メディアグランプリ

気付いたら文章講座で200本以上書いていた

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:村人F(ライティング・ゼミ9月コース)
 
 
ふと、これまで文章講座で何本の記事を書いたのか気になり数えてみた。
ざっくり見積もって200本は超えていそうだった。
 
200本?
 
自分で書いてわけわからん数字が出てきた。
これは全て天狼院書店で行っている『ライティング・ゼミ』の課題として書いたものである。
毎週2000字の記事を書く講座なのだが、それだけで気付いたら200本以上になっていた。
トータル文字数 40万字。
本1冊が10万字程度なので約4冊分だ。
我ながらメチャクチャなことをしている。
 
しかし考えてみれば、それくらいの期間はもう経っていた。
始めたのが2020年11月だったので4年以上である。
その間ずっと続いていたのだから200本超えてもおかしくはない。
「継続は力なり」とはよく言ったものだ。
 
ここで皆さまは疑問に思われたことだろう。
なぜそんなに続けているのかと。
受講前の私なら間違いなくツッこむはずだ。
2000字を毎週書くなんて苦行、そんなにずっと続くわけがないのだから。
 
ただ私は気付いたら続けていた。
改めて考えてみると謎である。
一体なにがそうさせていたのだろう。
 
その理由は「気持ちいいから」
この一言に尽きるように思う。
 
別に私がMだからではない。
2000字を書く時間は今だってツラい。
書く前は30分近くゲームに現実逃避することもザラだ。
それでも毎週ムチを打って書いていると、だんだん快感になってくる。
 
この主要因は周りからの反応だ。
さすがに4年間ずっと文章書きを続けているとゼミ内でも変人扱いされる。
そりゃ1本でも大変な課題を最大で週4本出したことがあるくらいだから当然だろう。
ただその分、読んでくれる人もいつのまにか増えているのだ。
 
結果的に受講生の方とも10名以上、仲良くなった。
そして課題フィードバック担当のスタッフに至ってはもはやマブダチを超えた何かになっている。
 
そのような方々が私の書いた文章を読んで何かしら反応をくれるわけである。
これは想像以上に気持ちがいい。
他SNSのいいねの比ではない。
結果的にこの感覚が病みつきになって何年も続いたのだと思う。
 
さらにもう一つあった。
目的が無いことだ。
 
『ライティング・ゼミ』みたいな自己啓発を受けるのは大抵、強い意志があるはずだ。
私のように仕事に役立てたい方から本を出版したい人まで。
大きな目標がなければ4万円もする講座なんて普通は受けないだろう。
 
ただいつからだろう。
私からはこういった大義名分が消え去っていた。
「なぜそんなに書くんですか?」と聞かれても返答に困るほどに。
 
しかし見方を変えると、これほど強い動機は他にないように思う。
「書くこと」自体がもはや目的だからだ。
立派な最終地点を目指しているわけでもなく、ただやりたいからやる。
 
この境地は想像以上の力だ。
勉強する時について回る「嫌だけどやる」感覚がないのだから。
 
そして、これでも力はちゃんと付いてくるのである。
2000字の文章は今では1時間程度あれば書けるし、合わせて仕事も講座受講前の3倍以上のスピードでこなせるようになった。
プライベートでもオフ会の主催文を書いたら素人の私ですら15人以上集めることができた。
ほぼ惰性で続けていた文章講座でも、ここまで威力を発揮するのだ。
これまで書いてきた200本は、ちゃんと私の武器になっている。
これが時間の力である。
 
この先はどうなっていくのだろう。
当然ながら全く読めていない。
ただ、これからも特に目的はなく面白そうだなという理由で自己啓発を受けるだろう。
それでもきっと、知らず知らずのうちに私の血肉になってくれるはずだ。
 
なにせ、この程度の体たらくでも『ライティング・ゼミ』で200本以上の文章を作り出したのである。
そのうえフィードバックをしてくださる頼れる先生方。
Facebook内で読んでくれる皆さま。
鍛えた文章力がキッカケで仲良くなった友人たち。
これまで書いた量以上に数えきれないほどの縁が手に入った。
この力はあらゆる場面で私を導いてくれることだろう。
 
継続は力なり。
古今東西あらゆる場で続ける偉大さは語られている。
つまり、やるだけで立派なのだ。
その裏に大きな目標なんて必要ない。
それでも毎週1個ずつ進めれば1年で50個。
10年で500個になるわけだ。
 
これらに刻んだ己の生きた証は、これからも力を与えてくれる。
その偉大な惰性を刻んだ200本の文章に乾杯。
 
 
 
 
***

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2025-01-23 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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