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パーソナルカラーで、人生の難易度は格段に下がる


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:ナルカラーで、人生の難易度は格段に下がる
記事:岸本苑子(ライティング・ゼミ夏休み集中コース)
 
 
「パーソナルカラー診断」って聞いたことありますか?
ここ数年で、ファッション関連でよく耳にするようになった言葉です。
わたしは数年前に診断を受けてみましたが、これは男女問わず、ファッションに興味がない人や自信がない人、忙しい人こそ、やってみる価値があると実感しました。
その便利さは、料理におけるめんつゆのようなものです。
 
 
そもそも、「パーソナルカラー」とは何でしょうか。
人が生まれ持った素質をもとに、似合う色の傾向を分けたものが、パーソナルカラーです。
 
 
髪や目の色、肌の色味、顔立ちなどをトータルで判断するもので、年齢によって変わるものではありません。
よく、「30代になったらこの色はちょっと…」というような言葉を言ったり聞いたりしないでしょうか。
でもそんなことはありません。
ド派手なピンクが似合う人は、20歳でも60歳でも似合います。
似合わない人は、実は20歳のときに着ても似合わない、というのがパーソナルカラーです。

 
 
わたしがパーソナルカラー診断を受けたのは、知り合いのパーソナルカラー診断士の、旦那さんを見てしまったからです。
その方は、お仕事のときは普通のスーツを着ているような、どこにでもいる50代の“ひとのいいおじさん”です。
ところがその日は、まったく違って見えました。
思わず声をかけると、その方は、
「僕はスプリングタイプなんだ。最近は仕事でも、こういう色のネクタイをしてるんだけど、なかなか評判がいいんだよ」
と教えてくれました。
オレンジシャーベットのようなシャツに、ライムグリーンと水色の織物のベスト、ライトベージュのパンツと、とにかく明るい色ばかりです。
それがすっきりとなじんでいて、彼のもつ優しそうな雰囲気と調和していました。
似合う色って本当にあるんだ、と思った瞬間でした。

 
 
パーソナルカラーは、いつも色合わせがうまくいかなかったり、そもそも服を選ぶのが面倒な人こそ、効果を発揮する武器になります。
たとえば料理にこだわりのある人は、市販のめんつゆの味を、調味料を組み合わせて作ることができるでしょう。
でも、手早く済ませたいときや、一発で味を決めたいときは、めんつゆはとても便利です。
 
 
だれが作っても「あの味」になる、プロの研究の結晶なのです。
そうめんやうどんのつゆにするだけでなく、肉じゃがの味付けにもなるし、ほうれん草のおひたしもできるし、スープの隠し味にもなるし、いろいろなところで活躍します。
これだけで料理の難易度がグッと下がるのが、使ったことがある人には、よくわかるでしょう。

 
 
パーソナルカラーも同じです。
ファッションに情熱を持っている人は、あれこれ試行錯誤しているうちに、自分に似合う色を見つけて、うまく組み合わせられます。
一方、そもそも興味が薄いと、色で冒険する気も起きずに、いつも地味な色で無難にまとめてしまいます。
誠実な紺を着ているのに、顔色が悪くて仕事ができなさそうに見えてしまう人。
シンプルなゴールドのアクセサリーなのに、ケバくて老けて見える人。
身近に心当たりはいませんか?
そういう人は、調味料の組み合わせがうまくいかずに、味付けに失敗してしまっているのです。
ところが、万能調味料のパーソナルカラーを使うようになると、料理の味がしっかりとまとまって、素材を引き立ててくれるようになります。

 
 
実際に診断を受けてみた結果、わたしは「ウィンタータイプ」でした。
ベーシックな黒や紺のほか、ブドウ色やターコイズブルー、ツツジのようなピンクなど、パキっとして青味の感じられる色が得意です。
そういった色はもともと好きだったのですが、それまでは、「いつもこの色を買っちゃうよな……」とか、「さすがに派手すぎるから、別の色にしよう」と思って、買い物をしていました。
そのため、クローゼットの半分は、あまり得意ではない色の服で占められていました。
コスメもアクセサリーも、同じでした。
買っても使い切らなかったり、使う機会がなかったり……。

 
 
診断後、そういうものを思い切ってバッサリと捨てました。
すると、収納に余裕ができました。
新しい服やコスメを買うときには、「この色は似合う」と分かっているので、無駄に悩むことが減りました。
コスメはいわゆる「底見え」まで使い切れるし、服の着回しが楽になりました。
どの服でもコーディネートが決まるので、朝の服選びの時間が半分以下になりました。
似合う色の服を着ていると、友人から「いつもすてきな恰好してるね」とほめられるようになりました。
ファッションに疎いわたしにとって、天変地異が起こったような感覚でした。
好きな色を、自信をもって着られるようになりました。
ついでに、プレゼントをもらったときに、それが自分に似合うものである確率が高くなりました。
「わたしらしさ」のイメージが、周囲にいつのまにか理解してもらえたようでした。

 
 
料理をほめられたとき、「味付けはめんつゆなんだけどね」と思うかもしれません。
でも大切なのは、美味しい料理ができることです。
めんつゆを効果的に使う、という決断をしたことで、料理に自信が持てて、自分への評価が高まれば、それでいいのです。
わたしは、パーソナルカラーで身の回りの色を選ぶようになりました。
プロの診断を信じた結果、自分に自信がついて、周りからの評価も高まりました。
時間もお金も決断力も、節約できるようになりました。

 
 
仕事一筋でいつもスーツを着ている人、服を買うのがめんどうな人、明るい色は似合わないと思っている人。
そういう人にこそ、プロの診断を受けてほしいと思います。
仕事着を選ぶのに、時間もお金もかからなくなります。
服装に対するコンプレックスが、少なくなります。
好きな色を着るのが、冒険ではなくなります。
プロに任せられることはプロに任せて、もっと自分の好きなことや大切なことに、力を注いでみたらどうでしょうか。
人生の難易度が、かならず下がります。

 
 
 
 
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2019-08-13 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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