広がれ！ 秘めphotoの輪！
＊この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
【9月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか？賞を取れるのか？プロも通うのか？〜
記事：森脇 千晴（ライティング・ゼミ平日コース）
秘めphotoに始まり、秘めphotoで締めくくった２０１８年の夏だった。
天狼院書店の店主であり、ライティングゼミの講師でもある三浦さんが、秘めphoto撮影のときには「SEXY専門カメラマン」になる。
７月、世間が夏休みに突入したのと同じくして、私は初めて秘めphotoの撮影に参加した。
正直に言おう。
自分に限ってリピートはしないであろうという自信があった。
表には出しがたいSEXYな写真を、繰り返し撮られ続けることに価値があるのだろうか。
１回やれば十分だ。それで十分満足する。
それに、こういうことに関して私は結構、財布の紐が固いんだ。
そう思っていた。
それなのに……すぐに１か月先の予約を入れていた。
何故だ？
単純に楽しかったのである。ものすごく。
もう１度味わいたくなる、あの高揚感と楽しさ、興奮。
そして、もちろん「もっと綺麗な自分を残したい」という欲深さもあり、私はあっさりと秘めphotoのリピーターになった。
しかし１か月が過ぎる時間の早いこと。
先日、２回目の秘めphoto撮影に挑んだ。
ただ……少し時期が悪かった。
お盆休みを挟んでしまったのである。
久々の友人たちとの再会に恒例のBBQ。
「あれもこれも食べなさーい」と、じゃんじゃん出てくる母の手料理。
「夏休みだもんね！」プシュっと昼間から開けるビール。
お腹いっぱい楽しんだお盆休みの後に２回目の秘めphotoはやって来た。
「チョット油断シマシタナ」
腹周り全体から、そんな声が聞こえてくるようだった。
当日、京都天狼院書店に到着し、２階の撮影場所に行くと、前回と違う光景に気が付いた。
前回あったはずの白いソファがなかったのである。
「今日は新しい絵を撮りますよ」とカメラマンの三浦さん。
白いソファの代わりに黒レザーのかっこいいソファが置いてあった。
この黒ソファの上での撮影は最後のとっておき。
新しい試みらしい。
何が起こるか分からないことは、どうしてこんなにドキドキするのだろう。
これから撮影に臨む全員が緊張や期待に胸を膨らませていた。
撮影に参加していて、いつも思うことがある。
自分が撮られているときだけでなく、他人の撮影を見ることも、とんでもなく興奮するのだ。（変な意味での興奮ではない。 念のため）
今回、撮影を共にした女の子の１人に、居合わせた全員が度肝を抜かれた。
理由は彼女の見た目と実年齢のギャップである。
社会人２年目くらいと見ていた彼女の年齢は、そこから１０も上だった。
（私以外の参加者さんは彼女を大学生だと思っていた）
「き、奇跡の○○歳！！」
「ど、どうなってるの？」と三浦さん(笑)
全ての撮影が終わった後も、私は興奮のままに、彼女の魅力を称え続けていた。
しかし、なんだか自分の魅力に気付いていない様子……。
「も、も、もったいない！！」滅多に出てこない、お節介魂に火がついた。
気付いたら「今度お茶しましょう！」と自分の連絡先を渡し、私たちは出会って数日のうちにランチの約束をし、仲良く下着屋さんを物色する仲になった。
ときに、秘めphotoには、こんな素敵な出会いのチャンスも隠れている(笑)
「全ての女性が、秘めphotoを受けたらいいよ」
三浦さんがそう言っていた。
初めて秘めphotoに参加したとき、コンプレックスとチャームポイントは紙一重なのかもしれないと思った。
おそらく……私たち女性は自分に厳し過ぎる。
実際、自分の良さを自力で見つけ出すこと、そしてその良さを自分で認めることは至難の業だ。
「他人の力」を借りることを最近覚えた。
かわいい！ 綺麗！ かっこいい！ セクシー！！
秘めphotoでは、そんな言葉が飛び交っている。
撮影での興奮をボーイフレンドに話すと、それ以降、私のコンプレックスをよく褒めてくれるようになった。
「かっこいいね！ かっこいいね！ って彼氏に言いまくってたら本当にかっこよくなるんだよ」
高校生の頃、友達のお姉ちゃんにそう教えてもらったことがある。
いい言葉のシャワーは浴びまくるに限るのだ。
それはそうと、今回出来上がったデータを見て、とても驚いたことがある。
京都天狼院書店では３つのパターンに分けて撮影を行うのだが、最初に撮った写真と最後の黒ソファの上で撮った写真が、まるで違っていたのである。
最初に撮られた写真を見て「ああ……やっぱりちょっと丸くなったな」と思った。
お腹いっぱいのお盆休みのツケだ……。写真は正直だなあ。
しかし、次々にデータを見ていくうちに不思議な現象が起きていた。
んん？？ どんどんスリムになっていっている！？
「○○kg痩せたらトライしてみようかな……」という女性は多いと思うが、もしかしたら、これは逆なのかもしれない。
撮られて、見られて、素敵な言葉のシャワーを浴びるからこそ、体形も表情も変化する。
ああ……やっぱり全ての女性が受けるべきものなのかも。
これは「体感ありき」のエンターテイメントだ。
「誰かご一緒しませんか？」
facebookの投稿に、私はこんな１文をつけ加えてみた。
早速、反応あり。
広がれ！ 秘めphotoの輪！
＊＊＊
この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
http://tenro-in.com/zemi/57289
天狼院書店「東京天狼院」
〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-24-16 2F
東京天狼院への行き方詳細はこちら
天狼院書店「福岡天狼院」
〒810-0021 福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠２階
天狼院書店「京都天狼院」2017.1.27 OPEN
〒605-0805 京都府京都市東山区博多町112-5
【天狼院書店へのお問い合わせ】
【天狼院公式Facebookページ】
天狼院公式Facebookページでは様々な情報を配信しております。下のボックス内で「いいね！」をしていただくだけでイベント情報や記事更新の情報、Facebookページオリジナルコンテンツがご覧いただけるようになります。
