メディアグランプリ

「ライティング講座の副特典は、体験型テーマパークへのチケット?」


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【8月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:結珠(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
「ライティング講座を受講者のみなさんの記事、読ませていただいてます!」
 
「お前、誰だよ!」と思われたことだろう。
私も一介のライティング講座受講者で、なんなら今も課題文を書けず頭を悩ませている最中だ。
 
天狼院ライティング講座では毎週1稿、2000字の記事を書き、FB上のグループに提出する課題がある。
書いた記事は、締め切り後に天狼院書店の講師の方々からフィードバックを受け、内容の良いものは天狼院書店HP内の「メディアグランプリ」にアップされ、Web上でアクセス数を競うレースに参加することもできる。
まるで学校の作文大会みたいな仕組みだが、そのフィードバックは文章のプロ級の方々がしてくれる。
そして、同じ受講者の記事はFB上の共有グループに投稿されるため、様々な背景や経験を持つ書くことを学んでいる人たちの記事を読むことが出来る。
 
ただ、最初はこの2000字というのがなかなうまく書けない。
 
「どんなテーマで?」
「書き出しはどうしたらいい?」
「ABCユニットってどう使う?」
etc……
 
ライティング講座受講以前に文章を書く習慣が無かった私は、頭の中が疑問符に溢れて途方に暮れたまま白紙を睨みつけるしかない。
 
そして、第一回目の課題文投稿の締め切りが1日、1日と迫る間に、携帯の画面の上部に次々と他の受講者が記事の投稿を完了した事を告げるFBグループからの通知が表示される。
 
「どうしてこんなに早く文章を書ききれるんだろう」
「どんな風に書いてあるのだろうか……」
 
投稿されていく記事の内容が気になりだしてきた。
第一回目の課題くらいは、自分の実力を図るために人の文章は見ずに頑張ろうと謎のプライドを持って挑んでいたがもう限界だ。
子供の頃に宿題の答えが分からずに友達の答えを盗み見てしまうような、ちょっとした後ろめたさを感じながら投稿されている記事のファイルを開く。
 
「自分が記事を書くヒントになれば……」
 
そんな思いで既に投稿された課題文と「メディアグランプリ」にアップされた記事を読み始めたが、そこでライティング講座の豪華な副特典に気づくことになった。
 
天狼院ライティング講座では読まれる文章を書けるようになりたい思いを持った様々な人が参加している。
中には既にプロとして実際に記事を書いているライターや、フリーランスで自分のスキルを活かして働いている方、学生や新社会人もいれば、主婦の人もいる。通信講座もあるので日本のどこからでも受講できる。いや、日本国内どころか海外に住みながら受講されている方もいる。
自分の考えや経験、感情を伝えたいという思いは誰しもが持ちうる思いである。
書き方のヒントにと読み始めた私は、そのひとりひとりの受講者の方々が自らの仕事や経験を基に思いや考え方を表現した文章を読む事に夢中になっていった。
 
自分の知らない生き方や働き方の人々の思いや考え方を知ることができるこの感覚は学生の頃に行った社会科見学に似ている。
 
私は、その当時働きたい仕事として興味のあったスポーツ用品の販売員を1日体験した。
好きなスポーツアイテムに囲まれて楽しく販売員の仕事を経験出来た反面、地道な畳み直しや在庫チェックといった裏方の仕事もした。
楽しいだけじゃないんだという学びがあり、そういった憧れの職業の表と裏を経験でき、学生時分ながらとても意義深かったと感じている。
 
ライティング講座の受講者の記事を読むことも、書き手が伝えたいそれぞれの仕事や生き方の中での魅力や学び以外にも、表には出てくることの少ない悩みや辛い面があることを知ることが出来る。そういう職場体験のような経験ができる空間こそが、課題文の投稿を読むことが出来るFBグループと「メディアグランプリ」である。
しかも、このライティング講座では参加者の背景は多種多様だ。
つまり、ライティング講座の課題投稿と「メディアグランプリ」の記事を読むことはキッザニアに行くようであると思う。
キッザニアとは、様々な仕事を体験出来るアミューズメント施設である。テーマパーク内で例えば、消防士やケーキ屋さん、パイロットやカメラマンなどやってみたい仕事を実際にやってみることでその仕事を実際に追体験出来る。
ライティング講座の課題文や「メディアグランプリ」も様々な背景の方々の投稿を読むことで、その人の生き方を追体験することが出来る。
 
ライティング講座は、読まれる文章を書くスキルが手に入るだけでなく、この仕掛けがあるために投稿された記事の中から様々な人の生き方や感性追体験することができる体験型アミューズメント空間なのである。
これは私にとって、ライティングスキルを学ぶことに引けを取らない位に魅力的なことだ。
 
もしかしたら、課題文の記事を読む過程で私の進みたい生き方も見つかるかもしれない。
万に1つ、誰かにとって私の文章が生き方のヒントになるかもしれない。
キッザニアに似た様々な働き方や生き方を学び、無限大の可能性を存分に満喫するために私はこれからも受講者のみなさんの記事を読ませていだだきながら、課題に取り組んでいこうと思う。
この体験型テーマパークへのチケットは、ライティング講座で学び、そして自ら書く事に挑戦するからこそ手に入れられるものだからだ。
 
 
 
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 
http://tenro-in.com/zemi/86808
 

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2019-07-04 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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