私にライティングスキルはあるのか? ……答えは、地図の中
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:山崎 晶子(ライティングゼミ・1月コース)
「ネタ」が思い浮かばない!
ライティングゼミに参加し、2ヶ月が経った。初めは課題もちゃんと提出し頑張っていたが、ここ数回は提出ができていない。
他の受講生の中には、毎週必ず課題を提出していて、毎回天狼院のwebに掲載されている人もいる。いいな、凄いな、羨ましいなと思いながら、どうやったらそんなに上手く書けるのか、みんなどんなことを考えながら書いているのか、聞いてみたいものだ。
私はいろいろとネタは思いつくものの、途中で手が止まり、最後まで書ききれない。そんな大したエピソードじゃないし、面白くないなと思い、途中まで書いた画面を何度も閉じてきた。
文書を書くなんて今までやったことがないし、上手く書けるわけがないよね……と思いつつも、書けない自分に悶々とする。
最近、とあるネット記事でこんな一文を見つけた。
「人が何かを初めて、諦めてしまう時というのは、成果が出始める直前が一番多い」
私は提出した課題のうち、天狼院のWebに掲載していただいたこともあったが、掲載見送りになることの方が多い。やはり提出した以上、掲載を期待してしまい、そうではないと分かると、へこむ……。そうしていくうちに気力が落ちてしまい、諦めたくなってしまう。
私は一度、ライティングのことを考えるのをやめてみた。一度時間を置くことで見えてくることがあるかもしれないと思い、少し距離を取ることにした。
そして時間を置いて感じたことは……
「自分ではちゃんと書けたつもりでも、掲載見送りになるのには理由があるはずだ。今一度、自分が書いた文章を読み直してみよう」
結果……「全然面白くない。そりゃ掲載にならないわ」
私は自分に期待しすぎていた。
私は今の自分の「現在地」をしっかりと把握できていなかったようだ。文書を書くことに関してまったくの素人なのに、それにも関わらず毎回掲載を夢見て書き綴る。夢見ることはいいが、理想と現実のギャップにもきちんと目を向けないといけない。今の自分の現在地をしっかりと把握し、そして思い描く理想とのギャップはどれくらいあるのか? そこをしっかりと認識すれば、自ずと今やるべきこと、これから何をするべきかが分かってくると思う。
私は伝えたいことがあるから、その手法の一つとして文書を書く技術を学びたいと思った。「こんなことを伝えたい」「こうなったらいいな」と頭の中ではいいイメージが膨らむものの、思い描いた通りになるためには、まだまだハードルが高い。
「ネタ」に関しても、こうじゃなきゃいけない! こういうのがネタでしょ? という囚われが、ネタが思い浮かばない原因なのかもしれない。そもそもネタに定義ってあるのか? 枠にとらわれず柔軟に考えればもっと思いつくことはあるんじゃないだろうか? 現に今も「ネタが思い浮かばないこと」をネタにしている。視点を変えることで見えてくることはある。
私は失敗することが怖くて常に完璧を求めてしまう。最初から完璧にできる人なんていないのに……。私のよくない癖だ。
とにかく今は失敗してもいいから、まずは書いてみる! 何度も書いて、書く経験を積み重ねる! この思いを掲げてこれからも課題に向き合っていこうと思う。インプットもいいが、やはりアウトプットが大事だ! 現場に出て、実践をして、生の声を聞いて、改善点を見つけていく。そうしていくうちに、いい文章が書けるようになるのではないだろうか。
ただ、誰もが文書を書くことに向いているわけではないと思う。私はどちらかというと生真面目で面白いことが書ける人間ではない。人には向き不向き、得手不得手がある。私にライティングが向いているかどうかはまだ分からない。文章一つとっても、堅い文章から、おもしろネタまで、いろいろなジャンルがある。どんな種類の文章が自分に合っているのか、そんなことも考えながら、まずは書き続けてみて、それから向き不向き、合う合わないを考えてみるのもいいのではないだろうか。
まだ始めたばかりで結果が出てくるのはこれからだ。何回書いた? まだ数回だよね? 結果が出る前に諦めてしまうのはもったいない。
「結果が出始める直前が一番諦めやすい」
まさに私も同じ境地に陥っている。お金をいただくコンテンツにするにはまだまだほど遠く、ライティングゼミで習ったこともあまり活かせていないが、それでも今の自分にできることをやろうと思う。人の評価を気にしたり、Webに掲載されることに一喜一憂せず、まずは自分がやりたかった「自分の思いを届けること」をしっかりと書き綴っていこうと思う。
今、手元にある地図でしっかりと自分の現在地を見つめながら……。
***
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
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