もっと世界は広いはずだ。
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
【4月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:天野盛介(ライディング・ゼミ日曜コース)
僕は英語が好きだ。
けれども、僕は英語が得意だったわけではない。
高校の時はどの教科の点数も似たり寄ったりだったし、38人いたクラスメイトの中には自分より高い点数を取っている人が何人もいた。
8クラスあった学年全体で考えればかなりの人数が僕より優秀な成績を収めていたことだろう。
自分としても「特別英語ができる」という感覚は持っていなかったが、それでも「英語が好き」という感覚はあったのを覚えている。
高校を卒業し大学に入るとますますその感情が強くなった。
テストの点数を取るために英語を勉強する必要がなくなり、間違え戸惑いながらも自分の思っていることや考えていることを英語で伝えようと四苦八苦するのが本当に面白かったのだ。
英語を喋っているといつもの内気な自分の性格が幾分か明るくなったり、普段は口にするのをためらうことでも言えてしまったりする瞬間がなんとも心地よかった。
そうやって大学4年間英語にハマった僕は、大学卒業後IT系の会社へ入社してシステムエンジニアになり、その約1年後にはライターとしても活動するようになる。
英語とプログラミングと文章。
一見、なんの脈絡もないこの3つにある共通点は、どれも言葉であり、世界を広げるためのツールであるということだ。
英語が使えれば、外国人と話ができたり、海外を旅行することができたり、はたまた今まで出会ったことのない自分を見つけたりすることができる。
システムを作るために行うプログラミングもJavaやC#といったプログラミング言語を使って行われる。
コードを書くことは、日本語と英語の通訳を行うことと似ていて、人とコンピュータの通訳をしているようなものなのだ。コンピュータに行って欲しい処理を、コンピュータでも分かるように打ち込んでやるのである。
IT技術の発展のおかげで、最近はスマホ1つあれば何不自由なく生活することができるようになり、画面をスクロールするだけで地球の裏側の情報が一瞬で飛び込んでくる。
そう考えると、世界は少し狭くなったのかもしれない。
マゼランが新大陸を見つけた時から、今日に至るまで、世界中のあらゆるところは開発し尽くされてしまった。
外国にはほんの数時間で行けるようになり、今や日本国内を旅行するよりも外国に行く方が安くて早いということも珍しくない。
これだけテクノロジーの進んだ時代でも、いや、これだけテクノロジーの進んだ時代だからこそ、僕らの前にはまだまだ見たことないような世界が広がっているのではないかと思う。
初めて訪れる国で息を呑むような景色に出会ったり、IT技術が今までなかったサービスを生み出したり、1つの文章を読んで物の見方が180度変わったり。
英語も、ITも、文章も、言葉はみんな未知の世界への架け橋だ。
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