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営業マンは一日乗車券を使うべき理由


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:テラニシ ヒロキ(ライティング・ゼミGW特講)
 
 
サラリーマンで営業をしている人には是非やって欲しいことがある。特に東京の都区内などで車ではなく電車で回っている営業マンにやって欲しい。
 
それはJRもしくは東京メトロなどの一日乗車券を活用して欲しいということである。
 
そもそも、一日乗車券の値段がいくらするとか、どのエリアで使えるとかを知らない人には積極的にこの話を読んで、スグにでも実践して欲しい。
 
私は元々、文具メーカーの営業として名古屋のエリアを担当していた。その当時は営業1人につき営業車が1台用意されていたし、担当エリアも広かったため、それが当たり前だったし、ギモンにも思わなかった。そして、別に車の運転も苦手ではなかった。
 
名古屋で6年ほど営業をした後、東京の支社に転勤することとなった。
 
本社は大阪の会社でそれまでは大阪、東京、名古屋間の営業担当者のローテーションがなく、転勤そのものが異例のことだった。同族会社で、東京のやり方とそれ以外の拠点のやり方の意思疎通がなかなかできていない会社だったため、色々と驚くようなことが毎日のように起きていた。
 
そんな中でいきなり名古屋から東京に送り込まれたので、東京の営業担当など割り当てがうまくいっておらず、通常であれば担当の卸業を持ったり、エリアを決めて行ったりするところ、ただ新規開拓や既存店の潜在ニーズの掘り起こしなどを行なっていた。
 
そこでよく利用していたのが一日乗車券である。
 
JRの都区内パスは750円で都区内エリアを自由に乗り降りできる。したがって、このエリアの中で仕事をする場合には非常に効率的に使えた。
 
当時まだ古いやり方をしていた会社だったため、交通費の精算もいちいち乗車した区間を手書きで提出していた。どちらかというとその手間が本当にいやで仕方なかったのである。一日乗車券ならただ一行書くだけで済むのである。
 
東京メトロの場合は一日乗車券ではなく、正確には「24時間券」である。
 
これがまた便利に使えるのである。
改札機に券を通した時間から24時間以内に入場できる。これをうまく利用すれば、例えば24時間以内に200円の区間を3回以上乗れば元が取れる計算となる。
 
以上のように使い方によって、非常に効率的に交通費を節約することができる。
 
これは営業マンそれぞれが意識することでないかと言われればそうかもしれないが、私自独立して大切なことに気がついた。
 
営業マンの経費に対する意識の低さだ。
 
無駄な移動をしても良い。車で行った場合の駐車料金は会社のもの、効率よく営業活動をするなど、意識の低い社員がいる会社が多いのではないだろうか。
 
営業担当者をまとめる責任者や経営者もそこを意識している方がどこまでいるかというのも気になる。以前、学生の頃に居酒屋チェーン店でバイトをしていたが、いろいろなことを任せていただき、仕入れや発注までやっていた。その時に身についたのが原価率などに対する意識の高さだ。製造現場などに近い部門、業種であればここは大きく意識している部分かと思うが、営業部門にとっての営業経費はあまり注視されていないのではないかと思う。
 
もちろん、そんなことを気にしないくらい売上をあげれば問題ないのかもしれないが、問題がないのと、意識しておくということはまた別の問題である。
 
私は現在文具メーカーの営業支援をする仕事をしているが、その日の予定を決めるとき、都区内だけを回る日は必ずJRか東京メトロの一日乗車券を使うし、郊外に向かう場合は、私鉄にも同じような一日券があるので、活用して乗りまくるのである。
 
サラリーマンだとここまで意識しなくて良いのかもしれないが、このご時世、会社がどうなるかもわからないし、もし副業などをする場合などはここら辺もよく考えておいた方が良い。ましてや私みたいに独立する場合は、どこに住むかも結構気にしておかなければならない。
 
なので、普段から交通費について気にしておく方が良いし、存在は知っていても実際にあまり使ったことがない方がおられるのであれば、一度使ってみるのが良いかと思う。
 
たまに、一日乗車券を買った日に限って、お客さまから呼び出され、エリア外の鉄道を利用することで無駄になってしまうこともあるが、大体は計画通り元を取っている。
 
この活用方法を知っているだけで、結構助かる時もある。
私は今子育ても積極的に行なっているが、幼稚園年少の息子にとって、電車や飛行機といった乗り物全般が大好きである。
 
休みの日にもこの一日券をフル活用して電車を見たり乗ったり、スタンプラリーをしたりしている。
同じような子育てパパにオススメなのが東京モノレールの一日乗車券である。土日の場合だが、羽田まで往復するだけで元が取れる。これでよく空港まで飛行機を見に行って息子と盛り上がって楽しんでいる。
 
 
 
 
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2019-05-04 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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