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いま、男性に化粧が必要な5つの理由~もはや気にせざる負えない事情


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:綿引祐敏(ライティング・ゼミ集中コース)
 
 
「化粧なんて男には関係ない」
これは多くの男性が抱いている正直な気持ちだろう。
かつての自分もそうだった。いや、今でも少しはそう思っている。
 
だが、気づいてしまった。「化粧=ファンデや口紅」だけではないのだ。
肌を整える、清潔感を演出する、印象を設計する。これらすべてが広義の“化粧”に含まれる。
いわば、見た目の総合プロデュースだ。
 
そして今、男が化粧をしない理由より、する理由のほうが増えている。
もはや「気にしない」という選択肢は通用しない時代がやってきた。
 
理由①:「清潔感」は今やビジネスマナー
かつては「不潔でなければいい」とされていた男性の外見。
しかし今や「清潔に見える」ことが求められている。
肌のテカリ、くすみ、青ヒゲ。それらがほんのわずかでも相手の印象に影響を与える。
 
特に営業職やサービス業、面接やプレゼンの場では、肌や眉、髪型といった外見のディテールが信頼感を左右する。
もはや「やっておいたほうがいい」ではない。「やらないと損をする」時代。
化粧は、男性の社会的信頼を補強するマナーの一部になっている。
 
理由②:見た目が「戦略」になる時代
SNSやZoom会議、YouTube配信など、顔を出す場面が激増している。
しかもそれは、自分自身も頻繁に「自分の顔」を見るということを意味する。
 
画面越しに他人と並んだとき、自分の顔だけくすんでいたり、疲れて見えたりすると、妙に気になる。
逆に、肌の色が均一で、眉が整っていると、それだけで「画面映え」が変わる。
 
今や見た目は単なる外見の話ではない。
自己ブランディングの武器であり、コミュニケーションのツールでもある。
「どう見られるか」を自分で設計することが、ビジネスでも日常でも優位性を生む。
 
化粧が特別ではなく、インフルエンサーや俳優が「普通に」メイクしている。
私たちも時代の感覚をアップデートする必要がある。
 
 
理由③:「好印象」は努力でつくる時代
人の第一印象の55%は視覚情報と言われる。
つまり、言葉や能力よりも、まずは「見た目」で評価されてしまう。
 
肌が整っているか、眉が整っているか、唇に血色があるか。
こうした小さな差が、「感じのいい人」と「なんとなく冴えない人」との分かれ道になる。
 
かつては「何もしない自然体」が誠実とされていたが、今は違う。
清潔感や明るさは、偶然ではなく、工夫と努力によって作り出せる時代だ。
メイクとは、自分を偽ることではない。むしろ「本来の自分の良さを引き出す」ための道具である。
 
理由④:スキンケアと化粧で「自信」が生まれる
外見の手入れは、実は内面にも大きく作用する。
「肌の調子がいい」「今日の自分は整っている」と思えることは、その日一日のメンタルにもポジティブな影響を与える。
 
昨今、日々のオンライン会議やSNSで「自分の顔」と向き合う時間が圧倒的に増えている。
映った自分の顔が暗く、疲れて見えると、それだけでテンションが下がってしまう。
 
一方、肌が整っていたり、眉がきれいに整っていたりすると、たとえ仕事がハードでも「自分は大丈夫」と思える。
化粧やスキンケアは、単なる外見管理ではなく、自己肯定感を育てる日常のルーティンなのだ。
 
理由⑤:「男らしさ」の定義が変わった
これまでの「男らしさ」とは、無骨さ、無頓着、自然体というイメージだったかもしれない。
しかし今は、「自分を丁寧に扱える人」がスマートで魅力的とされる時代。
 
スキンケアや化粧に気を配る男性が、「軟弱」とされることはほとんどない。
それどころか、「清潔感がある」「知性がある」「洗練されている」とポジティブに評価される。
化粧によって自分を整えることで「男らしさ」に磨きがかかるのである。
 
 
■実践編:まず始めたい3つのケア
ここまで読んで「とはいえ、何から始めれば?」と思った方へ。
男性が無理なく始められて、効果を実感しやすい3つのケアを紹介したい。
 
①スキンケアの基本:化粧水+乳液+UVケア
肌を清潔に保ち、保湿し、紫外線から守る。
これだけで肌の調子は劇的に変わる。
 
②眉を整える
眉は顔の印象の「フレーム」とも言える。
いつのまにか「ぼさぼさ」になっている方も多いのではないだろうか。
眉を整えるだけで知的に、穏やかに見せられる。
 
③香りへの意識
リアルであう機会が重要になってきた現在、香りは印象を評価する重要な要素となっている。
汗や体臭をカバーする制汗スプレーなどによる最低限のにおいを抑えることはマストであるが、控えめな香水による演出など、過剰は禁物だが、「匂い」のマネジメントをぜひトライしていただきたい。
 
 
■おわりに:化粧とは「自分を好きになる」行為
「化粧は女のもの」という価値観は、もはや時代遅れだ。
「モテたい」でも「映えたい」でも「気分を上げたい」でも、動機はなんだっていい。
大切なのは、自分の外見をコントロールできるという自由を、自分のものにすること。
そしてそのプロセスを通じて、少しずつ自分を好きになっていくことを実現したい。
 
化粧は、自分を隠すための仮面ではない。
もはや、自分の魅力を引き出し、社会と前向きにつながるためのツールなのだ。
 
 
 
 
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2025-05-09 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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