メディアグランプリ

「恐れ」の壁を突き抜ける勇気を持てたのは、天狼院ライティングゼミのおかげかもしれない、感謝!


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:松本尚美(ライティングゼミ9月コース)
 
 
「とうとう、やってしまった! いや、できた!」
 
3日前にYouTube動画を投稿した! 私にとってはバンジージャンプを飛ぶほどの勇気が必要だった。
 
やるのかやらないのか?
私は、数年前から、YouTubeやInstagramには興味があって、勉強会には結構真面目に参加してきた。
ノートも毎回、一言一句漏らさないように取ってきた。しかし何も身につかず。成長していなかった。行動していないのでゼロのまま。世の中の法則通りだ。
 
 
言われたことを行動にうつしてきた人たちは、ぐんぐん力をつけていた。
始めは素人くさいスタートだった人が「なるほど!」と思える動画を提供できるようになっている。登録者数I万、2万超えの人まで出てきた。
 
スタートは同じだった。
「仕事が忙しかったけれども、とにかく毎日30分だけはYouTubeの勉強時間を取ろうと決めて頑張ってきた」と、今やYouTubeの講師まで務めるようになった人もいる。
 
私はと言えば「怖い」という感情と、
「こんな内容で投稿して恥ずかしい」「もっとちゃんと準備ができたらしよう」という完璧主義で自分を固め、ずっと先延ばしをしてきた。世の中で成功してきた人は皆。「やるのか、やらないのかの違いだけだ」と口をそろえて言う。頭では分かる。
 
私は5年ほど前からYouTubeの勉強会に参加してきた。
事業に活用できたらという思いもあるが、YouTubeで自分を表現しながら自分を磨いていける。自分を新しく発見していけるというのも魅力的だ。動画の編集の仕方などもやりながら、少しずつ勉強していくと技術も向上していく。
無料で、誰でも発信していける時代、「やらない」という選択はないとは思っているのだ。
 
が、壁は自分にあった。やらないでいると勉強会に出ているのも苦しくなった。もう勉強会に参加すること自体をやめようか。辞めるのか? やるのか? 自分に最後の質問をしてみた。
そして、なんということか!? 勢いに任せて「今日中に投稿する!」と、私は紙に書いてしまった。
後は自分との約束を守るだけだった。いつも、勉強会の後には20分の作業時間がある。その間にとにもかくにも急いで原稿を作って、動画撮影をした。3回ほど取り直して一番ましなのをアップした。
 
今までの悩みや重さは何だったのだろう? 魔法のように軽くなった。
その夜はぐっすりと休むことができた。
翌日、私らしさをもっと引き出せるアイデアが沢山出てきた。
「肩こりゼロ生活応援」が私のYouTubeのテーマだ。
たまたま、その日は自転車で京都の町中を走り回っていた。
「私は自転車大好きだから、自転車で京都の観光地を回リながら、1分間の肩こりほぐし体操を紹介する!」
思いついてすぐ、京都タワーや、京都駅ビルを背景に2本の動画を撮影した。
「近くに東本願寺がある! 行ってみよう」
東願寺前で撮影していると、「私もYouTubeしていますよ」という女性と知り合った。その女性の作品を見せてもらった。プロ並みの素敵な動画だった。話が弾んでお互いにチャンネル登録し合った。
その女性とお別れした直後耳に「YouTuber!」という声が飛び込んできた。面白いコントを作って英語で世界に発信しているという。数人のグル-プでしているが今日は二人が登場。一人が撮影係。
「私はYouTubeを昨日はじめたばかりです。YouTuberと聞こえたのでびっくりしました。勉強したいので撮影しているところを見ていていいですか?」と尋ねると、
「おお~! YouTuberをはじめたら、そんな風に耳に入るようになってくるよね! いいですよ」「緊張する~、うそで~す!」と快くOKを出してくれた。
撮影しているのは1分のショート動画のようだが、何度も何度も取り直した。
おそらく20回~30回。「そのようにして納得できるものを作り上げていくのだな」横で見ているだけだったが、熱意が伝わってくる。学ぶのもがたくさんあった。
感謝と感動を伝えて分かれを告げた。横断歩道で信号待ちをしていると、今分かれたばかりの二人の若者が走り寄ってきて「有名人でなかったら、ロングはなかなか見てもらえないから、毎日一本ショートをあげるのがいいですよ。
ファンが増えたら、ロングを出すといいです! お互い、頑張りましょう!」と声をかけてくれた。
勇気100倍もらった。帰宅に向けて自転車を走らせながらも、いくつかの観光スポットを回った。鴨川、きれいな空、等も背景にした。夜景がとても美しかった。夜になっても撮影を続けた。毎日投稿するため、1週間分を取りためた。
伏見稲荷大社のような観光地では、夜でもひっきりなしに観光客が往来していた。人が途絶えたところで撮影しようと、10数分も待たなければならなかった。
「外に向けて発信」するわけだが、「何を私がみんなに観てもらいたいと思うのか?」「どういう景色のどの部分を切り取りたいと思うのか?」と自分との対話もでもあった。「面白い景色だと思ったが、スマホからのぞいてみるとあまりパッとしない」逆に「スマホを通してみたら案外面白いね!」という景色があった。これも新しい学びだった。
 
「YouTube投稿が怖い」という暗黒の壁は、私が作っていた。思い切って壁を破ってみると、今まで知り合うこともなかった人々と会話し、情熱や優しさに触れた。自分自身と対話もした。新しい世界に出会うことができたのが嬉しい。
実は、怖さを乗り越えられたのも、9月から始まったライティングゼミのおかげと、密かに感謝している。月の4回、4ヶ月間16回の課題。毎回毎回、書くことがなくて産みの苦しみを味わい、提出するのがとても怖かった。ライティングゼミのおかげで「投稿する怖さ」への免疫力がついたと、とても感謝している。
 
 
 
 
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2025-01-23 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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