読者はあなたの“情報発信”を求めてない？！
＊この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
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記事： 鉾立由紀（書塾）
「ブログを一生懸命書いているのですが、ブログから売上につながったことがないのです……」
起業家のプロデューサーとして、多くの起業家や、起業家のタマゴの方々の相談にのっている私ですが、この「ブログを一生懸命書いているのですが、ブログから売上につながったことがないのです……」と言う悩みがとても多い！ そんな相談に来られる方々のブログのページビュー数などを見てみると、そもそもブログが読まれていない……。ブログが読まれていないなら、ブログから売上をあげるなんて、夢のまた夢……。さらに言うと、ブログから売上が上がらないと嘆く方々は、自分のブログの現実すら把握されていないのです。
これから益々、副業容認の波が押し寄せ、さらに多くの方々がブログを始められる時代となっていきます。今回の記事では、それらの「ブログをやっても売上につながらない」とお嘆きの起業家の方々や、「これからブログを書けば、広告収入が狙えるかな？」と思っているすべての方に、読まれるブログ創造の考え方をお伝えします。いくらブログから売上をあげたくても、読まれないのでは話にならない。今回の記事を読んで、あなたのブログを読まれるブログに生まれ変わらせることができたら、私もこれ以上に嬉しいことはありません。
読者から読まれるブログ創造の考え方は以下の２つ。
１. 読まれるブログは「お客様の問題」を解決している！
２. 読まれるか読まれないかはタイトル次第！
早速、説明していきましょう。
１. 読まれるブログは「お客様の問題」を解決している！
読まれるブログと読まれないブログの違い。それは「そのブログがお客様の問題を解決しているか？ していないか？」の違いです。
想像してみてください。あなたがGoogleやYahoo!などの検索エンジンを使っているとき、なにかの情報や答えを探していませんか？ 普通、読者はなんらかの情報を探していて、その情報の答えを得たいと思っています。それも今すぐ！！ （的確な情報が見つけられないとイライラしますよね？）。と言うことは、基本的にGoogleやYahoo!などの検索エンジンに引っかからない「自分の書きたい記事」を書いても、読者があなたのブログ記事を見つけることはないということなのです。
では、どうすれば検索エンジンで表示される記事を書くことができるのか？ 答えは簡単！ 「情報を受注」し、その記事を書いていくこと！ 要するに、読者の方が「探しているお役立ち情報（ネタ）」を常に集めておいて、その読者の方々が「探しているお役立ち情報（ネタ）」について記事を書くのです（私であれば、お客様から選ばれたい起業家の方のお役に立てる記事を書きます）。余裕があるのであれば、読者の方が『検索するのではないかな？』と思う検索キーワードを使って記事を書いていくと、さらに読者から見つけられやすくなります。
実は一般の読まれないブログ記事のほとんどは、自分の言いたいことを、まるで「人に読ませる気のない日記」のように書き連ねているだけ。そしてこれが世間で言う「情報発信」の現状となっているのです。しかし、ここであなたに想像してもらいたいのです。あなたは文才のない人の日々のつぶやきや日記を読んで楽しいですか？ 読者を楽しませる気のない文章を読み続けたいですか？
私は自信を持って言いますが、そのようなブログの文章を読み続けることは１００％ありません。いや、どちらかと言うと、真剣になんらかの情報を探しているときに、そのような情報に当たってしまったら、イラッとする、が私の本音。そしておそらくは多くの方々も同じ意見だと思うのです。
残念ながら、私達は北川景子さんや岡田将生くんのような有名人ではありません。彼らの場合は、「何を考え、どんな場所でどんなことをしたのか？」といった記事に興味を持つ方々がたくさんいます。しかし、私達一般人の情報に誰がそんなに注意を払うと言うのでしょうか？（あなたは私の今日のランチに興味あります？ ないですよね？）
ブログを書くときに一番注意すべきこと。それは読者の方々は、自分の問題を解決してくれる記事を読むのだということを忘れずにいてください。
２. 読まれるか読まれないかはタイトル次第！
読まれるブログがなぜ読まれるのか？ それは記事のタイトルが「なにを読者に与えてくれるのか？」が明確で、読者の目を惹くタイトルだから。
想像してみてください。あなたが新聞や雑誌を読む際、すべての記事をくまなく読むことは……ナイですよね？ そして読んでしまう記事は、その見出しに興味を惹かれたから読んでいるのだと思うのです。
私達のブログ記事というのは、お客様の視点からするとGoogle検索の結果で並んだたくさんの記事の１つにすぎません。Googleのトップに並んでいるから読んでもらえるということも確かに間違ってはいないのですが、読者にとってそれよりもっと大切なのは、自分が探している情報に答えてくれそうな記事かどうか、ということなのです。
現代は人類史上初めて、一般人が、自分の意見を世の中に“自由”に発信できる時代となりました。それはすなわち、単にブログを書いていれば、読者がブログを見つけて読んでくれる時代は終わり、情報の戦国時代とも言える時代がスタートしたということなのです。
あなたが単に自己表現のためにブログ記事を執筆しているのであれば、他者にとやかく言われる必要はありません。ぜひ自由にブログで自己表現をされてください。しかし、もしあなたが読者の方々に読んでもらえるブログを育て、確実に「売上につなげたい！」と思っているのであれば……、最も注意すべきは情報発信ではなく、情報受注であることを心に留めてみてください。
その意識があるだけで、あなたのブログが読者の方々から圧倒的に読まれるようになること間違いなしと、ここに私が保証します。
＊＊＊ この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
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