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ライティングゼミってセラピーなの?


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【8月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:森脇 千晴(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
「ネタがなくなってからが勝負ですよ」
「もうそろそろネタ切れである」とぼやいた私に天狼院書店のスタッフの女の子がそう言った。
正直、4回目の投稿あたりから、もうネタが尽きてきている。
気付けば、「これネタに出来るかな?」と常々考えるようになった。
時々、自分が作家か芸人にでもなったような錯覚に陥るのは、きっと私だけではないはずだ。
 
私にはゼミへ参加したときに交わした自分との「約束」がある。
それは「毎週必ず投稿する」ということだ。
今のところ、その約束を守り続けている。
「真面目だね」とよく言われるが、厳密には違う。
「クソ真面目」なのだ。
融通のきかない自分のクソ真面目さが嫌いだった。
私と同じく、自分の真面目さを嫌う人がいる。
だけど、今の私は、自分のクソ真面目さをフルに使うことで、なんとか、こうして自分との約束を守れているのだ。
「真面目でよかった!」
毎週月曜日の投稿が終わる度、自分の真面目さを好ましく思う。
コンプレックスでもあった「真面目さ」は、今の私にはなくてはならないものになった。
これは、小さな変化である。
 
ライティングゼミに参加してから、なんだか色んなことに気付き始めている今日この頃。
私は数年前からブログを書いているのだが「発信したい・表現したい」という気持ちとは裏腹に、もう1歩が踏み出せない自分がいた。
厳密に言えば、あと1歩突き抜けられない自分。
 
「知り合いの誰かに読まれたらどうしよう」
「私は正しいことが書けているのだろうか」
 
「書きたい」という自分の奥底にある欲求には気付いていたが、「自意識過剰」という名の病に侵され、当たり障りのないことを書き、いつもドキドキしながらブログの公開ボタンを押していた。
ブログを書き始めて約3年。
さすがに公開ボタンを押すことには、もうドキドキしなくなったが、ブログには本名は出していない。
 
6月18日。
ライティングゼミ第1回目の記事投稿。
本名で書くかどうか、すごく迷った。
しかし、「できるだけ本名で書かれることをおすすめします」と書かれていた案内の紙に素直に従った。
「素直に学んで下さい」
これは、1番最初の授業のときに三浦さんが言っていたこと。
本名で書くのがおすすめなら、そうしようではないか。
私は、素直に本名で投稿することにした。(ああ、やっぱり真面目)
初めて投稿した記事では、我ながらダサくて嫌になる、ちょっと痛々しい自分の恋愛話を書いた。
「もう解禁してもいいだろう」と以前勤めていた私語禁止の職場の話を書いたこともある。
誰の目に触れられるか分からないリスクと隣り合わせになりながら、自分でも驚くことにブログには書けなかったことを書いているのだ。
私は不思議に思った。
今まで以上に伸び伸びと書けるのは何故だろう?
そもそも、自己開示が得意ではないのに、ここでは結構オープンに書いちゃっている私……。
ナゼ??
その答えは実にシンプルだ。
 
単純に……
「書きたかった」のだと思う。
これまで書いてきた内容については、ごく限られた人にだけ話したことがある。
それでも、語り切れなかった奥底の部分が存在するのだ。
「語り切れなかった奥底の部分」
多分、これが自分の中で1番言いたかったこと。
言いたかったけど、上手く言えなかったこと、どこか消化不良で終わってしまっていたこと。
それらを書くことで私は、ひとつひとつを整理し直し、癒され、解放されていく。
 
「自分の書いたものって裸を見られているのと同じ気がするんだよね」
先日、なかなかブログが書けないという友人がそんなことを呟いた。
たしかに、そうかもしれない。
裸を見せるのは勇気がいるもんね。
でも、そんな風に自己開示したり、ひとつひとつ「怖い」を超えていく作業は、自分自身を受け入れていく「セラピー」に、とても似ている気がする。
 
ゼミに参加してから変わったことが、もう1つある。
それは「時間の使い方」だ。
週末は大抵近所のカフェでパソコンを開き、記事を書いている。
没頭している時間は、日常の小さな悩みを一切忘れ、「だらだらと無意味な週末を過ごしてしまった……」という、お決まりの罪悪感をここ1か月ほど感じていない。
「やるべきことがあるということ」
このことは私たちに活力を与える。
ライティングゼミは究極の「自己セラピー」なのかもしれない。
最近ちょっと本気で、そんな風に思い始めている。
時間の使い方を改めたい人、自分を表現したいけどストップがかかってしまう人、ライティングゼミはそんな人にも、予期せぬ効果をもたらしてくれるのでは……密かにそんな気がしている。

***

この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
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2018-07-25 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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