メディアグランプリ

「三浦監督・・・・・・ライティングがしたいです(スラムダンク風)」


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【6月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:久野良輔(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
「あなたには、○○が足りないです」
なんどこの言葉をこの4ヶ月間聞いてきただろう。もはや、トラウマの領域だった。
僕は、文章にはちょっと自信があった。
母と祖母からは、小学生の頃書いた日記の「ししゃも」は今でも話題に上がる名作だ。
僕は、しゃべりにもちょっと自信があった。
中学校の学芸会や仕事での話など、そこそこいけてるんじゃないかな?って思ってた。
だから、天狼院でのイベントやゼミでは、時間術や読みつぶし、先延ばし撃退など、仕事のノウハウ的な分野のものは色々受けてきたが、ライティングには全く興味が無かった。
 
そんなある日、そこそこ天狼院でのイベントも一段落してきて、もういいかなーなんて思っていたときに、信頼するスタッフに、最近の仕事の悩みなど話すると、ライティングゼミを薦められた。え? 文章に課題意識がなくても、このゼミ意味あるんですか? っておもったが、受けた今、感謝しかない。
 
そんな私のライティングゼミ人生は穏やかではなかった。というか、もはやクレームつけちゃおうかなー、って思うくらい辛かったし嫌だった。
 
いや、修行ではない。ゼミのコンテンツも面白いし、やる気も湧く。
ただ……、フィードバックだ。ようは、振り返りのコメント。これがきつい。
 
16回文章の投稿することが許されていて、私は15回投稿した。一回は、正月の投稿期限が1日ずれることを知らずに、だしそびれた。
 
「あなたは、○○が足りないです」
もはや、人格を否定された気分だった。毎回、ゼミの中で、人格否定ではないと、ただ、文章の内容に感する指摘だと講師の三浦監督は言ってくれたが、私には、社会人として、決定的に必要な要素が抜け落ちている気がして、涙が出そうだった。
 
この、○○には同じ言葉が入る、ちなみに四文字だ。正直、私はこの○○にはかなりの自信があった。だって、これがなきゃ、人間だめだろ? くらいの大事な事だという認識はあったから。だから、辛かった。スラムダンクの三井寿の気分だった。彼は、中学時代スタープレーや、けがをきっかけに、バスケットから離れる。
 
私は、スタープレーヤーではない。ただ、一応、いい大人だ。ちょっと文章にも自信がある人間だ。
 
現在、投稿は14回目になろうか? つまり、その14回の内13回、同じ事を言われてしまっていた。いやー、きついでしょ? いい大人が、同じミスを13回するのって、きついでしょ? でも、言ってくれる担当者もとてもいい人だと思った。一回も、もうあなたは駄目ですともいわないし、逆に、その基準も甘くならない。しかも、微妙に、書いていく上で、違う視点からこつを伝授してくれる。
 
それでも、だめだった13回。
 
前回、そう14回目の投稿で、私はついに念願の人に読んでもらえるレベル認定を一回獲得したのだ! やっほー!
 
そこに、○○が入っていたかはまだ微妙なのだが、とりあえず、大きな前進だ。もう、なきそうだった。
 
今日は、ライティングゼミの振り返りをしていた。残り2回の投稿を控え、じつは崖っぷちなのだ。なんとしても、あと二回で自分を変える! そのためには、復習が必要だ。YOU TUBEで3時間、2倍速で、3講義を観た。すると……、三浦監督が予言者のようだと、ちょっと気持ち悪かった。(笑)
 
ただ、あきらめずに毎回死ぬ思いで、投稿を継続してきたことに、価値が見いだせてきている自分がいる。
 
ひょっとしたら、人生が変わるかもな?
 
そんな予感がしている。ここで学んだことは、たくさんあるが、大きな柱はたったの一つ。いや、二つかな?
 
道具の方は、もう、万能器具。人生のあらゆる場面で活用できるモノだと思っている。だから、私は、新年度、仕事でその道具を、めちゃくちゃ活用していく気、満々である。ワクワクしている! いや、そのノウハウの活用の仕方は教えないですよ? 著作権あるから(笑)ただ、そのスキルは、活用して良いとのことだったから、どんどんやっていきます!
 
大きな柱のもう一つは、いま、私が試されている最中。この文章が、その○○ができているかの、最後の試練だと思っている。前回は、ラッキーパンチだった。めちゃくちゃ良い出来事が起きたのだ。これは、面白い! ネタになる! その確信を元に書いた文章だ。素材が良ければ、そりゃ多少調理が下手でも、良い味出るでしょ?
今回はそうはいかない、ただのライティングゼミ、いいですよー的な文章だ。うん。
 
ただ、スラムダンクの三井寿が、安西監督にあった瞬間に、涙を流しながら本音で言った
「安西監督、バスケがしたいです」
に負けず劣らず、私は今、言いたい。
「三浦監督、ライティングがしたいです」
これは、文章を書くだけじゃない。ライティングゼミで習ったことを、人生で使っていきたい。そんな決意の文章だ。
ライティングゼミなんて、結局できる人しか、効果無いじゃん! そうやさぐれていたじぶん……変わる。
 
 
 
 
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2019-04-24 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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