メディアグランプリ

「絶対麗度」が導く、良縁へのパスポート

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:加藤 真矢(絶対麗度ライティング)
 
 
「○○氏の代理人になりました。今回の○○氏の対応にはさほどの違法性はありません」
 
は、何を言ってるの……??
 
天狼院書店の「絶対麗度ビューティー・ラボ」がスタートした2024年1月、
私の元へ届いたのは、弁護士からの書面だった。
 
家族の存在を隠して私へ近づいてきた既婚男性。
ある日、肉体的に傷ついた私を放置して逃げ去り、後日、
既婚者であることを白状してきた。
弁護士を通じて謝罪を要求したところ、
相手側も弁護士を立てて言い訳をしてきたというわけだ。
 
「いや、加藤さん、知ってたんでしょ。だから、問題ないもんねー」
 
という主張。
勿論知らない。
しかし理不尽なことに、法の世界では独身女性の立場は弱く、
たとえ告げられていなくとも、これがまかり通るのが慣例のようで。
 
謝るどころか、開き直るのか……
 
深い絶望と悲しみでいっぱいになった。
この頃の「秘めフォト」はどこか表情に覇気がなかったように思う。
 
そこからは、1か月を振り返る「麗ライティング」のフィードバックを通じ、
天狼院書店の松下さんに、挫折からの成長を見守っていただいた。
約半年かかったが、地道にメッセージのやり取りなどを証拠として追い詰め、
事実関係を認めての謝罪、解決金を獲得した。
 
ここから絶対に幸せになる!
 
一念発起してマッチングアプリに登録したのだが、
待っていたのは、想像を絶する「残念なオトコたち」の数々だった。
 
「俺、見返りを求められるのって駄目なんですよね。結婚はそんな焦ってないんで。え、でもそういうことは興味あるんすよね?」
相手に尽くすのは嫌、結婚で縛られたくない。でもやることはやりたい! ピーターパン男。
出会い系に行ってくれ。
 
「今週は長野でワーケーション(※)をしていました! ※……ワーク、とバケーションの造語」
会話にいちいち注釈が入る、注釈男。
それぐらい知っとるがな。私が質問したらにしろや、うざいわ。
 
「話し終わったら、『終わりました!』と言ってくださいね!」
相手からの指示がないと応答ができない、プロンプトがないと話せない男。
Chat GPTの方がマシである。
 
誠実な男性に巡り合えないどころか、自然な会話すらも難しい。
覚悟していたつもりが、40代独身女性の婚活は想像以上に厳しかった。
 
悲しみに打ちひしがれたものの、悲しみで終わらせたくなかった私は、
「絶対麗度ジャーナリング」に、勝手に「残念なオトコたち」の連載企画を立ち上げる。
 
毎月月末にその月の振り返りをする「絶対麗度総会」でそれを取り上げていただくと、
場内、爆笑の渦に包まれた。
 
「こんな奴いるの!?」
 
注釈男に素っ頓狂な声をあげる、天狼院書店の三浦さん。
 
「注釈男、これは解説させてください。『こんなこと知ってる俺すごい!』アピールで、そこに加藤さんがいない」
 
私への思いやりなどが見られないことを鋭く考察する、秘めフォトの女神さま。
 
軽快に読み上げてくださる天狼院書店の鳥井さん、松下さんの司会のもと、
参加者女性の皆さんが、やいのやいのと盛り上がってくださる様子に可能性を感じた私は、
残念な出来事もネタとして昇華すべく、
「ライティング・ゼミ」にエントリーした。
 
天狼院書店HPへの掲載デビュー作はメディアグランプリ第2位にランクイン。
「ライティング・ゼミ」懇親会で出会った方たちからは、
 
「マッチングアプリネタの、あの加藤さん!」
 
と声をかけていただいた。大変光栄なことに、「ライティング・ゼミ」講師を務める石綿さんがネタにしてくださったらしい。
 
「秘めフォトではもう完成してるのに……。(残念なオトコを)探しに行ってる??」
 
酷い失恋から徐々に立ち直り、「秘めフォト」での表情にも力強さが宿ってきた中、
三浦さんからはこのように失笑されてしまったが、
この頃の私は、残念なオトコに出会うと、「また次のネタに会えた」とニヤリとする、
少々のことではびくともしない精神力を身に付けていった。
 
やがて「絶対麗度」が終わる頃には、誠実で神様のように人柄がよい男性ともマッチングするようになる。
 
「最近、残念な方には出会わなくて……」
「いやいや、残念なオトコには出会わない方がいいですから!」
 
笑って寄り添ってくださる松下さん。
幸せになれる日は近い……といいな。
 
「秘めフォト」を通じた外見的な美しさ磨きだけでなく、
「絶対麗度ジャーナリング」「麗ライティング」を通じた内面的な振り返りと、
それぞれの自分磨きで美しくなっていく参加者女性の皆さんとの繋がりを通じて
かけがえのない時間を過ごせた1年間。
人生に絶望するような時こそ、この世界の扉を叩いてみてほしい。
誰にでもそれぞれの、輝ける道があるはずだから。
 
 
 
 
***

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2025-01-24 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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