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メディアグランプリ

日常に笑いを届ける!? 微笑みの青年を探せ!!


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【4月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:ニオカエリー(ライティング・ゼミ平日コース)

「ゔーん、どこにいるか分かんない。というか、細かすぎて目がチカチカする」
「ねーねー、これ難し過ぎるし、見つかる気が全くしないわ。答え見ちゃおうよ」

細密に描かれた絵本の中で、赤のボーダーとジーパン、丸メガネでこちらに微笑みかける旅好き青年を探すゲーム。
子供の頃皆さんも一度はやったことあるのでは無いだろうか?
イギリスのイラストレーター生み出した『ウォーリーを探せ』は、世界35カ国以上で愛させる絵本だ。

子供の頃ウォーリーを探すことばかりに夢中になっていたため、図書館で借りてきた絵本のウォーリーに鉛筆で丸が付いていたりすると、悲しい気持ちになった。これが大人になった今、ウォーリーを探せをやって見ると、すごく面白い!

そして疑問に思う。なぜ子供の時は、気づかなかったのだろう。
もし私と同様にお気付きでない方がいたなら、ぜひまたこの本を手に取ってチェックしてほしい。

ウォーリーの作者がこの細密な絵の中にたくさんのアレを落としていることを……
落とされているのは、骨や、カメラ、鍵といった、ウォーリー達のアイテムだけじゃない(笑)
ウォーリーを探せの世界には、ところどころ『クスッと笑える小ネタ』が散りばめられているのだ。

例えば、海がテーマで、沢山の魚や鮮やかなサンゴが賑やかな1ページでの私の発見を紹介したい。ウォーリーは海に浮かぶ岩場からひょこっとこちらに笑顔を向けている。トレードマークの赤のボーダーシャツが岩場に隠されており、笑顔が憎らしく感じるくらい難易度が高いのだ。
服装を目印に探そうとしても、周りの鮮やかすぎる彩色で、探し出すまでに時間がかかりそうだ。
このページで、通常の遊び方としてウォーリーを探すという1つのゴールにむかい、思わず躍起になってしまうが、ちょっと目を周りにも向けてみると、ふと海の中の異質な状態に私は気付いた。
「なんで、人魚が塩を振っているんだろう」
複数の人魚が手に塩の容器を持ち、海の中で塩を振っているのだ。
そのあと、作者が秘めたギャグに気付いた時、私はクスっとした。もしかしたら、海水のしょっぱさは、人魚に味付けされたものかもしれない……
このページには、他にも本当に木が切れそうなノコギリを持っているノコギリザメや、体の半分が犬や猫の半魚人ならぬ半魚犬、半魚猫が可愛く描かれている。描かれているひとりひとりにエピソードがあって何分でも眺められてしまう。

「ウォーリー、君の日常は、こんなにも笑いにあふれていたんだね」
子供の時は全く気づかなかった。
ウォーリーの作者が散りばめた笑い溢れた世界に気付いた時、また再び私はウォーリーを探せの虜になってしまった。

そして、ふと思う。
これって天狼院書店のライティングゼミのようだな、と。

私が天狼院書店のライティングゼミに参加して、早2ヶ月が経った。もともと旅行先で天狼院書店にたまたま入り、可愛らしい店員さんとたまたま話が弾み、天狼院書店店主の三浦さんが教えるライティングゼミがあることを知った。
しかも、めちゃくちゃお手ごろ価格で学べて、オンラインでも受講できる。普段名古屋に住む私でもオンラインなら参加出来る、さらに水曜日夜なら定時退社日だから参加できるなぁと軽い気持ちで参加してしまった。
しかし、いざ受講してみると、ライティングスキル向上意外にも、日常のあらゆる場面が面白く感じるようになったのだ。
例えば書物を読むときにもライティングゼミで習った事が盛り込まれている文章にふと気付いたり、何故か異様に心が引っかかってしまう人について自分の気持ちを整理するのにライティングゼミが一役かった。今は、何気なく普段どおり過ごす中で、思わずゼミでの宿題のネタになりそうことを探してしまう。
ライティングゼミを通して私の日常を見ると、実はこんなにも面白いことにあふれていたんだ、といろんな発見の連続だ。

「ウォーリー! 今まで気づかなかったけれど私の日常も、こんなにも笑いにあふれていたんだね」
ウォーリーを探せが、ウォーリーを探すだけが醍醐味じゃないことと同じように、ライティングゼミは、ライティングスキル向上だけが醍醐味じゃなかった。

私にとって、ライティングゼミは日常に彩りを与えてくれるゲームだ。
最近は、人の話を聞いていてもこの人の話は面白いんだろうと分析してしまう自分がいる。ライティングゼミを受講するほど、私の中で新しいゲームが増えている。
その講座もいま中盤に差し掛かっている。
これからどんな気付き、そして私の中でゲームが生まれるのだろうか。

…そういえば、
「先生もトレードマークがメガネだったような」
おそらく次回講義で私は画面越しに日常に散りばめられた小ネタに笑ってしまうだろう。

 
 
 
 
 
 

*** この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。 http://tenro-in.com/zemi/70172

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2019-04-11 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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