メディアグランプリ

謎解きはSHIBUYAにある書店の舞台で。この夏、暑さを忘れられる体験を見逃すな!


*この記事は、「ハイパフォーマンス・ライティング」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【2025年6月開講】目標達成するための文章講座「ハイパフォーマンス・ライティング」〜たとえどんなに上手くとも、効果がなければ意味がない。〜

記事:前田さやか(ハイパフォーマンス・ライティング6月コース)
 
 
私はおかしくなったのだろうか?
 
背筋がゾワっとするのだ、
 
こんなにも外はうだるような暑さなのに。
 
だっていつもどこかで言われている気がするのだ。
 
あの言葉を。
 
やっぱり天狼院書店の考えていることは、いつも恐ろしい。
 
私は、あの言葉を聞いてから7月21日が楽しみで仕方ない。
正確に言えば「待ちきれない」
 
——いや、「怖いくらい楽しみ」なのだ。
 
きっかけは、天狼院書店が公開しているある動画。
 
そもそも「天狼院の演劇を見よう」なんて、私は全然思っていなかった。
 
だけど私が受けているハイパフォーマンスライティングの講座で、店主に言われてしまった。
 

《残り4席》【2025年6月開講】目標達成するための文章講座「ハイパフォーマンス・ライティング」〜たとえどんなに上手くとも、効果がなければ意味がない。〜

「百秘本物語のチケットを売る文章を書いて見ましょう」
 
すると受講生の方の声がチラッと聞こえてきた。
 
「脚本面白かったです!」と
 
それも興奮冷めやらぬ言葉で。
 
百秘本物語とは天狼院書店が7月17日から予定している舞台のことである。
 
チケットを売るからには、「どんな話なのか知らねば!」と私はショートムービーを再生した。
 
その瞬間から、私の夏は変わった。
 
ぼーっとしている時も、
トイレにいる時も、
お風呂で目を閉じている時でさえ、知らない男にどこからかささやかれるのだ。
 
「読了されましたでしょうか?」
怖いったらない!
 
背筋が凍る。
 
この感覚、まるで映画『エイリアン』を観た後のような感じ。誰かに見られている。どこかに何かが潜んでいる。
 
でも『CUBE』にも似ているかもしれない。閉じ込められて、人間がパニックに陥っていく緊張感。
 
ショートムービーだけだったのに。
 
妙に恐怖とワクワクが混じった、奇妙な高揚感に包まれた。
 
結果、そのまま何本か動画を見てしまった。私は、もはや「沼」に落ちていた。
 
私が見ていたのは、天狼院書店が作った、プロローグ動画だ。

(Instagram 天狼院のサイトより視聴可能↓)

これは『百秘本物語』は全5シリーズ・20本の動画から成る。
物語の前半を描く、ミステリー仕立ての短編映像作品だ。
 
動画をみると謎だらけ。
 
女子大学生たちが謎の空間に囚われている。
あたり一面、積み上がる本の中にいる。彼女たちは百秘本を読まされている。
「読了すれば解放する」と語る不気味な声。
 
百秘本とは、天狼院書店の看板商品だ。
黒いカバーに包まれ、内容も著者もタイトルも非公開の「秘密の本」だ。
選ぶ側も、開くまで中身がわからない。
このリアルな商品を題材にした物語は、次第に現実との境界を曖昧にしていく。
 
囚われた女子大生たちは一体誰なのか?
外で監視している謎の男は何者なのか?
なぜ本を読まされているのか?
解放されるのは一体誰?
 
動画では、答えは明かされない。
それもそのはず。真相は、書店である劇場で明かされるのだから。
 
そう、この物語は“劇場版”で完結するのだ。
 
 
本作は2014年から演劇公演を手掛ける、劇団天狼院がお送りする、演劇公演『劇場版 百秘本物語』だ。
書店が演劇をやるなんて、前代未聞の試みだ。
しかも映画と演劇を融合させた構成らしい。
 
まず動画の総集編+新作映像による「映画版」を上映。
 
その結末を舞台上で「演劇版」として完結させる。
 
一つの物語を、スクリーンと舞台の両方で体験するなんて、欲張りすぎじゃないか!
 
 
しかも、出演者がすごい。
私は勝手に三浦店主が「可愛い大学生を渋谷でスカウトしたのかな」と思っていた。
 
 
全然違った。
 
ごめんなさい!
 
なんと主演のひとりは、元AKB48の下口ひななさん。
今や舞台や映像作品で活躍する実力派女優だ。
 
 
もう一人は、ホリプロ・インターナショナル所属の藤咲めぐみさん。
洗練された表情とセリフ回しに、一瞬で引き込まれる。
 
 
そして謎の男を演じるのが、天狼院書店のスタッフでもあり、
長年舞台で演じてきた実力派俳優石綿大夢さん。大学から演劇の世界で長年勉強されているプロである。
 
 
さらには、ショートムービー版から続投の悠木紫真さんが、作品のキーを握る存在として登場する。彼女の言葉がより、ミステリー感を引き出してくれている。
 
そして脚本・演出は、天狼院書店の店主であり、これまで無数の本を読み尽くし、「本の体験」を探求してきた三浦崇典氏が手がける。
 
 
彼はラジオ番組でこう言った。
「この着想は、AIが描いた絵からだったんです。これ、面白いって思って。実際にそのイメージ通りのセットを、書店に作っちゃったんですよ」
 
人間がAIに指示してものを作らせる時代に、AIが生んだイメージを人間が現実に再現するという逆転の構図。
それを、本屋が本気でやっている。
この狂気じみた熱量に、心をつかまれずにはいられない。
 
そして気になるお値段だ。
 
映画+演劇の二本立てで、なんと3,850円(税込)らしい。
映画なら通常2,000円、演劇なら5,000円以上が一般的。
それがセットでこの価格。
 
しかも、参加者には豪華特典が……!
 
インフィニティ∞リーディングなる3,850円分の読書イベント参加券までついてくる。AIを駆使した未来型読書会のチケットが付いてくるなんて。
 
お得すぎて、正直ちょっと心配になるレベル。
 
(インフィニティ∞リーディングについてはこちら
 
公演のチケットは天狼院書店の公式ホームページから購入可能。
 
各会場とも座席数は50席限定。

『劇場版 百秘本物語』詳細&チケット購入ページ《豪華特典付き》

早めの予約がおすすめだ。
 
 
おっと。
 
大事なことを言い忘れた。
 
実は東京だけじゃない。
7月21日には、名古屋・京都・福岡の天狼院書店でもライブビューイングが実施される。
まさに、全国同時ミステリーナイトだ。
 
私は名古屋から参加予定。
暑い夏に、ゾクッとする体験を。
それでいて、本気の演劇を。
 
この夏、ミステリーで暑さを吹き飛ばしてみないか?
まずはInstagramで『百秘本物語』の動画を1本だけ見てほしい。
気づいたら2本目、3本目……と、あなたも“読了”の声が頭から離れなくなるはずだ。
 
そしてきっと、本番が待ちきれなくなる。
 
 
念の為再度お伝えを。
 
詳細情報とチケット購入購入は下記よりどうぞ↓

『劇場版 百秘本物語』詳細&チケット購入ページ《豪華特典付き》


 
 
 
 
***

この記事は、天狼院書店の目標達成するための文章講座「ハイパフォーマンス・ライティング」を受講した方が書いたものです。「ハイパフォーマンス・ライティング」では、執筆いただいた記事をフィードバックしてもらえます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店/天狼院書店の公式noteのマガジン「READING LIFE/天狼院読書クラブマガジン」にアップされます。

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2025-07-15 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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