fbpx
メディアグランプリ

鏡に映るファッション


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【9月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:藤野終夜(ライティング・ゼミ日曜コース)

 
 
俺が仕事が休みの日に博多や天神に遊びに行くたびに思う事。それは、博多や天神と言った都会的な所は田舎とは違って、お洒落な人達が多い事。そして様々なファッションに溢れている、という事だ。博多駅から天神に向かって歩いていて、ふと、周りを見渡すといろんな人達が、様々な服を着ている。カジュアルなファッションの人もいれば、スーツ姿の人もいる。中には夏だというのに黒のセットアップに白のTシャツといったお洒落に決めた人だっている。こういう人達をフラッと目にするたびに、「あ、あの人なんかお洒落だな」「へー、あんな着こなし方もあるんだ」と感じるようになってきた。時には奇抜なファッションも目にする事もあるけど、その時はさすがに「うわっ、すごいなあの格好」と若干引き気味になる事もある。ただ、残念ながら俺は男なので、男性のファッションには「どんなファッションなんだろう?」と興味はあるけれど、女性のファッションに関して言えば全然分からない。街を歩いていれば、当然のように女性のファッションも目にする事もある。けれど、女性のファッションを目にしたところでどこがお洒落なのかが、俺には全然分からない。
なので、女性のファッションに対しては「あれが女性のお洒落なのかな?」と思うようにしている。
 
どうして俺が他人のファッションに対してここまで興味があるのか。それは、俺自身がファッションに興味があるからだ。ファッション誌を読んで最新の服やアイテムの情報を手に入れたり、季節ごとの着こなし方のページを読んでは「なるほど、こういう風に着たらいいのか」と自分なりに理解する様になった。いろんなお店に行って、どんな服が売っているか見て回って、気に入った服やアイテムがあればそのお店で買ったりもした。そして今では興味から趣味になった。ファッションを趣味にしたら、自分が周りからお洒落に見えるかどうか、自分のファッションに気を使う様になったし、他人のファッションに対しても興味が出てきた。
 
ファッションを趣味にしてからふと思ったのが、ファッションって鏡みたいなものだな、と感じる様になった。鏡はその人の姿をそのまま映し出す。お洒落に決めた姿も、そうでない姿も隠す事もなく映し出してくれる。それが鏡。今日のファッションを決めて、鏡の前に立つたびに、少し自信を無くして、不安になってしまう。今日はこれで良いんだろうか、別の格好も試してみようか。時間が迫ってきている、と頭の中では分かっているのに、鏡に映る姿を見るとやっぱり不安になってしまう。なるべく時間をかけない様にしたいけど、鏡に映った姿を見て、自分が納得するまで何度もする様にしている。だって、鏡に映った姿がそのまま他人に見られる訳だから、ダサい格好なんて恥ずかしくて絶対にしたくない。それなら、お洒落に決めて、カッコよく見られたい。ファッションを趣味にして、鏡の前に立つ様になってから、強く思うようになった。ダサく見られたくない。そう思っているのは、きっと俺だけじゃないはず。
 
ファッションはその人の個性や、生活スタイルをそのまま表していると俺は思う。お洒落な格好をしていたら、その人はきっと服が好きで、お洒落の為に生活にも気を使っていると思う。逆にそうでない人は、あまり服にお金をかけずに服以外の事にお金をかけていて、「服は着れたらいい」なんて考えを持っているかもしれない。だらしない格好の人だったら、きっとズボラな部分があるかもしれない。ペアルックの人達だったら、その人達はきっと夫婦か、カップルかもしれない。これは全部俺一人で考えているから、当たっているかもしれないし、外れているかもしれない。
 
それに、似たような格好をしていたとしても、その人達の個性や生活スタイルは全然違うかもしれない。そう考えたら、俺はこれからもファッションにもっと気を使っていこう、と思うようになった。周りの人達から「ダサい、みっともないな」なんて思われたくないし、一目見られただけで「あいつはだらしないな」なんて思われるのは絶対に嫌だ。どうせ見られるなら「あの人はなんかお洒落だな」「あのファッション、清潔感があるな」と思われたい。
 
ファッションは、ただのお洒落じゃなくて、自分という存在をさらけ出して、相手に自分の事を知ってもらう為の一種のコミュニケーションツールなんだと思う。そしてファッションに気を使うという事は、鏡に映った自分自身の見た目に気を使うのと同じ意味だと俺は思う。鏡に映った自分自身を見て、「よし! これでもう大丈夫!」と自信満々になる事が出来たら、きっと第一印象で嫌われる事がない、と思う。いや、思う、というよりは俺自身がそうであってほしい、って無意識に願っているだけかもしれない。それでも鏡に映ったお洒落な自分の姿を見て、「これならイケる!」と思った時は素直に自信を持ってほしい。鏡は嘘をつかないから。

 
 
***

この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。

http://tenro-in.com/zemi/57289

天狼院書店「東京天狼院」
〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-24-16 2F
東京天狼院への行き方詳細はこちら

天狼院書店「福岡天狼院」
〒810-0021 福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠2階

天狼院書店「京都天狼院」2017.1.27 OPEN
〒605-0805 京都府京都市東山区博多町112-5

【天狼院書店へのお問い合わせ】

【天狼院公式Facebookページ】
天狼院公式Facebookページでは様々な情報を配信しております。下のボックス内で「いいね!」をしていただくだけでイベント情報や記事更新の情報、Facebookページオリジナルコンテンツがご覧いただけるようになります。



2018-08-29 | Posted in メディアグランプリ, 記事

関連記事