これは、ハゲが書いた物語。 ーーあぁ もう!めっちゃ悔しいわ!
*この記事は、「ハイパフォーマンス・ライティング」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
【2025年6月開講】目標達成するための文章講座「ハイパフォーマンス・ライティング」〜たとえどんなに上手くとも、効果がなければ意味がない。〜
記事:ほり(ハイパフォーマンス・ライティング6月コース)
うちの社長、三浦崇典はハゲている!!!
紛れもなくハゲている。これはもう、議論の余地もない事実だ。
天狼院書店店主:三浦崇典
そんな彼が、女心を語り、小説を書き、非現実な世界を描いている。
正直、かつての私は「そんなの、面白いわけない」と決めつけていた。
福岡店のスタッフが言っていた。
「ハゲたお坊さんみたいな社長」と。たしかにそうだ……。
私はそれまで思っていなかったです(保険)
だけど、私は心のどこかでずっと思っていた。
「社長の描く世界なんて、面白いわけがない!」
私は負けず嫌いだ。社長にすら負けたくなかった。
天狼院に来たからには、いつか自分の企画で物語で、社長を、そしてお客様をアッと言わせたかった。
どこかで「自分が描く世界の方が、絶対に面白い」と信じていた。
……でも、それが変わった。音を立てて、崩れ去った。
ある日、出勤すると「百秘本物語」のショートムービーが流れてきた。
少女たちが不可思議な空間に閉じ込められ、本を読むことを課される。
「読了されましたでしょうか?」という声。
一気に見ることができず、もやもやする。
一度見たら最後、続きが気になって仕方なくなる。
まるで、禁断の扉を開けてしまったような、そんな感覚。
まあでも、正直、映像だけなら「ふーん、ちょっと面白いかも?」くらいにしか思わなかった。
私は天狼院のスタッフとして、誰よりもこのシリーズを見たと思う。
そして、『劇場版 百秘本物語』の脚本が上がった時、私はおそらく社長をのぞいて1番に脚本を読んだ。
「ほらね、やっぱり面白くないじゃん。こんなの売れるわけないよ」
そう言って、笑ってやるはずだった。
……くやしい。
……面白い!!!!
あの社長が、あのハゲが(言い方)、こんなにもスリリングで、繊細で、構成の巧妙な物語を描いていたなんて。
社長にはそのまま伝えた。
「社長! 社長ってこんな面白いの、書けるんですね! 面白いです!」
しかも、私には全て見つけられないくらいに仕掛けがあった。
ハゲが、ドヤ顔で言う。
「これ、わかった?」
「ここ、こうなっていくんだよ」
……悔しい。マジでわからなかった。
しかもそれは、ただ面白い物語というだけじゃない。その先につながっていく。
天狼院書店で演劇をする。
映画、演劇なんてどこでもできる。でも、この空間でやる理由。
本の先にある体験を提供する=本の先に演劇があって、演劇の先にある広すぎる世界を思い描いての脚本だった。
あーなんかめっちゃ悔しいわ。
“読んでないくせに苦手”だった私は、いつの間にか“観ずにはいられないファン”になっていた。
天狼院書店はただの本屋ではない。
本を売るだけでなく、写真、映画、演劇、編集、ライティング、マーケティング、そしてAI……クリエイティブに関わる全ての分野で、表現の最前線を走っている。
「劇場版 百秘本物語」は、まさにその全てが融合した作品だ。
映像だけでも、演劇だけでも表現できない、唯一無二の世界観がここにはある。
物語を“観る”だけでは終われない。観客をも“表現する側”に引き寄せるような、そんな不思議な力がある。
この舞台は、読書体験から生まれた。
表紙とタイトルを隠して売られる『百秘本』
──何が書かれているのかも知らずに、本を読む。
その中から生まれた20本の短編映像、そこに続く劇場版。
舞台で描かれるのは、少女たちの“その後”だ。
なぜ本を読まされたのか、誰が仕掛けたのか、映像で描かれなかった謎の「解決編」が明かされる。
そして、観客であるあなたにも「問い」が残される。
あなたなら、どんな物語を選ぶのか?
どんな世界を描くのか?
ハゲ……、三浦社長は、すべてを「表現」の現場に変えてしまう。
観る人も、いつのまにか「描く側」になってしまう。
それが、天狼院書店の魔法だと思う。
⚫︎ 上演期間:2025年7月17日(木)~21日(月·祝)※19日(土)は休演
⚫︎ 会場:天狼院カフェSHIBUYA(渋谷・MIYASHITA PARK内)
※千秋楽は京都·名古屋·福岡でサテライト上映、オンライン配信あり
▼詳細·お申し込み
⚫︎ 今だけの特典:
・AI読書会 無料ご招待(3,850円分)
※お好きな回をお選びいただけます!話題の映画『国宝』も!
・ドリンククーポン(会員さま限定)
・日替わりの豪華アフタートーク(三浦社長が“クリエイティブ”を語る回は必見!)
【アフターイベント開催決定】
毎公演後、アフターイベントを開催いたします!
▼ラインナップはこちらをチェック▼
劇場版百秘本物語、公開記念!
出演者・関係者によるアフタートークイベント
①17(木)夜の回:「映画は AI でどこまで作れるのか?──生成 AI×動画の最前線」
ゲスト/Norihiko(映像クリエイター)、三浦崇典(天狼院書店店主)、他出演者②18(金)夜の回:「生成 AI で“物語”をつくるということ──映像と小説のあいだ」
ゲスト/Norihiko(映像クリエイター)、他出演者③20(日)朝の回:「悠木紫真さん、メイントーク!」
ゲスト/悠木紫真さん、他出演者④20(日)夜の回:「下口ひななさん、勝手に生誕後夜祭!」
ゲスト/下口ひななさん、他出演者⑤21(月祝)朝の回:「藤咲めぐみさん、メイントーク!」
ゲスト/藤咲めぐみさん、他出演者⑥21(月祝)夜の回:「百秘本が生まれるまで──ゼロから世界を立ち上げるということ」
ゲスト/三浦崇典(天狼院書店店主)、他出演者
ぜひご来場をお待ちしております!
『劇場版 百秘本物語』詳細&チケット購入ページ
今回の舞台は、ただ観るだけの演劇ではない。“物語の続きを、舞台で読む”。
そんな、他では絶対に味わえない特別な体験が待っています。
観てください。笑ってしまうかもしれません。泣いてしまうかもしれません。
でも、きっと、あなたも“次の物語”を描きたくなるはずです。
もしかしたら、次に物語を紡ぐのは、あなた自身かもしれない。
天狼院書店は、そんな可能性に満ちた場所なんです。
さあ、あなたも「百秘本物語」の世界へ飛び込んでみませんか?
***
この記事は、天狼院書店の目標達成するための文章講座「ハイパフォーマンス・ライティング」を受講した方が書いたものです。「ハイパフォーマンス・ライティング」では、執筆いただいた記事をフィードバックしてもらえます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店/天狼院書店の公式noteのマガジン「READING LIFE/天狼院読書クラブマガジン」にアップされます。
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〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3F
TEL:03-6450-6261/FAX:03-6450-6262
営業時間:11:00〜21:00
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