『劇場版百秘本物語』〜本×映画×演劇×AIが織りなす、日本初の没入型体験〜
*この記事は、「ハイパフォーマンス・ライティング」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
【2025年6月開講】目標達成するための文章講座「ハイパフォーマンス・ライティング」〜たとえどんなに上手くとも、効果がなければ意味がない。〜
記事:山岡達也(ハイパフォーマンス・ライティング6月コース)
「読了されましたでしょうか?」
薄暗い部屋の中、震える声でそう問いかけられたとき、あなたは何を感じるでしょうか。その言葉が単なる確認ではなく、生死を分ける審判の言葉だとしたら——。
■ 4日間限定の特別な物語体験
2025年7月17日から始まる4日間、東京・渋谷に現れる特別な空間で、あなたはかつてない物語体験の目撃者となります。天狼院カフェSHIBUYAが、この期間だけ異質な劇場へと変貌を遂げ、本と映画と演劇、そして最先端のAI技術が融合した、日本初の革新的エンターテインメント『劇場版百秘本物語』の舞台となるのです。
■ 衝撃の物語設定 〜密室に囚われた4人の女子大生〜
物語は、想像を絶する状況から始まります。天井まで本がうず高く積み上げられた密室——まるで知識の迷宮のような空間に、突如として拉致監禁された4人の女子大学生たち。彼女たちは互いに面識もなく、なぜ自分たちがこのような状況に置かれているのか、まったく理解できません。恐怖と混乱の中、彼女たちに告げられた唯一の脱出条件は、実に奇妙なものでした。
「小説を読了して、質問に答えて、課題をクリアすること」
課題をクリアできれば解放される——そう告げられた彼女たちは、生き延びるために必死で本のページをめくり始めます。しかし、なぜ読書が脱出の条件なのか?なぜ自分たちが選ばれたのか?そして、姿を見せない犯人の真の目的は何なのか?謎は深まるばかりです。
■ 物語の核心「ナラティブ・トランスポーテーション」
この作品で特に注目すべきは、「ナラティブ・トランスポーテーション」という概念が物語の核心に据えられている点です。これは、物語の登場人物に深く感情移入し、まるで自分がその世界にいるかのような没入感を体験する能力のこと。囚われた女子大生たちは、与えられた本を読み進めながら、時に共感し、時に憤り、時に自身の過去と向き合うことになります。
例えば、作中に登場するエピソードの一つに、キティちゃんの絆創膏をめぐる衝撃的な展開があります。一見すると優しさや思いやりの象徴に見えるこの小さなアイテムが、実は人を支配し、操るための「魔法の道具」として機能していたという真実が明らかになるとき、観客は自分たちが当たり前だと思っていた価値観さえも揺さぶられることになるでしょう。
そして物語が進むにつれ、ある不穏な事件が浮かび上がってきます。一見すると読書とは無関係に思えるその事件が、実は全ての謎を解く鍵となり、やがて観客を震え上がらせる衝撃の結末へと収束していくのです。
■ 革新的な二部構成 〜映画から演劇へのシームレスな展開〜
本作最大の革新性は、映画と演劇を連続して鑑賞することで一つの物語が完結するという、他に類を見ない構成にあります。
映画パートでは、これまで公開されてきたショートムービーシリーズを再編集・統合した映像作品が上映されます。ここで初めて、物語の全貌が明らかになり、それまで謎に包まれていた犯人の正体も判明します。映像ならではの演出技法を駆使し、密室の閉塞感や登場人物たちの心理的圧迫感が、観客の心に直接訴えかけてきます。
そして映画が終わると、60分の休憩を挟んで、目の前の舞台で演劇パートが始まります。70分にわたる生の舞台では、映画では描ききれなかった人物たちの内面や、事件の真相がさらに深く掘り下げられ、物語は真のクライマックスへと向かいます。映像から舞台へとシームレスに続く物語展開は、観客を途切れることのない緊張感の中に置き、現実とフィクションの境界が曖昧になるような、圧倒的な没入体験を提供します。
■ 本に囲まれた特別な劇場空間
会場となる天狼院カフェSHIBUYAは、普段はブックカフェとして多くの本好きに愛されている空間です。「本だけではなくその先の体験まで届ける」という理念を掲げる天狼院書店が、自らの店舗を舞台装置として活用するという、まさに「次世代の書店」ならではの挑戦的な試み。物語のテーマが「本」と「読書」であることから、実際に本に囲まれた書店という空間そのものが作品世界の延長となり、観客は劇場に足を踏み入れた瞬間から、すでに物語の一部になったような感覚を味わうことができます。
デジタル化が進む現代において、「生」で繰り広げられる演劇の価値は計り知れません。俳優たちの息遣い、汗、そして観客との間に生まれる緊張感——これらは決してスクリーン越しでは体験できない、劇場でしか味わえない特別な瞬間です。しかも各回50名という限られた座席数により、まるでプライベートな上演会のような親密な雰囲気の中で、物語世界に深く没入することができるのです。
■ 日替わりアフタートークで作品世界を深掘り
さらに本編終了後には、作品をより深く理解し楽しむための特別なアフタートークイベントが日替わりで開催されます。6種類の異なるテーマが用意されており、AI技術の専門家を招いた回では、作品に登場するAIと読書の関係について専門的な視点から解説が聞けます。また、キャストやスタッフが登壇する回では、制作の裏側や演技の工夫、作品に込められた想いなど、ここでしか聞けない貴重な話が満載です。初日と千秋楽には、このプロジェクトを企画した天狼院書店代表の三浦崇典氏が登壇し、作品に込めた熱い想いを直接聞くことができます。
■ 天狼院名物「百秘本」との連動
『劇場版百秘本物語』の背景には、天狼院書店が培ってきた「百秘本」という独特な企画があります。タイトルが秘密、返品不可、内容を他人に話してはいけないという3つの厳格なルールのもとで販売される「百秘本」は、読書に秘密とミステリーの要素を加えることで、本を読むという行為そのものをスリリングな体験へと変貌させてきました。
本公演では、この「百秘本」が物語の重要な要素として組み込まれており、観客は登場人物たちが体験する「読書のスリル」を共有することができます。さらに、公演に関連したグッズとして実際の「百秘本」を購入することも可能です。この特別な本には、映画では語られなかった「百の秘密」の一部や、物語をより深く理解するための特別なヒントが隠されている可能性があり、所有すること自体が知的探求心や優越感を刺激する、まさに「究極のパッケージ」となっています。
映画の中で、囚われた女子大生たちはそれぞれ4作品の小説を読むことを強いられますが、観客の皆様も同じ体験に挑戦することができます。公演終了後、会場の店頭に並ぶ百秘本をお買い求めいただき、この夏、4冊一気読みにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。きっと、映画や演劇で体験した感動が、さらに深い次元で蘇ってくることでしょう。
■ AI×読書の最先端プログラム「インフィニティー∞リーディング」
そして、本作は単なるエンターテインメント作品に留まりません。AI(人工知能)とCI(集合知)を掛け合わせ、読書と学びの可能性を無限大に広げる「インフィニティー∞リーディング」という革新的な読書体験プログラムと連動しているのです。ChatGPTをはじめとした言語生成AIを「究極の家庭教師」として活用し、多くの参加者が同じ本を同じ時間に読むことで、予測不能な「集合知」が発動します。
この画期的なシステムにより、参加者は一人では決して到達できないレベルの深い洞察や新たな発見を得ることができ、従来の読書体験を飛躍的に向上させることが可能になります。まさに、21世紀の読書の在り方を提示する、最先端のプログラムと言えるでしょう。
■ チケット購入者限定!豪華特典
『劇場版百秘本物語』のチケット購入者全員に、通常3,850円の「インフィニティー∞リーディング」への無料招待という豪華特典が用意されています。8月末までの好きな回に参加できるこの特典は、単なる作品鑑賞に留まらず、読書を中心とした新しいライフスタイルを提案する、天狼院書店ならではの画期的な試みです。
■ 全国から参加可能!オンライン配信&パブリックビューイング
遠方にお住まいの方や、都合で会場にお越しいただけない方は、この素敵なイベントに参加できないのでしょうか。ご安心ください。全公演のオンライン生配信およびアーカイブ動画配信も用意されています。劇場の臨場感をできる限り再現した高品質な配信により、日本全国、そして世界中どこからでもこの特別な体験に参加することが可能です。
さらに、最終日7月21日(月・祝)夜の千秋楽公演については、名古屋・京都・福岡の天狼院書店各店で大型スクリーンによるパブリックビューイングが開催されます。各店定員40名の特別な空間で、同じ時間に同じ感動を共有できる貴重な機会です。オンライン視聴者向けには、限定特典も用意されており、距離を超えて作品世界に参加できる工夫が凝らされています。
■ 唯一無二のエンターテインメント体験
『劇場版百秘本物語』は、単なる演劇でも映画でもない、「本×映画×演劇×AI」が融合した唯一無二のエンターテインメント体験です。一度の公演で映像作品のスリルと舞台劇のライブ感を同時に味わえ、さらに物語の謎を自ら推理しながら参加できるインタラクティブな面白さも備えています。
この夏、たった4日間だけ現れる特別な物語空間。そこでは、あなたがこれまでに体験したことのない、新しい形の感動と興奮が待っています。「読了」という言葉が持つ本当の意味、そしてその先に待つ驚愕の真実を、ぜひあなた自身の目で確かめてください。
知的好奇心を刺激され、感情を揺さぶられ、そして最後には深い感動に包まれる——そんな特別な体験が、あなたを待っています。日常から少し離れて、本と物語が織りなす非日常の世界へ、勇気を持って一歩踏み出してみませんか。
■ チケット情報&購入方法
これだけの充実した内容のイベント、気になるチケットのお値段はいくらでしょうか。映画、演劇、アフタートークイベント、すべて合わせてお値段は、一律3,850円(税込)という良心的な価格設定となっています。この料金には、前述の「インフィニティー∞リーディング」への無料招待という特典が含まれていることを考えると、実質的に倍の価値があるまさに破格の設定と言えるでしょう。現地でご参加の皆様には、チケットの他に1ドリンクのオーダーもお願いしています。お好みのドリンクをそばに、エキサイティングなイベントを楽しんでください。
チケットは天狼院書店の公式サイトからオンラインで簡単に購入できます。各回50名という限られた座席数であり、特に週末公演は早期完売が予想されます。この貴重な機会を逃さないよう、今すぐアクセスして、あなたの席を確保してください。
■ この夏、新たな自分と出会う旅へ
さあ、あなたの知的好奇心を解き放ち、新たな自分と出会う旅に出かけましょう。『劇場版百秘本物語』で、この夏最高の物語体験があなたを待っています。
■ 公演情報
『劇場版百秘本物語』
● 日時:2025年7月17日(木)〜21日(月・祝)全6公演
● 会場:天狼院カフェSHIBUYA
● 定員:各回50名限定
● 料金:3,850円(税込)※インフィニティー∞リーディング無料招待付き
チケット購入・詳細情報:
天狼院書店公式サイト:〔こちら〕
AI読書会〈インフィニティー∞リーディング〉:〔こちら〕
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この記事は、天狼院書店の目標達成するための文章講座「ハイパフォーマンス・ライティング」を受講した方が書いたものです。「ハイパフォーマンス・ライティング」では、執筆いただいた記事をフィードバックしてもらえます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店/天狼院書店の公式noteのマガジン「READING LIFE/天狼院読書クラブマガジン」にアップされます。
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