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2000連勤店主はルンバだった!?インフィニティ∞リーディングで学ぶ休養学 ≪インフィニティ∞リーディング体験記≫


*この記事は、「ハイパフォーマンス・ライティング」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

記事:前田 さやか(ハイパフォーマンス・ライティング6月コース)

 

① 2000連勤!? 充電する店主に驚愕

「ありえない!」

思わず声が出た。

2000日ものあいだ一日も休まず働き続けた人がいるというのだ。

しかも病気ひとつせずに、である。

その秘密を聞けば、まるでロボット掃除機・ルンバのような生活をしているらしい。「自動的に充電していた」と店主は笑う。

本能的に自分を充電できるなんて。

私もそんなふうになりたいものだ。

実はこの驚くべき店主の話は、私が参加している天狼院書店の「インフィニティ∞リーディング」という読書会で飛び出した。インフィニティ∞リーディングは天狼院書店が毎週水曜に開催する未来型読書会だ。

店主(三浦さん)が3つのAIを巧みに使いこなし、一冊の本を深読みしていく。私は配信動画を車で“ながら聴き”しつつ参加している。

いつか渋谷店に行って、店主に直接質問するのが密かな夢だ。

インフィニティ∞リーディングに、私がハマった理由がある。

本を読まずとも参加できちゃうのだ。

読んでくれるのはAI。

気楽に参加できるスタイルが、天狼院っぽい“いい意味での裏切り”だ。

 

② 本屋なのに本を信用しない!?批判的読書のススメ

インフィニティ∞リーディング最大の魅力は、店主の衝撃発言の連発だ。

今回も強烈だった。

「本屋なんだけど、本を信用してないんだよ」と突然言い放ったのだ。

「この本、もう一歩踏み込んで欲しかったんだよなあ」と続ける。

本屋なのに本を信用していない?

耳を疑う私。

新人スタッフも「そうなんですか!? 何が物足りないんですか?」

と驚いていた。

店主いわく、「批判的に読むってすごく大事なんだよ。一冊の本からたとえ1行でも何か得られるものがあればそれで十分。全部を鵜呑みにするのは良くないから」とのこと。

なるほど、一理ある。

昨今はSNSにフェイクニュースも溢れている。私自身、人の言うことをすぐ信用しがちな性格で、間違いなく騙されやすい。だから「すぐには信用しない」姿勢は、読書でも日常生活でも大切だとハッとさせられた。

 

③ 2000連勤の秘密――「休まない休養」の極意

衝撃発言は続く。

「僕さあ、2000連勤したんだよ。でも体壊さなかったから」

と店主はさらりと言う。

「10連勤くらいで大変だとか言ってる若い子たちいるけど、全然僕には及ばないよ」

と笑っていた。

2000日連続勤務は想像を絶する数字だ。

私なんて、仕事のストレスで一度メンタルを壊した経験がある。今は無理を避け休養を増やしているが、それでも慢性的な疲労感が抜けない。

そんな中、課題本『休養学』(片野秀樹著)のAI要約レポートが読み上げられた。疲労する前に休むのが、疲労を溜めない極意らしい。

すると店主はすかさず言う。

「そうなんだよねえ。僕、昼寝するんだよ。絶対。充電が切れる前に充電してたんだな」と語る。

まさに“ルンバ”ではないか!?

私は正反対だ。

ヘトヘトになるまで働いていた。

同じルンバでも充電スポットに帰れず、力尽きるタイプである。

常に余力を残して小まめに“充電”する——それが店主の元気の秘訣だった。

さらに天狼院の“ルンバ店主”はメンテナンスも欠かさない。

「あと、“てもみん”にも前通ってたんだよ。人との触れ合いも大事なんだよなあ」と教えてくれた。プロのマッサージで体をほぐしつつ、人と接することで心もリフレッシュしていたのだ。

店主は本を読まずとも休養法を実践していたことになる。

さらに本の核心へ踏み込んでいく。

「究極の休養学は、休養しない学じゃない?」

スタッフは「えっ、休養しないですか?」と戸惑った。

「つまり仕事しながら休養を取り入れるのが究極なんだよ」というのだ。

実際、本書『休養学』でも休養は“休むこと”だけではないと強調されている。著者の片野氏は休養を従来の「寝ること」と同一視せず、7つのタイプに分類して解説している。

運動や家族・友人との会話、ペットとの触れ合いも立派な“休養”になり得るそうだ。

店主はまた面白い過去の体験談を話してくれた。

「子供の頃、親と志村けんの番組を見てたもんね。バカ殿ってやつ。今はスマホをそれぞれが眺めちゃっているね。家族と過ごす時間が減っちゃってるよ」

なるほど。

家族との会話が減り、人は休養を取らなくなったのだ。

特に家族との時間の共有は、欧米でとても大切にされている週末の過ごし方だ。日本人が疲れている理由が見えてきた。

今我々に必要なのは、スマホではない。

家族と過ごす時間なのだ!

読書会ではAIが実力を発揮する。

7つ休養タイプを、表にして提示してくれた。

著者は色々な休養を組み合わせることで、疲労回復効果は2倍、3倍にも高まるという。

店主が2000連勤という離れ業をやってのけた理由が、私には見えてきた。

“複合的な休養”があったに違いない。

実際、昼寝+マッサージ+映画と複数の休養を日常に取り入れ、疲れを溜めない工夫をしていたのだ。

店主は、また吹き出すような話を次々と繰り出してきた。

「最近さクレーンゲームにハマって、人形取りまくってたの。ドーパミンを出す役割があったんだよね」

これも休養の一環だったのだ。

 

④ 『休養学』の7つのタイプと店主の実践例

著者は休養を7つのタイプに分類していた。三浦店主の実践例を私なりにまとめてみた。

1. 生理的休養(休息タイプ)
 睡眠や静かに横になること。店主→昼寝がこれに当たる。

2. 生理的休養(運動タイプ)
 軽い運動や入浴で血行促進。店主→保育園までの徒歩を欠かせない。

3. 生理的休養(栄養タイプ)
 食事の質を整え、エネルギー源を安定供給。店主→ダイエット中でバランスのいい食事を心がけている。

4. 心理的休養(親交タイプ)
 家族や友人との会話。店主→息子さんとの時間を大事にしている。

5. 心理的休養(娯楽タイプ)
 趣味や遊びで気分転換。店主→クレーンゲームや映画。

6. 心理的休養(造形・想像タイプ)
 創作活動や空想に没頭。店主→天狼院の秘めフォトや演劇企画、作家活動。

7. 社会的休養(転換タイプ)
 環境を変えることでリフレッシュ。店主→全国の店舗を飛び回っている

店主がシンプルにまとめた。

「家族と欲望を大事にしたら、サイコーってことだね」

本屋の枠に収まらず、自分の欲望を次々と形にし、家族との時間も確保する。これこそが、2000連勤でも倒れない秘訣だった。

 

⑤ 付録AIレポートで広がる未来型読書体験

インフィニティ∞リーディングに参加すると、毎回新たな発見がある。

私の新たな出会いは付録のAIレポートだ。

実は参加者全員に、店主がAIに指示して作成したDeep Researchレポート(AIがまとめた詳細レポート)が配布される。

私もこれまでは音声を聴くだけで満足していた。

レポートを読まずにいたのだが、今回初めて付録を開いてみて驚いた。

本を読まずとも内容が凝縮されている。

しかも難解な理論をAIがわかりやすく整理してくれている。

未読でもすっと頭に入るレポートだった。

これまで宝の山を眠らせていた自分を、思わず悔やんだ。

今回のインフィニティ∞リーディングも店主とAIが織りなす、想像以上の読書体験であった。

日常を生きやすくするヒントをもらえた気がする。

動画を聴き終えて思った。

「よし! “自動充電の達人”になるぞ」

私も疲れ知らずの充電ライフを身に付けたくなっていた。

あなたも“先に充電”を少しだけ取り入れてはどうか?

きっと明日の自分がラクになるはずだ。

《終わり》

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2025-08-28 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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