たまごっちが好きだったあなたにこそ、万年筆をオススメしたい
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:付和ふじ子(ライティング特講)
子供の頃、たまごっちのお世話をせっせとしていませんでしたか?
小さな卵型の機械を操作し、キャラクターにごはんをあげ、遊び相手になり、たっぷりと愛情を注ぐ。
そんな子供時代を過ごしたあなたなら、万年筆が気に入ること間違いなしです。
万年筆って文豪が使うものでしょう?
いえ、そんなことはありません! 最近は低価格帯の万年筆も販売されており、ボールペンと同じ感覚で気軽に手に取ることができます。そしてなにより、万年筆は育成ゲームのような筆記具なのです。
そこで、たまごっちが好きだったあなたが、万年筆を気に入るであろう4つの理由を説明します。
育成の達成感が味わえる
たまごっちは、ペットの育成ゲームです。こまめにお世話してあげることでキャラクターは姿を変えていきます。愛情を与えれば与えるほど、レアな姿のキャラクターへと育つ確率が上がるのです。
その点万年筆は、姿が変化することはありません。その代わりにペン先が育ちます。ペン先が育つとは、万年筆で筆記をする際に紙と直接触れる金属パーツが摩耗していくことです。
通常、筆記具が摩耗するのは良いことではありません。鉛筆であれば、摩耗することで芯が減っていき、どんどん長さが短くなります。ボールペンであれば、摩耗することで部品が変形し、インクが出なくなります。
しかし万年筆は、ペン先が摩耗することで書き味が良くなります。あなたの筆圧やペンの持ち方に合わせて少しずつペン先が削れていくことで、万年筆の書き味はどんどん滑らかになっていくのです。
そのため、日々愛情を込めて使用することで、既製品の万年筆をオリジナルの万年筆へと成長させる楽しみが味わえます。
毎日お世話をする必要がある
たまごっちは、毎日お世話をすることでキャラクターが成長していきます。しかし、ごはんをあげ忘れたり掃除をサボり続けたりすると、キャラクターは体調を崩してしまいます。
実は万年筆も、毎日使わないと調子が悪くなることがあります。特に多いのは、インク詰まりです。インク詰まりとは、万年筆に入れているインクが固まり、文字が書けなくなることです。再び書けるようにするためには、万年筆を洗浄しなければなりません。万年筆を洗浄したあとは乾燥させる時間が必要なため、数日間は万年筆を使うことができなくなります。
そんな厄介なインク詰まりを防ぐ簡単な方法が、万年筆を毎日使うことです。毎日使用してインクを循環させることで、インクが固まることを防ぎます。
毎日使うという手間暇をかけてあげることで、万年筆は不具合を起こしにくくなり、すくすくとあなた好みの書き味へと成長していくのです。
お世話をすることで癒しを得られる
たまごっちのお世話を毎日することで、キャラクターのリアクションに癒しを感じた方は多いと思います。ごはんを与えたときに喜ぶ姿や遊んであげた後にご機嫌になる姿が、愛おしく感じたのではないでしょうか。
万年筆を毎日使ったとしても、万年筆がリアクションしてくれるわけではありません。しかし、万年筆の使用者だけが感じられる変化があります。昨日よりも滑らかに書けるような気がしたり、筆跡に味が出てきたような気がしたり、さらには字が上達してくるなんて人も。
デザインが好きで買った万年筆であったとしても、毎日使用することで徐々にあなたの手に馴染むようになります。そのため、日々の繊細な変化を感じ取ることで、万年筆に愛着が湧いてきます。
自分のお気に入りのものを使うとき、楽しくてしょうがないですよね?
つまり万年筆を使えば使うほど、書く時間が幸せになります。万年筆で書くだけで、癒されることができるのです。
集める楽しさがある
たまごっちをプレイしたあとに、「おすっち・めすっち」や「てんしっち」などの派生作品を購入した経験はありませんか?
派生作品はたまごっちと同じゲームシステムでありながら、キャラクターや見た目が変化しています。そのため、収集欲が刺激されてしまい、たまごっちを持っていたとしても、つい購入してしまうのです。
「自分が好んでいるジャンルのものを次々とコレクションしてしまう」という方は多いのではないでしょうか。
万年筆も、収集欲を掻き立てられる要素が多くあります。
自分が持っている万年筆の限定色が発売される。
今所持している万年筆のアップグレード版が出る。
昔買えなかった万年筆の復刻版が登場する。
例を挙げればキリがありません。しかし一つ言えるのは、新しい万年筆が欲しくなるのは、今の万年筆に満足しているからこそです。
たまごっちを遊んだ上でてんしっちが欲しくなるように、今の万年筆が好きだからこそ、新しい万年筆に手が伸びるのです。
自分の「好き」だけを集めたとっておきのコレクションと共に過ごす時間は、かけがえのないひと時になるでしょう。
以上が、たまごっちが好きな方に万年筆をオススメする理由です。
万年筆を使用すると育成の達成感が味わえます。毎日お世話をする必要はありますが、その時間は癒しです。さらに、集める楽しさがあります。
愛情を込めてたまごっちを育てられる人であれば、日々万年筆で書く時間を楽しめるはずです。
あなたも、自分だけの万年筆を育成してみませんか?
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この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
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