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贈る言葉は時を越えて

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:春紀 沙和(絶対麗度ライティング)
 
 
あの頃の私は、もういない。
 
写真が嫌で仕方がなかった私はもういない。
恋愛に臆病で泣いてばかりだった私はもういない。
「可愛くない」と卑下するだけの私はもういない。
自分のことが大嫌いだった私はもういない。
 
相変わらず、怒ったり泣いたり感情が忙しく、思ったことがすぐに顔に出るところ。
綺麗で可愛くてチヤホヤされる女性にちょっと妬いてしまうところ。
それも私。全てが今の私。それで良い。
 
今より太っていた頃。
誰かを羨むだけだった頃。
心が折れ精神安定剤を片手に苦しみ続けていた頃。
それは人にはあまり自慢できない過去。
 
でも、「過去の私を全て忘れて生きていこう」とは絶対に思わない。
今となっては愛おしく思えるから。
その時なりに一生懸命考え、行動してきたのだから。
結果はどうあれ、ずっとベストを尽くしてきたのだから。
 
むしろ、今日の今日まで生きていてくれて、ありがとう。
 
秘めフォトは本当に不思議な場所。
女性の人生を鮮やかに、艶かしく、優しく切り取る。
可憐で儚いように見えるけれども、みんなには揺るぎない力強さが宿っている。
そんな姿を目の当たりにし、心揺さぶられる。
1人1人の表情が、身体が、それぞれの生き様を語っている。
思いや覚悟が迫り来るようだった。
そしてそれは美しくもあり、神々しくもあった。
 
1年間の出来事が、走馬灯のように蘇ってくる。
仕事で、恋愛で、友達との関係で、思い通りに行かないこともたくさんあった。
辛いことも多かった。
 
それでも、自分がどうしたいか、どうなりたいかを問い続け、がむしゃらに走ってきた。 だから、したいことをし、行きたいところにたくさん行った。
会いたい人には、ちゃんと会いに行った。
 
何よりも、自分に嘘だけはつかなかった。
これからも、どんなことがあっても、自分の気持ちには正直でいつづけていく。
 
限りある命を、全うしたい。美しく、輝きながら。
 
「さよなら」は、言わない。たくさんの「ありがとう」を伝えたい。
 
三浦さん。どんな時も美しく、セクシーに撮ってくださってありがとうございます。
三浦さんの撮る写真が、私の無限の可能性を広げてくれました。
 
松下さん。いつもありがとうございました。
撮影でもライティングのフィードバックでも、どんな時でも優しく寄り添う松下さんに何度も救われました。
迷惑もかけてしまいましたが、松下さんのおかげで1年間走り切ることができました。
 
鳥井さん。ありがとうございました。
朗らかで優しい笑顔とオーラに癒されていました。周りをきちんと見て、参加者のみなさんに寄り添うしっかり者な一面も魅力的でした。
 
一気にお姉さんと妹ができた気分になれた1年間。本当に楽しくて、嬉しかったです。
 
絶対麗度に参加していたみなさん。
みなさんからランジェリーの魅力を教えていただきました。撮影とライティングでみなさんのむき出しの感情と向き合う日々は、貴重な時間でした。
それぞれ思いを抱えながらも全てをパワーに変えて、どんどん美しく妖艶になるみなさんを見て、毎回勇気付けられていました。そして、時に涙していました。
みなさんはまさに、力強く輝く美しい女神です。
ほんとうにありがとうございました。 
 
絶対麗度に参加して、自分の弱さやダメな部分も含めて受け入れられるようになってきた。
 
自分のことを愛してくれる人に愛情を注ぐためには、自分を愛することから始めること。
その意味が分かった気がした2024年。
 
今の私なら、カメラのレンズをしっかりと見つめて、はっきりとこう言える。
 
今の自分を愛せるようになったから、過去の自分も愛せるようになった。
今の自分なら、未来の自分もきっと愛せる。いや、絶対に愛す。
 
そして、私の一番大切な人のことも、もっと愛す。
 
ほんとうにありがとう、絶対麗度。
 
過去の私、今の私、ほんとうに、ほんとうに、ありがとう。
 
そしてこれからもよろしく、未来の私。
 
心より愛を込めて。ありがとう。全てに。
 
 
 
 
***

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2025-01-24 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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