出てきたの? 今まで思いつかなかったよ」
私は「えっ、こんなの普通に出てくるでしょ? だって、AとBの情報をつなげて考えただけだし」と答える。
ある日、私は気づいた。
自分にとって「普通」のことが、実は他の人にとっては「強み」だということを。
その視点で、周囲を見ると、
例えば、Aさんの場合。ある大事な会議の直前、急に「3年前のこの案件のデータが必要だ」と言われ、私が「何処にあるの?」と必死になっている中、Aさんは「これでしょ?」とファイルを開いてみせた。みんなが感心しているのに、本人は「ただ整理していただけだよ」と照れたように笑う。
一方で、Bさんは違った形で貢献してくれる。彼はプレゼンテーションが得意で、彼が話し出すと、聞き手が自然と身を乗り出してしまう。まるで魔法にかかったように引き込まれ、その後の意見交換が活発になり、より良い内容になる。
Aさん、Bさんのような得意分野を持つ人がいる一方で、CさんやDさんは別の形で支えてくれる。Cさんは誰も気づかない小さな変化に目を向け、必要なサポートをすぐに提供してくれるし、Dさんは緊張した場の空気を和らげ、自然とポジティブな雰囲気を作り出し、周囲をリラックスさせてくれる。
こうして周りを見渡してみると、皆がそれぞれの「強み」を自然に発揮していた。
皆、当たり前のようにやっているようだが、「いやいや、私が同じことをやるには、時間がかかってしまう上、クオリティは低いわ」と心の中で突っ込む日々である。
本人たちは「こんなの普通」とか「このくらい当たり前でしょ」と、自分の「強み」に気づかず、「私の強みって何?」と思っている。
実は、他の人からみると「すごい!」ということばかりなのに。
こんな経験は無いだろうか?
例えば、中学生の時「国語は得意だけど、理科が苦手だね」と言われ、テストの点数を見るたびに、頑張って勉強したのにどうして出来ないのだろう。今回も平均点にいかなかったと、そんな自分がだんだん嫌になってしまう。
出来ないことばかり注目される。でも、それは本当に必要なことだったのだろうか? 平均点を取れたとしても、それが何になるのだろうか?
出来ないことや苦手なことはなんとかしないといけない。という習性が大人になっても続き、「やっぱりダメだった」と落ち込む。これでは自信はなくなるし、疲弊するのも当然だ。
でも、理科が得意な人が、あなたの国語と同じような成績が取れるとは限らない。それぞれの強みが違うだけだ。
それに、仕事は独りで進めることは少ない。皆でフォローし合うことで、より良い成果を出すことができる。
本人たちが「こんなの当たり前」のレベルでやっていることが、他の人にとって「すごい!」と思うことだったら、その人に任せればいいのではないか。
過去の事例など情報を知りたい時はAさんに聞き、プレゼンテーションはBさんに頼み、ブレストでアイデアが必要な時は、私に言ってくれればいい。
誰かの苦手なことは、誰かの「強み」
弱みを補い合いながら、得意なことで支え合う。
その方がいい。時間もかからずストレスも少なく、何よりクオリティが高いのだから。
皆、「強み」を誤解しているのかもしれない。
とてつもなくすごいことをする特別なスーパーヒーローになることじゃなく、「強み」はその人にとっては労力をさほどかけずに出来てしまうこと。
そう考えれば、誰でも「強み」を持っていると思えてくる。
それでも、なかなか自分の「強み」を自覚できない人がいるかもしれない。
「強み」を見つける質問を考えてみた。
自分自身にこう質問してみよう。
・いつも、誰かに「すごいね」って言われることは?
・最近、「助かった!」と感謝されたことは?
・引き受けたことがそんなに苦労せず出来たことは?
・ついつい夢中になって、時間を忘れてしまうことは?
・他の人と、何か違うかもしれないと感じたことは?
答えが見えてきたら、それがあなたの強み!
でも、もし答えがすぐに出てこなくても大丈夫。自分にとってあまりにも当たり前すぎることなので気づいていないだけ。
まずは、自分の「強み」に気づくための質問をノートに書き出し、少し意識してみよう。
あなたの「強み」が見つかるはず!
思っている以上に、多くの「強み」を持っていると思う。ただ、今は、その価値に気づいていないだけ。
でも、いつか「強み」を自覚することができれば、その「強み」を武器に変えて、多くの人を助けることができるし、助けてもらえることもある。
あなたの「当たり前」が「強み」という特別な力となり、そして、誰かの「ありがとう」と笑顔に変わる瞬間はたくさんある。
想像してみてほしい。
あなたが自分の「強み」を活かし、周りの人と支え合う毎日を。
お互いに感謝し合い、笑顔が絶えない世界を。
その中で、あなたは自分らしく輝いている。
それぞれが、誰かのために、自分の「強み」を使い合ったら、素晴らしい未来はすぐそこにあるはず。
「強み」バンザイだ!
さあ、あなたの「強み」は何だろうか?
***
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