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メディアグランプリ

選ばれる人・選ばれないワケ


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事 上野清香(ライティング・ゼミ夏期集中コース)
 
 
人は0.5秒で選ばれる。
人は人を選ぶときになんと0.5秒の速さですでに第一印象を決めているといわれています。
 
第一印象が悪い・機嫌が悪いの? と、よく聞かれる・面接でいつも落とされる。
このような経験をされた方は少なくないのでは? 私は口角が生まれつき下がっているので幸薄い顔とよく言われてきましたし、黒目の位置が少しだけ普通の方と違うので、目つきの悪さをずっと指摘されてきました。私の特徴的な目は三白眼と言います。三白眼は古来日本で妖怪の目、犯罪者の目などと揶揄されてきた目です。普通にしていても睨んでいるように見えてしまうのです。(近年では魅力的と変化してきているようです)
 
幼い頃から顔に苦労をしてきたためか、本職である医業よりも顔、表情筋トレーナーのサブ職に力が入ってしまうのは致し方ないですよね?
 
上記にも書きました表情筋トレーナーという職業やレッスンがあるのをご存知でしょうか? 表情筋とは顔の筋トレ、表情の癖を直したり、表情豊かに様々な顔の動きができるようにしたり、抱えたコンプレックスを顔の筋肉の使い方で修正したりすることです。最近では脳トレや知育としても認知度が上がってきています。
 
トレーニングには様々あり、私の場合は、
顔のシワ・たるみ・ブルドック顎・ほうれい線などの美容目的や、笑うと上唇がめくれて歯茎が丸見えになるガミースマイルの改善など、面接で相手に好印象を植え付けるためのレッスンをしています。
 
面接対策には普段の無表情から少しだけ口角(口の端)をあげ続け、頬がプルプルと震えださないように鍛えさせます。最も重要なこととして「あいうえお」の発音と口の形が一致しているかを確認、修正を行っていきます。
 
あいうえお? 日本人なのに発音できないわけがないですよ? レッスン生の中にはそのように仰る方が当然いらっしゃいます。しかし、世の中には正しい口の形ができていない方で溢れていて、表情、口の形、発音のせいで「選ばれない」ことは多々あるのです。
 
言語も習慣も文化も歴史も食事も宗教も国によって全て異なります。日本国内ですら方言から慣例まで地域によって違いますよね? それが世界となれば異なって当然です。
しかし唯一共通しているのが人種年齢性別国籍問わず「顔の表情」なのです。
言葉は通じなくとも、顔、表情は自分の気持ちを伝える共通語なのです。
 
そこで問題となるのが自分では気づいていない間違った顔の表情なのです。
両方の口角が下がりながら下の歯も見えて「い行(いきしちにひみいりい)」と言ったとしましょう。この顔は相手に対して「不愉快です」「あなたを信頼していません」「不服です」という表情と同じになり、さらに、幼稚性を相手に与える表情にもなります。
 
例えば、「面接をうけに参りましたタナカユウジです、よろしくお願いします」と言ったとしましょう。この文の中に「い行」は7つ入っています。誤った口の使い方をすると7回も不服、不愉快な顔を相手にしたことになります。恐ろしいとだと思いませんか?
 
また緊張のあまり瞬きの回数が1分間に20回を超えると相手には不信感がつのります。
反対に瞬きの回数が少なすぎると相手に言い知れぬ恐怖や威圧を与えてしまうため、瞬きは1分間に12~15回が相手に好印象を与える基準となっています。
 
アメリカ大統領選で、ジョージWブッシュ氏は演説スピーチの際の瞬きの回数が多すぎたために敗戦した話は表情学を学んでいる者の中では有名です。瞬きが多いのは嘘の現れと印象づけられてしまいます。たかだかこれらのことだけで人の印象は善にも悪にも変わってしまうのです。
 
ようは、正しい表情が分からなかったとしても、間違った表情さえしなければいいのです。
 
好きな人ができ、その人に好かれたいときは、相手の好きな髪型、服装に似せてみたり、趣味を勉強してみたりする行動は自然なことだと思います。好きな人に合わせて自分を変えてみたことは誰にでもあるのではないでしょうか?
私にとって印象を変えることは嘘でも偽りでもなく努力だと思っています。
それは、なりたい自分になる努力なのです。面接も同じですし、仕事先でクライアントに信頼されたいときに堂々と振る舞うことも同じです。
 
なぜ選ばれないの? なぜいつも人が近付いてきてくれないの? あなたが「なぜ」を解きたいと思ったとき、自分の表情癖を見直すことがとても大切なことだと思います。いまは便利な時代です。友人と話しているときの素の自分、パソコンや本を読んでいるときのうつむき加減の自分、食事中の自分をスマートフォンで撮影してみてはどうでしょうか?自分のことはわかっているようで見えていません。客観的に自分の表情を見直すいい機会だと思います。
 
人は誰でも、選ばれた人は何か特別なものを持っていて、自分が劣っていると思いがちです。確かに、そういったこともあるかもしれません。
しかし、誤った表情をしたせいで他の方が際立って良く見えてしまい、結果、あなたが選ばれないといったこともあるのです。
選ばれたい! と強く願うときは、表情癖、表情筋トレーニングを思い出してください。
あなたが選ばれるヒントがきっと見つかるはずです。

 
 
 
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2019-08-18 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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