メディアグランプリ

読書体験が僕の世界をひっくり返した話〜天狼院書店「インフィニティリーディング」で得た、新しい自分〜


*この記事は、「ハイパフォーマンス・ライティング」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【2025年6月開講】目標達成するための文章講座「ハイパフォーマンス・ライティング」〜たとえどんなに上手くとも、効果がなければ意味がない。〜

記事:大塚久(ハイパフォーマンス・ライティング6月コース)
 
 
毎日専門書を読んでいるのに、どこか物足りない。知識はどんどん増えるけど、まるで点が散らばっているだけで、その繋げ方が見えないまま過ごしていた。そんな日常に、僕は正直、行き詰まりを感じていた。
 
ある日、手に取ったのはレイ・カーツワイルの『シンギュラリティはより近く』。本を閉じたとき、衝撃で頭がクラクラした。

「人工知能が人間を超える? 加速度的なテクノロジーの進化? 一体これが僕のリハビリの仕事とどう繋がるんだ?」
 
僕は誰かと語り合いたかった。この刺激的な混乱を共有したかった。そんなとき目に飛び込んだのが、天狼院書店の「インフィニティリーディング」という不思議なフレーズだった。
 
正直、「AIを活用した究極の読書体験」なんて胡散臭いと疑った。でも、その向こう側に、新しい何かが待っている予感がした。
 
そして実際に参加したその日、僕の頭は強烈な問いの嵐に襲われた。
 
「テクノロジーの進化で歴史を6段階に分けるとしたら?」
「僕たちは今、そのどの段階にいるのか?」
 
問いが自分の中に眠っていた常識を揺さぶり、思考の枠がどんどん広がっていく。まるで望遠レンズで見るように、数十年から数百年、さらには数百万年先まで視野が拡張された。
 
AIとの対話も新鮮だった。最初は戸惑ったけれど、やがてそれは僕にとっての「知のパートナー」になった。優秀なリサーチャーが常に隣にいて、新しい切り口や関連情報を次々に提供してくれる感覚だった。
 
でも何より刺激的だったのは、同じ本を読んだ仲間たちの存在だった。同じ本なのに全然違う視点や問いを持っている人たち。一人で読んでいては絶対に見つからなかった洞察やアイデアが、まるで宝石のように輝きながらそこら中に転がっていた。
 
インフィニティリーディングのメリットの一つは集合知だ。同じ本を読んだ人たちが集まり、対話を通してより深い知識や洞察を得られる場だ。ただ正直、まだAIを使った読書を完全に活用できているのは、この会を主催する三浦さんだけで、僕らの読書より彼一人が得た知識や洞察の方が圧倒的だった。それを目の当たりにして、自分が取り残されているような錯覚を覚え、もっと学びを深めなければと強く感じた。
 
議論を重ねるうちに僕の中で大きな問いが生まれた。
 
「シンギュラリティが訪れたら、僕ら理学療法士の仕事はなくなるのだろうか?」
 
正直、怖くなった。
 
でも同時に別の考えも湧いてきた。
 
「いや、逆にこの時代だからこそ、僕らの役割はもっと重要になるのではないか?」
 
テクノロジーがどんなに発達しても、最後に人間がそれを活かし、自分の行動や習慣にできるかどうかという「人間らしさ」の問題は常に残る。その境界を埋めるのが僕らの役割なのだ。
 
その瞬間、ぼんやりしていた不安が明確な使命感へと変わった。
 
そして、僕の専門であるリハビリという領域もまた、「縮小するもの」ではなく「人間拡張のインターフェース」「テクノロジーと人間性を調整する倫理的なセーフティネット」としてはっきり見えるようになった。
 
AIがどれほど高度なプログラムを提供しても、それを現実に活かすには人間の力が必要だとAI自身も教えてくれた。NIBS(非侵襲的脳刺激法)、CBT(認知行動療法)、個別化された行動変容支援……これらが未来のリハビリを形づくる有機的なネットワークになる。
 
リハビリはただの身体機能回復じゃない。「身体-脳-社会」を横断し、人間とテクノロジーを調和させる重要な調整役になるんだと気づいたことで、日々の仕事に新しい意味と深みが生まれた。
 
そして僕は、この気づきを自分だけに留めておけなかった。誰かに伝えたくてたまらなくなった。情報をただ受け取るだけだった僕が、今や問いを立て、思考を整理し、人に伝え、議論を広げる「知のキュレーター」として生まれ変わっていた。
 
インフィニティリーディングは魔法ではなかった。でも確かに、自分の中に眠っていた問いや可能性を引き出し、新たな一歩を踏み出す勇気をくれた。
 
あの日、僕の世界はひっくり返った。
視野が広がり、価値観が深まり、新しい使命感が芽生えた。そして何より「学ぶこと」「問い続けること」の純粋な楽しさを取り戻すことができた。
 
もしあなたが、本を読みながら「もっと深く理解したい」「誰かとこの感動を分かち合いたい」「得た知識を現実にどう活かそうか」と感じたことがあるなら。
 
情報が氾濫するこの時代に、自分なりの確かな軸を持ちたいと願うなら。
 
「体験型の読書」こそ、きっと新しい扉を開く鍵になる。
 
少なくとも僕にとっては、そうだったから。
 
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【動画講座/2025年4〜6月】人生を変える、究極の読書体験「インフィニティ∞リーディング/INFINITY ∞ READING」TYPE P 4月課題本『ななつ星への道』5月課題本『シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき』6月課題本『STOIC 人生の教科書ストイシズム』


 
今後開催する読書会はこちら
 
 
 
 
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2025-07-15 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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