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ランニングをしはじめたら夫婦仲が改善された


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:寺西 ヒロキ(ライティング・ゼミGW特講)
 
 
3年前くらいからマラソンをしている。
ビジネスパーソンが月に1度の早朝から集まる会があり、その会に参加するメンバーで構成されるクラブ活動のようなものがいくつかある。そのひとつである「ランニングクラブ」に加わってみることにしたのがきっかけであった。
 
参加者それぞれが自宅の近所や出張先のホテルの付近をランニングした距離とその時の写真などをFcebookグループに投稿すると、メンバーから「ナイスラン!」と応援のメッセージが届く。
 
このやりとりが仕事以外でのコミュニティーと緩く繋がっていることによる連帯感を生み出すし、1人で実践するよりも継続できるので習慣化されない人にはオススメのやり方ではないかと思う。
 
ランニングをやり始めることを妻に伝えたところ、
「そんなことしている暇があったらもっと仕事とか、やるべきこと沢山あるんじゃないの?」というなんともストレートな意見がグサッと返ってきたのを今でも覚えている。
 
とはいえ、そんな妻も結婚前は地元のマラソン大会(ただし、10キロと言っていた)に出たり、バレーボールのチームに入っていたりして体を動かすことは基本的には得意な方だったので、運動すること自体を否定しているわけではないようだった。
 
私の場合、結婚して子供ができる少し前にそれまで働いていた実家のメーカーを突然辞めて独立したという経歴がある。そのため余計に一般の家庭にはない緊張感のようなものと、家族に心配をかけまいとする思いが渦巻いていた。
 
そんなプレシャーを感じながらも毎月コツコツと100キロを目標にして走るようにし、結果をネットにアップしてランニング仲間からは応援コメントを得るという日々を送っていた。
 
ところがやはり家庭内に目を向けるとあまり応援してもらっているような空気は感じられなかった。「好きなことばっかりやって……」というのが妻からの無言のプレッシャーの中身だった。
 
原因を考えてみることにした。当時ランニングをしていたのは夜間が多く、まだ2歳くらいだった息子のお風呂は毎日私が入れていたものの、寝かしつけは妻の役目だった。私はそのあとの自由な時間を使って毎晩走りに出かけていたのである。
 
息子が寝付く時間帯は我が家の場合日によって異なることが多く、家事も色々と片付けたい妻からしたら、そんな時に好き勝手やっている私に対してストレス以外の何物でもない状況だったと言える。
 
妻が旦那の趣味で不満があるのは、お金をかけ過ぎ、休みの日に家にいない(故に子供の面倒を見ない)、道具が必要な場合はそのせいで家が片付かない。というものが挙げられるのではないか。
 
そこで、色々と改善することを心がけてみた。
 
まず実行したのが、ランニングをする時間帯を夜から朝に変更したことだ。しかも早朝の時間に家族がまだ寝ている間、こっそりと着替えて家を抜け出すようにして走りに行った。
 
家族が朝起きてくる時間はいつも一緒なので、こちらもその時間を逆算してランニングを終了させるし、おまけにもし冷蔵庫に牛乳がなかった場合、走った後に近くのコンビニで買って帰るということもし、帰ってきたら朝食の準備を行う。
 
朝早く起きてランニングに出かけるため、実は息子の寝かしつけも私がやることになった。これにより、全ての時間の流れが「自分勝手」な私中心なものでなく、妻が自分のために確保したい時間が確保できる。
 
マラソンシーズンの時期はフルマラソンに参加するが、10月ごろから4月ごろの間の2ヶ月に一度くらいでよく出たとしても4回ほどである。そのため、日頃息子と約束して遊びに出かけるようにしていたらこれはあまり妻からのプレッシャーを感じる部分ではない。
 
マラソン大会に出ると、事前の申し込みの時に参加賞のアンケートを聞かれる。この時にタオルやTシャツを選ぶのではなく、地元名産品などを選ぶようにしている。タオルなどが増えると洗濯するものが増えたり、しまう場所が減ったりすることは妻にとっては面倒以外の何物でもない。
 
地元名産品を持って帰ると、「へぇ、その場所はその商品が有名なんだね。今度は旅行でそこに連れて行って」となる。私はやらないのでわからないがゴルフの場合はそうはいかないのではないだろうか。
 
また、ゴルフだと普段の練習もお金がかかる。コースに出るのも結構かかる。マラソンだと道具は不要だし、練習もお金はかからない。必要になるのはシューズくらいかもしれないが、私はシューズも知り合いに教えてもらったランニング用のサンダルを自作したものを使っているため材料費以外はかからない。
 
夏の間の暑い時期に朝ランをする場合、ウェアが汗で汚れたりするので、帰ってきてシャワーをする時に脱いだものをそのまま水でゆすいで洗濯機に投入する。これをやるだけでも妻の機嫌は全く異なるものとなる。
 
普段からランニングを行なっていると、食事などにも気を使うようになり、普段妻が気にかけてくれていることにもしっかりと感謝することができるようになった。
 
いつか海外のマラソン大会に息子と妻との3人で遠征し、息子と一緒に走っている間に、妻にはショッピングを楽しんでいてもらうような時が来ればなと思う。そうなればさらに夫婦円満な時が過ごせると思う。
 
 
 
 
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2019-04-28 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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