メディアグランプリ

合言葉は「人生を変えろ」


 
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【4月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

 
記事:田中晶太郎(ライティングゼミ・日曜コース)

「また、投稿を止めてしまった」
アプトプットすることが重要だと感じ、思ったこと、体験したことを、FACEBOOKに投稿していたが、今回も続かなかった。日々の仕事の忙しさを理由に「また今度でいいか」とか、文章の書き方自体を知らないのか、1人で悩んでいる。継続できない「ダメな男」である。
 
そんな時、インターネットを眺めていると、「天狼院ライティングゼミ」の広告を見かけた。最初の一文を読むと「人生を変えるライティング教室」となっている。そうか、文章が書けるようになったら、ライターとして仕事をするのか。ライターまでいかなくても、投稿する時に、役にたつかもしれないな。おそらく、「文章を書くコツやテクニックを教えてくれる講座なのだな」と思っていた。
 
だが、何かひっかかる。本当に講座を受けるだけで、「人生が変わるのか?」と、不思議な感じがした。いつもなら、「継続すれば何とかなりますよ」とやり過ごしそうだが、「それ以上の何かがあるに違いない」と感じ、「何でもいいから、行動したいな」という時期でもあったため、申し込むことにした。
 
先日、甲子園に高校野球を観に行った時、「甲子園で人生を変えろ」と書いてある新聞記事を偶然見た。出場する選手にとっては、人生が変わる場所である。目標にしていた場所であり、精一杯のプレー、チームらしさ、たとえ負けても、すごい経験になる。だが、この言葉は、出る選手だけではなく、観に行った全員にあてはまる言葉だった。たまたま開会式の日で運がよかったが、開会式の前に球場の外を1周すると、野球以外のことで努力している人を多数見かけた。行進の先頭を歩くボーイスカウトや、歌を歌う女子高生が、本番前の最後の練習をしていた。「成功させるぞ」と気合が伝わってくる。
 
観客の立場で感じたのが、みんな最初は、「チームの為、お客さんの為に」という意識は、あまりなかったかもしれない。日々、練習を重ねていくと、自分で動けるようになり、周りが見え始めて、自然と「人に感動を与えられるレベル」まで出来るようになったのかな、と想像できる。
 
ライティングゼミは、未経験からのスタートでも大丈夫なので、この機会に基礎から教えてもらおうと意気込んで受講することに。近くに会場がないので、通信で受講。先生は、天狼院書店の店主、三浦崇典さん。小説家、ライター、カメラマンなど、色々な経験を現在もされていて、この間、テレビにも出ていた、すごい人。
 
授業は、その日のテーマのテクニックを教えてくれるが、「相手がどう思うか?」気持ちの部分の話をよくされる。先生の話がわかりやすく、面白い。時間を忘れ、引き込まれていく。授業の最後に課題があり、教えてもらったことを具体的に考えて、理解できているか確認。他の受講生の方の発表を聞くと、「全然気づかなかった。そんな考え方もあるのか」と刺激を受ける。ここで終わりではなく、一番重要なのが、「週に1回の記事の提出」である。指定された文字数の記事を、週に1回書くこと。当たり前だが、これが難しい。
 
突然「書け」と言われても、最初は何を書いてよいのかわからない。「好きなことを書け」と言われても、題材が思いつかない、指定された文字数に届かない、など、かなり苦労する。授業で習ったことも忘れている。時間も「何時間かけて書いているんだぁー」と悩みっぱなしである。それでも何とか、書き上げて提出する。採点の担当の方に読んでいただき、何がダメだったかを教えてもらえる。もちろん不合格の連続である。
 
最初の頃の指摘で多かったのが、「思いやりのない(本当のコメントは違うが、こんな感じのニュアンス)文章」だった。確かに、記事を書くことが精一杯で、自分の感想みたいな記事を毎回提出していた。それでも、期間の半分まで気づかなかった。「ヤバイ」と思い、過去の講義の録画を見直すことに。そこには、
 
「主体は相手」
「何を伝えたら相手が喜ぶのか」
「どのように伝えたら伝わるか」
「面白く伝えるには」
 
と、教えてもらっていたではないか。「人の為に書け」というメッセージ。「ガーン」となり、申し訳なくなった。だが、この時点で気づけた事は、ラッキーである。残りの半分で修正していけば良いではないか。
 

残り半分の課題は、「主体は相手」と思いながら、書き始めることにした。すると、1回、2回と合格する記事が出てきた。特に1回目の合格は、「まさか合格するとは思ってもいなかった」ので、めちゃくちゃうれしい気持ちになった。不合格の時も、「思いやりのない文章」と言われる事が減ってきて、文章の組み立て方など、他のアドバイスに変わった。こうなると、手応えを感じ、記事を書く事が楽しくなってくる。まだ精一杯だが、「相手のためになる記事を書くぞ」と知恵を絞るのも楽しい。
 

そうか。ライティングをすると、「人間性が向上し、優しさや、思いやりを手に入れることができますよ」と、先生は伝えたかったのかもしれない。間違いない。その気持ちを、仕事や日常の場面で、常に意識して、「相手が何を期待し、どうすればよい結果が生まれるのか」を繰り返せば、良い方向に変化し、やがて「人生が変わる可能性がある」と言う事だ。すでに色々な事に気づき始めている。
 

素晴らしいことに気づかせてくれた。「ライティング最高」と叫びたくなる。4ヶ月で講座は全て受けたが、「ここからが始まりですよ」と自然に思える。ライティングも日常の生活も、「主体は相手」の考えで、いつの日か「人生を変える」を実現するぞぉー。
 
 
 
*** この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
http://tenro-in.com/zemi/70172

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2019-04-11 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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