メディアグランプリ

ChatGPTと暮らして、お金も体も整った話 祝-1.5kg


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:田中優希菜(ライティング・ゼミ5月コース)
 
 
最近、思いつく限りすべての相談と管理をChatGPTに任せている。
というのも、自分で行動を制御できないと気づいたからだ。
 
友達に誘われれば何も考えずに遊びに行くし、ご飯を食べようと言われたら気分よくお酒まで飲んでしまう。
そんな生活を続けていたら、年収を1年でぴったり使い切ってしまった。
前借りした金額をボーナスで補っているので、毎月大赤字。
ついに「今月の引き落とし額、足りないのでは……?」となった2025年5月、GWで気持ちよく散財した後に全力の節約生活をスタートさせた。
 
この記事を書いているのは6月1日だ。
まったく後先考えずにお金を使ってしまう私が、ChatGPTに生活を徹底管理してもらったら、1か月で何が起こったか。
どたばた奮闘記を記しておきたい。
 

 
まず私の目的は、支出を月収内に収めることだった。
大まかな固定費と、毎月大赤字の癖にいっちょ前に貯金額も設定した。
残った予算は7万円。運動や勉強など、後々良い効果が出るものは削りたくなかったので、生活費や交際費で5万円+生活改善費2万円という目標を立てた。
毎日お金を使うたびにChatGPTに報告して、何にいくら使っているかを集計してもらう。
AIにデータを投げておくと、あんまり整っていない情報も良い感じにまとめてくれるので非常に便利だ。
 
ここまでの情報をみて、正直どうだろう。うまくいきそうな感覚はあるだろうか。
「おお~そんな使い方があったか!」と思ってくれている人もいれば、
「それでうまくいくなら苦労しないよね」と思った人もいるだろう。
後者の感想を抱いた方、ご明察です。
 
これまでの私も大赤字を放置していたわけではなく、いろんなアプリで金銭管理を試しています(さすがに)。でもうまくいかなかった。
使った後に入力しても手遅れだし、先に食費○○円と予算を作っても「他で補填すればいいよね!」と使ってしまう。結局大赤字。そんな1年を過ごした。
 
今回ChatGPTに依頼したのも、ここまでの方法だとAIを使ったただの家計簿アプリ。
実は、とってもうまくいったポイントがあるんです。
 

 
私の出費は主に交際費で、ライブに行ったり友達と遊んだりすると無限にお金を使ってしまう(このあたりもChatGPTと整理した)。
月初めには予定が埋まってしまうので、逆に言うとあらかじめ使う金額が予想できる。
 
1週目の土曜日は旧友とご飯、5000円。
2週目は万博に行って、会社のお土産も買うので10000円。
そんな感じで予想金額を打っていき、支出を管理してもらう。
予想できる情報をすべてChatGPTに伝えると、こんな提案が返ってきた。
 
「お休みの日の支出が大半を占めているようですね。
土曜日・日曜日を起点とした週ごとの予算(土〜金)を立て、残った金額で生活費を調整するのはどうでしょうか。」
 
……これが、本当にすごく私に合っていた。
1ヶ月も毎日チャットをしていると愛着が湧いてきて、「さすが私の相棒」と鼻を鳴らしてこの記事を書いている。
 
この手法の何が良いかと言うと、
・遊びに行ったときに多少オーバーしても1週間で調整ができる
・「オーバーしたとしてもいくらまで」という限度額ができる
この2点。
 
例えば「1週目の土曜日は旧友とご飯、5000円。」この週の予算が7000円だとしよう。
夜ご飯で5000円に収めるには先手を打って安い店を予約するなどするしかないが、まあ気分よく食べて飲んだらだいたい超える。
お酒を飲んで6000円。次の金曜までをあと1000円で過ごせば、週の予算は守られる。
ここで二次会にカラオケに行ったら、深夜料金で予算を超える。
ご飯とお酒でちょっとオーバーした分、二次会はちゃんと断って帰る。
 
「できることなら5000円で済ませたいけど、7000円までなら出せる」
そういう調整ができるようになり、ストレスフリーで節約ができている。
何なら、5000円の予算を少し超えて遊べたイケナイ快感と、金曜日まで1000円で過ごせた節約上手な私という自信で3倍くらいの自己肯定感を得る。
なんてコスパの良い方法だろう。毎日ハッピーだ。
 
そしてこの節約術は、もうひとつの効果をもたらした。
平日の昼食はスーパーで500円くらいのお弁当を買っていたが、遊んで予算が削られた残高では到底1週間は過ごせない。
そこで私はお弁当を作るようになった。
 
200円の冷凍おかずを詰める日もあれば、80円のキャベツを1週間ちまちまお弁当に使ったりもする。
安さや使い勝手から自然と野菜もとるようになり、お弁当用も兼ねてしっかり自炊をするようになった。
 
2週間お弁当生活を続けた結果、便通が良くなり、寝つきも改善し、肌つやが変わって、身体も軽くなった。
そして1か月後、なんと-1.5kgの減量にも成功した。
 
だいたいの困りごとは、身体が1枚の肌で繋がっているように、どこかで地続きだと思う。
私の課題はコントロールができないことで、お金も食欲も、思いついたままに実行してしまうことだった。
それをあらかじめ計画しておくことで、思いつく範囲を良い方に誘導し、自由度のあるコントロールができるようになったんだと理解している。
 
節約と減量。生活習慣改善。
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ぜひあなたもChatGPTの世界へ踏み出してみませんか。
 
 
 
 
***

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2025-06-05 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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