メディアグランプリ

「DEBU歴60余年」の私が、本当に変われたたった一冊の本~『肥満の科学』とインフィニティ読書の奇跡《インフィニティ∞リーディング体験記》


*この記事は、「ハイパフォーマンス・ライティング」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【2025年6月開講】目標達成するための文章講座「ハイパフォーマンス・ライティング」〜たとえどんなに上手くとも、効果がなければ意味がない。〜

記事:マダム・ジュバン(ハイパフォーマンス・ライティング6月コース)
 
 
「ダイエット=趣味」と言ってはばからなかった私が、60代でついに絶望しかけた時―― たった1冊の本が、すべてをひっくり返したのです。
 
あなたは、これまで何回ダイエットに挑戦したことがありますか? え? 私ですか? それはもう数知れず。もはやダイエット=趣味みたいなもんです。
それならさぞスリムなカラダかって? ふふ。自慢じゃないけど生まれてからずーーーーっとポッチャリ体型なんです。
いや夫曰く「ポッチャリはずうずうしい」そうで。はい。はっきり言って「DEBU」!
それも50代くらいから、ちょっとやそっとの運動やダイエットでは痩せなくなった。
代謝が悪いのでしょうが、いつのまにか背中には豚のロースのような脂肪がつき、お腹ときたら、憎らしいほどたっぷりと脂肪を蓄えているではありませんか。 まるでルノワールが描く裸婦のような、と言ってしまえば美しいのですが……。 悲しいかな、もはや「ウエスト」というものはどこを探しても見当たらず。
 
ダイエットが趣味の私ですから、挑戦してきたものは枚挙に暇(いとま)がございません。 糖質制限、断食、夜だけサラダ生活、耳つぼ、リンゴダイエット……そのたびにほんの数キロ痩せて、気を抜いたらリバウンド。お決まりのパターンです。
「結局、意志が弱いんだよね」 そう思って自分を責め、ある時はヤケになりケーキを貪ったり……。
 
でも、そんなある日、天狼院書店の読書体験プログラム「インフィニティ∞リーディング」で出会った一冊の本が私の考え方をガラリと変えてくれたのです。
本の名は、『肥満の科学』(リチャード・J・ジョンソン著)。
因みに「インフィニティ∞リーディング」とは「AIを活用した究極の読書体験」であり「どのように読み解けばいいのか? という『読書術』を学ぶ勉強会」でもあります。
医学用語も満載で私にはちょっと手強そうなこの本でしたが、三浦さん(天狼院書店店主)の超絶愉快なトークで読み解いてもらうことで、スルスルと頭に入ってきたのは驚きでした。
 
たとえば、あなたは「果糖」が肥満の主犯だと知っていましたか? 私はてっきり脂質やカロリーが悪者だと思っていたのですが、実は果糖(フルクトース)が肝臓で変化して、脂肪を蓄えやすくしてしまうとのこと。そして、体の中の「尿酸」がそのスイッチを押しているんです。
この仕組みを、著者は「サバイバル・スイッチ」と呼んでいます。 つまり、果糖を摂取することで、体が『飢餓に備えよ!』と誤解してしまう。飢えに備えるためにエネルギーを蓄積しようとして、脂肪をため込むスイッチが入ってしまうのです。
問題は、現代の私たちの食生活が、このスイッチを四六時中オンにしてしまっていること。甘いジュースやお菓子だけでなく、意外なところに潜んでいる果糖が、知らず知らずのうちに「太りやすい体」へと変えてしまっていた……。
 
ここまで読んで私は絶望的になりました。 だって私は毎朝、リンゴとニンジンを絞ったジュースを飲んでいたのです。リンゴはまさしく果糖!
ダイエットに良かれと毎朝摂っていたジュースで、脂肪をため込むスイッチを押し続けていたとは!!
私の頭の中で何かがガラガラと音を立てた気がしました。 私が太っていたのは、意志が弱かったからじゃなかったんだ―――!!
嬉しいような悲しいようなこの気持ちを胸に、私はさらに読み進めました。
 
『肥満の科学』は、肥満を「進化の遺産」として捉えています。飢餓の時代を生き抜くために、私たちの体は脂肪をため込みやすいように進化してきた。つまり、太るのは“正常な反応”だったのです。
とはいえ、「へぇ~そうなんだ」で終わっていたら、きっと私はまた同じ失敗を繰り返していたでしょう。 でも違ったのは、これを「インフィニティ∞リーディング」で読んだということ。
この読書体験、ただ読むだけではありません。読んで、考えて、まるで「本の中に飛び込む」ような時間がそこにあります。
現に健康診断でイエローカードをもらった三浦さんが熱量高く語る『肥満の科学』は、説得力がありました。
 
その過程で、「自分の食生活にどう生かせるか」「どんな習慣を変えるべきか」が自然と見えてきました。 あれ以来、私はリンゴをジュースにして飲むことをやめました。炭酸水と野菜スープが定番に。そして、何より「太るのは悪いことじゃない」という視点を持てたことで、自分を責めることがなくなったのです。
さらに、この「サバイバル・スイッチ」を切ることで 糖尿病や癌、アルツハイマーといった疾病リスクも減らせるとのこと。
正直60歳を過ぎた今、気になるのは見た目よりも健康。 こういった疾病からも遠ざかることができたのなら、これほど嬉しいことはありません。
私がルノワールの裸婦から卒業できる日もそう遠くないでしょう!
 
読書って、ただ知識を得るためのものだと思っていました。でも、「読むことで変われる」。そんな体験ができるのが天狼院の「インフィニティ∞リーディング」です。
もしあなたが今、「変わりたい」と少しでも思っているのなら―― その第一歩として、『肥満の科学』を手に取ってみてください。 そしてぜひ「インフィニティ∞リーディング」を体験してみてください。
次に変わるのは、あなたかもしれません。
 
▼『肥満の科学』を取り上げたインフィニティ∞リーディングはこちらからアーカイブ視聴をお申し込みいただけます。

【動画講座/2025年1〜3月】人生を変える、究極の読書体験「インフィニティ∞リーディング/INFINITY ∞ READING」TYPE W 2月課題本『Newton 不死のサイエンス』3月課題本『肥満の科学』


 
最新のインフィニティ∞リーディングは→こちら
 
 
 
 
***

この記事は、天狼院書店の目標達成するための文章講座「ハイパフォーマンス・ライティング」を受講した方が書いたものです。「ハイパフォーマンス・ライティング」では、執筆いただいた記事をフィードバックしてもらえます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店/天狼院書店の公式noteのマガジン「READING LIFE/天狼院読書クラブマガジン」にアップされます。

【2025年6月開講】目標達成するための文章講座「ハイパフォーマンス・ライティング」〜たとえどんなに上手くとも、効果がなければ意味がない。〜

お問い合わせ


■メールでのお問い合わせ:お問い合せフォーム

■各店舗へのお問い合わせ
*天狼院公式Facebookページでは様々な情報を配信しております。下のボックス内で「いいね!」をしていただくだけでイベント情報や記事更新の情報、Facebookページオリジナルコンテンツがご覧いただけるようになります。


■天狼院書店「天狼院カフェSHIBUYA」

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3F
TEL:03-6450-6261/FAX:03-6450-6262
営業時間:11:00〜21:00


■天狼院書店「福岡天狼院」

〒810-0021 福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠2階
TEL:092-518-7435/FAX:092-518-4149
営業時間:
平日 12:00〜22:00/土日祝 10:00〜22:00


■天狼院書店「京都天狼院」

〒605-0805 京都府京都市東山区博多町112-5
TEL:075-708-3930/FAX:075-708-3931
営業時間:10:00〜20:00

■天狼院書店「名古屋天狼院」

〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内3-5-14先 レイヤードヒサヤオオドオリパーク(ZONE1)
TEL:052-211-9791/FAX:052-211-9792
営業時間:10:00〜20:00

■天狼院書店「湘南天狼院」

〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸2-18-17 ENOTOKI 2F
TEL:0466-52-7387
営業時間:
平日(木曜定休日) 10:00〜18:00/土日祝 10:00~19:00



2025-07-21 | Posted in メディアグランプリ, 記事

関連記事