twitterという「こたつ」に入ってほっこりしませんか?(ただしゴロ寝しちゃダメ)
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
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記事:田中圭一郎(ライティング・ゼミ木曜コース)
突然だが最近twitterにどハマりしている。
140文字のつぶやきが投稿される説明不要の世界最大級ソーシャルメディアネットワーク。
最近iPhoneに毎日どのぐらいの時間スマホを起動していたかが分かる新機能ができたので
やってる時間を測ったら1週間で15時間以上もtwitterをやってた、仕事しろよっていう。
私はコンビニ本部でマーケティングや販促キャンペーンを企画したりするので、毎日空気を吸うかのように、
「新しい企画、絶対にYahooのニュースに取り上げてもらおう」
「どーやって次のネタ、話題化させますかね?」
なんていう話がオフィスで飛び交うのだが、その際twitterは絶対に欠かすことの出来ないソーシャルメディア。
日々テレビをにぎわす話題はこういったSNS、とりわけtwitterからのネタがとても多い。
「からあげクンには実は1000分の1の確率で、焼印入りの幻のからあげクンがあるらしい」
ひとたびこんなつぶやきがtwitterに拡散すると、実際に売り上げも大きくあがるのだ。
お恥ずかしい話、そんな担当者の私はその話題化の着火点になるtwitter自体をあまり積極的に使っていなかったし、
たまに自分の関わったキャンペーンをチェックしたりする程度。もちろん自分からの発信もほとんどしなかった。
「これって普通に考えたらだめだよね」「テレビ見てないのに番組作ってるようなもの」
これがtwitterを見直そうと思った最初のきっかけです。
そんな時同時にとあるビジネス書を読み、これからの時代はサラリーマンも会社の肩書だけで仕事をしている場合ではない、
個人のブランド力をもっと高めるべき、今の時代はtwitterがある。自分の発言を読んでくれる人を1000人にしてからがスタート、
との記事を読みもうやらない理由はないと思い積極的に始めてみた。
もともと自分自身好奇心強めないて座のA型なのでいろんなものに「足をつっこむ」のが好きってことで
今回もtwitterを本格的に取り組んでみるとこれがまぁ今まで経験したことがないようなダイナミックな変化が起こってびっくりしている。
たとえば、twitter上でほぼ毎週こんなことが起きる。
・会社が近所なんですね、じゃあ一回ランチいきましょう。
・えー服好きなんですか? 私もですー、では明日渋谷で一杯やりましょう。
・同じマーケティングにかかわるもの同士、今度こんな勉強会あるんで来てください。
サラリーマンというか大人になってから新しいコミュニティを築いたりってとても難しいのだけど、
割と簡単にこういった出会いが生まれるのだ。
よく実際の世界で顔を合わせて直接会話するアナログ世界のコミュニケーションはあたたかくて、
ネット上だけのSNSなどデジタル世界はサバサバしてて冷たい、と言われることがあるが
むしろまったく逆の状況。
SNSで会話してから実際に会うことがどれだけ温かさをもった出会いになるか。
相手のことを十分に知ったうえで会話が始まるから話が早い。
で、この温かさってどんなものかっていうと、「こたつ」のあたたかさみたいなものなんじゃないかと。
twitterというSNSにある「こたつ」には、性別も仕事も趣味もバラバラないろんな人がいろんな格好して足をつっこんでる。
隣の人も気にせず大きく伸ばしたり、丁寧に正座したり、なんかよく分からないけどやたらジタバタしたり、時には激しくぶつかりあうことも。
そんな足のつっこみかたはいいとして、上半身をどんな姿勢にしてるか、
普通に背筋を起こして机の上に顔を出してこたつに入る人と、寝っ転がってこたつに入る人がいる。
ここがとっても重要なポイント。
こたつ机の上に顔を出している人は、足元でどんな動きをしていても顔が見えているから相手も理解できるし、何よりこたつの外でも
簡単にコミュニケーションをとりやすくなる。これは顔が見えている=実名でtwitterをやることに近い。
逆に机に顔を出さず、こたつ布団に寝っ転がっているだけの景色からは、相手の顔も見えない。
バタバタしている足は誰のものかも分からない、そしていつしか気持ちよく眠りについてしまうのがゴロ寝の
こたつあるあるじゃなかろうか。
だからもし今寝っ転がりながらこたつに入っている人がいれば、それはすごく気持ちいいしラクな姿勢なんだけど、
いつしかウトウトと寝てしまうよと。ちょっとだけ腹筋使うけど、起き上がったら意外と楽しいことたくさんあるかも。
私も数十年こたつに寝っ転がりながら、時には入っていることも忘れるぐらいのゴロ寝だったが、この年にして
起き上がってからは毎日がとても楽しく新しい出会いにあふれてる。
そして自分という人間のつぶやきはどんな人たちに需要があるかを考えるきっかけになったり、
140文字という限られた中で発信する文面を考えることは物事の本質を見極めて本当に伝えたいことだけを
シンプルに表現するトレーニングにもなっている。
これからの季節、ひとりじゃ寒いけどいろんな人が足をつっこんでくるtwitterという「こたつ」に入ってみると、
結構あったかいですよ、できればゴロ寝せず背筋を伸ばして。そしたらまずは私がご一緒します。
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