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居心地の悪さと感情の揺れ、その先に見えたものとは? -これからと、来年と、絶対麗度について、改めて考えたこと-


*この記事は、「絶対麗度ライティング」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

絶対麗度ビューティー・レコーディング・ラボ

 
記事:mAyumi(絶対麗度ライティング)
 
絶対麗度、自分が決める、絶対的な美しさ。
それぞれが、自身で自由に定義していいとされている。
結婚、恋愛に絡めた絶対麗度ではない人も、自分らしさを大切にし、
その人ならではの美しさや輝きを放つと、恋愛、結婚に発展しやすく、
その方向に向くのはごく自然なことであると思う。
主催者側の事業として、結婚相談所が確立されているし、大手法人と連携もしている。
毎週、各地で開催されている、自分史上最高にセクシーな1枚を撮る、フォトサービス
「秘めフォト」
その効果も相まって、今まで、自分では気づかなかった、秘められた魅力が開花し、
撮影の回を重ねるごとに、その人にしか出せない、美しさや輝きに更に磨きがかかる。
秘めフォト参加時に、彼氏や旦那さんから進められて来られたという方、
彼氏、旦那さんに必ず写真を見せている、彼から撮影用のランジェリーをプレゼントされた、
気になる男性にも秘めフォトの写真を見せている、この後デートで、彼を待たせている、
そんな女性達にも沢山出会ってきた。
「他の人には見せられない、2人だけの秘密の共有、そして、愛が深まる」
そのような、構図なのかなと、思う。
私は、自分以外の人には、秘めフォトで撮ってもらった写真は見せたことが無く、本当に驚かされる。
 
でも、そのような場所で、今の私は?と言うと、結婚ができそうな環境でもなく、結婚や恋愛に対して、
そこまで強く興味がある訳でもないし、ラボでの恋愛、結婚色の強い話題の多さと、
自分自身の絶対麗度もはっきりせず、毎月提出できていないライティング、
そんな自分の現状とのギャップに、自分の居場所を見失い、居心地の悪さを感じていた。
何も強制はされてはいない、それぞれが自由に決めていい、それは理解している。
「絶対麗度って、恋愛・結婚に関連づけたものでなくていいんだよね?」
そんな疑問も、自分の心の中に見え隠れする。
こう、思っているのは、本当に、私だけかもしれない。
「けれど、やっぱり結婚や恋愛に関する目標達成の方が、光が当たりやすいように感じてしまう。
恋愛、結婚も目的の一つであり、自分が意識してしまっているだけ?」
この環境の中で、それ以外の『絶対麗度(自分が大切にしている目標みたいなもの)』を持ち続けるには
なんとなく、自分自身の思いとか目標を、強く持っていないとやっていけないような気がしていた。
「それでも、この場所で来年も過ごしていくことには、自分にとって、本当に意味があると思う?
今の自分には、少し距離があると思う事が多い?なら、来年はラボから離脱したほうがいいのかもね?」
更新の案内を頂いた時、さらに沢山の疑問符が頭に浮かぶ。
 
その状況下で、目標を定め、自分自身と向き合い、着実に形にしてきた方々からの
結婚、恋愛の成就等、幸せの報告を聞くと、羨ましいと思う気持ち、自分が置いていかれた感、
自分自身の気持ちが揺れていることも感じる。
気持ちの揺れには、自分の価値も認められたい、自分も自分にしかできない何かを達成したいという思い、
自分は何も見つけられていないという、焦り、今の自分は何もしてないもんねという、諦め、
多分、そんな思いが見え隠れしている。
人の幸せの瞬間に立ち会えることは幸せなことであり、おめでとうと言葉をかけることも、
いいことのはずなのに、心からの言葉が出てこない。
「心から思えていないのに『おめでとう』と言うのは、嘘をついているようで嫌だ」
と、感じるのは、自分への誠実さを大切にしているようにも思う。でも、その一方で、
「おめでたいことがあって、言葉をかけるのは「礼儀」でしょ?まずは、おめでとうでしょ?
自分の事しか見えていない、46歳にもなるのに、そんなこともできないなんて…」
と、何となく、自分の心の狭さ、未熟さを感じ、とても恥ずかしくなる。
他の人の幸せを自分の事のように喜んであげられる人って、自分自身の幸せもわかっていて、
自分の軸みたいなものがしっかりしている人なのかなと、コメント欄をよんでいて、私はふと思った。
そう感じたのは、その時の、「おめでとう」の言葉からだけではなく、
コメントされている方々が大切にしている価値観や、日々の想いも一緒に綴られていたコメント等も
ラボ内でのジャーナリングやライティングで、よく拝読させてもらっていたからだった。
今の自分には、「これが自分の幸せ」「自分はこれでいい」と、言える確かなものがなく、
それが、幸せな人に対して心からの言葉をかけられない理由なのではないか、そんな考えに行き着く。
「自分の軸みたいなものが、揺らぐことはあっても、ちゃんと戻ってこられる、しなやかな芯の強さ」
まだ、いまの自分には備わっていないのだと気付かされる。
今の自分の正直な思いと、誰かの幸せに触れて、自分の感情が揺れたことを、逃げずに見つめられたこと、
この会の、この時期に参加していなかったら、自分1人ではきっと気づけなかったことだと思った。
その自分の軸を確かなものにするために、しなやかな芯の強さを育てるために、
もう少し、ここにいてもいいのかなとも思えた。
 
同じ目標を持つ人同士の共鳴も素晴らしいけれど、違う価値観や人生観が交わることで、
思いがけない気づきや、学びが生まれることもある。
色々な絶対麗度があっていいし、それぞれの美しさがあって、綺麗になりたいと思って皆ここにいるはず。
それぞれが自分の人生を、懸命に生きていて、この場にいるみんなが、
それぞれの輝きを持った女神だと、私は思う。
9月から10月にかけて、恋愛や結婚に関するおめでたい話題が多く、
ラボ自体が幸せな空気に包まれているのを感じた。
それはとても素敵なことだと思う。
でも、素敵な誰かと出会うことも、ひとりで何かに向かって頑張ることも、
どちらも同じくらい尊くて、輝いているのではないかと、私は思う。
自分もそうなりたいけど、今はできない、そう思いつつ、地道に毎日を過ごしている人、
目立たないけれど、静かに努力している人たちがこのラボの中にもいるはずで、
そんな人たちの物語にも、そっと光が当たるといいなと思う。
このラボでの、それぞれの頑張りが、見える場所であってほしいと、心から願っている。
いろんな目標があって、いろんな歩み方があって、それぞれの人生が、それぞれのペースで進んでいる。
そんな多様さが、この場所の魅力になるといいなと思う。
 
「自分の考え方が偏っているのかも?」
「そんなこと、考える暇があれば、自分の思う綺麗と向き合ったら?」
そう思う自分もいる。
自分の出来て無さ加減が見え隠れして、逃げ出したくなる、居心地はあまり、良くない。
でも、感情の揺れを否定せず、今の自分の思い見つめてみたら、
それでも、「来年も続けたい」と思う気持ちには意味があるのだと感じた。
成果を上げた人の姿に触発され、自分もまた、結果を出そうと奮い立つ、
そんな展開が、物語として描かれやすいのかもしれない。
けれど、私は未だ物語の途中のようで、クライマックスはまだ多分、ほど遠い。
恋愛、結婚も素敵だけど、それだけじゃない。
仕事、趣味、家族、自己成長…人それぞれの物語がある。
その物語の途中にも意味があって、きっと大切な何かはそこにも詰まっている。
自分にあるもの、できることを見つめて、毎日を大切に紡いでいきたい。
毎日に追われて、ドラマティックな報告は中々上げられなくても、気づく機会を与えてもらっている、
それだけでもこのラボに参加する意義はあるのではないか、私はそう思っている。
 
 
秘めフォトは2019年から来年で8年目の参加、
絶対麗度は2020年に開催されていた分から数えると、4期目になります。
投稿、参加も中々できず(参加はほぼ秘めフォトのみという…)、
キラキラしてもいない、恋愛、結婚が目標でもない、毎日生きるので精いっぱい…
そんな自分でも、自分なりに続けていこうと思っています。
今回のライティング、色々書いていたら、長くなりました。
でも、自分の為の文章だから、短くても、長くても、上手じゃなくても、自由ですよね。。
来年も、よろしくお願い致します。

 
***
 
この記事は、天狼院書店の「絶対麗度ライティング」にご参加の方が書いたものです。

絶対麗度ビューティー・レコーディング・ラボ

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2025-10-23 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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