読書が苦手な私が“毎週読みたい”に変わった理由――AI×3種で変わる、未来型リーディング体験
*この記事は、「ハイパフォーマンス・ライティング」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
【2025年6月開講】目標達成するための文章講座「ハイパフォーマンス・ライティング」〜たとえどんなに上手くとも、効果がなければ意味がない。〜
記事:前田さやか(ハイパフォーマンス・ライティング6月コース)
私の中で、読書の革命が起きた。
だって想像もしなかったのだ。
本はAI読んでくれる。
本を読まなくても、読書会に行ける。
この講座を受けたら、「国語が苦手だった私も、読書ができる」と思えた。
正直に言うと、私はこれまで読書会にまったく縁がなかった。人前で感想を言うのも苦手だし、そもそも本を読むのが遅い。読むことにプレッシャーを感じてしまう私にとって、「読書会」はハードルが高すぎた。
そんな私が「インフィニティ∞リーディング」に出会ったのは、ちょっとした偶然だった。天狼院の講座の休憩中の出来事。
スタッフさんが声をかけてくれたのがきっかけだった。
「前田さん、読書クラブ会員なんですね。インフィニティ∞リーディングを無料で受けられますよ」
「え? インフィニティ∞リーディング? なんですかそれ?」
「AIを使って読む読書会です。本を読むのが苦手でも大丈夫ですよ」
その言葉に背中を押され、とりあえず3週先のゼミに申し込むことにした。だいぶ先の予定だったし、準備もできるだろうと思い課題の本を探した。
ところが、本をレジに持っていったとき、女性の店員さんがこう言った。
「インフィニティ∞リーディング、受けられるんですね。面白いですよ! 私、いつも車で聞いてます」
「え? 聞くだけ? 読むんじゃなくて?」
「はい。本は後から読んでもいいんです。三浦店主のお話を聞くだけで、本のエッセンスが入ってくるんですよ」
衝撃だった。
読むのがつらくても、聞けばいい?
本の内容を、耳から入れる?
読書ってそんな形でもよかったの?
そうして私は、まだ本も手元にないまま、3日後の配信を聴いてみた。
そして、革命は始まった。
AIを3種類も使いこなしながら、三浦店主が本の要点を掘り下げていく。Perplexity、ChatGPT、Gemini。AIがまとめた要点を、優しい声のスタッフが読み上げてくれる。それをベースに、店主が深掘りしていく。
ラジオ番組のような空気感の中で、ぐいぐい本の世界に引き込まれていった。しかも、話は読書にとどまらない。途中でマーケティングの極意まで語られた。
「人間ってね、死とか孤独から逃れたいんです。だからこそ、Netflixが流行るし、動画に人は時間を使う。『生・死・孤独』を忘れさせてくれるコンテンツに、人は価値を感じるんですよ」
あまりにも鋭くて、息をのんだ。自分自身、毎日が忙しくて、死ぬことなんて考えないようにしていた。大切なことから、目を背けていたんだ。
その日は『あっという間に人は死ぬから』というベストセラーがテーマだった。タイトル通り、「生・死・孤独」が深く掘り下げられていた。でも、それだけじゃなかった。
「未来はね、180歳まで生きられる時代が来るんですよ」
「80歳でもお肌ぴちぴち、そんな時代が本当にくる」
信じられないような言葉に、一瞬笑ってしまった。でも、三浦店主の語り口には不思議な説得力がある。AIを自在に操り、日々大量の知識を吸収している彼が言うと、ただの冗談ではなく、少し未来の現実のように聞こえる。
さらに驚いたのは、この本を三浦店主自身が「オーディオで聴いた」と明かした瞬間だった。
「僕ね、この本、耳で聴いてたんだよね」
「えっ、読むんじゃなくて、聴く? 本のプロフェッショナルである店主が?」
その事実は、私の中の“読書は読むもの”という固定観念を根底から揺るがした。
どこで、どうやって、どんなふうに本と向き合うか。その選択肢は今、劇的に広がっている。仕事帰りの車の中、洗濯物を干しながら、夜寝る前のわずかな時間。紙の本だけが読書ではないのだ。
「AIが本を読む。人が聴く。そして語る」——その構図は、従来の読書スタイルを覆すような発明だった。
講座内では、本の要約や感想にとどまらなかった。
店主がその本をどう実生活に生かしているのかという視点をくれることだった。「読んだ本を、どう自分の中で消化するか」。それこそが本当の読書なのかもしれない。
AIの使い方、マーケティングの考え方、健康の話。読書を軸に、話は人生そのものに広がっていった。本を読む、という行為が、生活の質そのものを変えていくことを実感した。
本の内容を聞くだけで、これからの生活の仕方まで見直せるきっかけがもらえるなんて、思いもしなかった。読書嫌いで国語が苦手な私にとって、これはまさに「革命」だった。
私はようやく気づいた。
読書とは、ただページをめくることではない。考えること。問い直すこと。そして、生き方を更新することだと。
本を読むのが遅くても、苦手でもいい。大切なのは、どう向き合うかだ。
そして読書嫌いな人に伝えたい。
「読書が苦手なら、インフィニティーリーディングを受けたらいいよ」と。
今では心からそう思っている。だってこんなに気楽に、こんなに楽しく受けられる読書会は他にない。
ラジオ番組のようなテンポと空気感で、気づけば次の配信が待ち遠しくなっている。
インフィニティ∞リーディング。
「日本一知的なのに楽しい未来型リーディングゼミ」
——私はそう呼びたい。だからこそ、私はこれからも毎週参加しようと思う。本と向き合うこの時間を、もっと楽しみながら。
***
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