週刊READING LIFE vol.212

書いては演じ、演じては書く〜俳優×ライター・石綿大夢の決意にも似た自己紹介《週刊READING LIFE Vol.212 ライターとしての自己紹介文》


*この記事は、「ライティング・ゼミ」の上級コース「ライターズ倶楽部」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

2023/4/10/公開
記事:石綿大夢(READING LIFE編集部ライターズ倶楽部)
 
 
はじめまして、石綿大夢(イシワタヒロム)と申します。
変わった名前ですよね、自分でもそう思います。アスベストの“石綿”に大きな夢。
同姓同名の人がこの世に存在しているのか、不明です。芸名みたいな、本名で、芸名です。
 
“芸名です”と書いたのは、僕の本業に関係があります。
僕の仕事は、俳優です。
「あれ? でも聞いたことない名前だな」と思った読者の皆さん、安心してください。皆さんは何も間違っていません! 僕の名前を見てもピンとこないということは、僕は俳優としては“売れてない”(自覚あります)ということです。しかし名前の珍しさが功を奏して、僕の名前で検索すると他の誰でもない僕の情報ばかりが出てきます。こればっかりは親に感謝です。
普段は、舞台を中心に活動しつつ映像作品に出演したり、その他にも演出や演技講師をしています。ここ天狼院書店では「名作演劇ゼミ」という講座も担当しています。
 
「ってことは、俳優だけじゃ食っていけないから、ライターもやっているということ?」
はい、こういう辛辣な疑問を抱いた皆さん。半分正解・半分不正解です!
確かに僕は俳優としては売れておらず、空いている時間でアルバイトをしてなんとか生活しています。しかし、僕がライターをやっていきたいのは、何も生活のためだけではないのです。
それは僕が「物語に興味があるから」です。
 
【まずはプロフィール】
石綿大夢(いしわた・ひろむ)

俳優・演出・ワークショップファシリテーター
明治大学文学部・演劇学専攻卒業、また同大学院修士課程修了。俳優養成所・アップスアカデミー卒業。オフィス・ルード所属。劇団 綿座代表。
 
以上が、“俳優としての”プロフィールです。
そしてライターとしてのプロフィールを載せていただく時に、必ず入れている一文があります。
 
「人間同士のドラマ、心の葛藤などを“書く”ことで表現することに興味を持ち、ライティングを始める」
 
演技をするということは、その作品と向き合うこと。つまりその物語(=ドラマ)と向き合い、深く読み解くことです。
僕が“書く”という表現に興味を持ったのは、新型コロナウィルスの流行が原因でした。
皆さんもご存知の通り、爆発的な感染症の流行で舞台芸術やライブパフォーマンスをはじめとしたイベント業界は大きな影響を受けました。生で会える、リアルな空間を共有できることに価値を置いてきたのだから当然です。多くの人が仕事を失い、この業界を去っていきました。
当然、数多に存在する売れてない俳優の一人である僕も、仕事が無くなりました。
元々そんなに多くない仕事が、一切無くなったんです。お金はないけど、時間だけはありました。そんな状況の中で飛び込んだのが、書くことで表現できるライティングの世界でした。
 

【今までの文章で代表的なものをご紹介】

■得意ジャンルを活かしたもの(演劇・映画)
『解放区実践レポート〜書店を劇場にしてみたら〜』
https://tenro-in.com/mediagp/259398/
→現在も続けている本屋で上演する演劇のプロジェクト。その実践レポートです。
 
『フードトラックは伝わらない音を乗せて』
https://tenro-in.com/reading-life-vol181/260771/
→映画作品のレビューです。『シェフ 三つ星フードトラックはじめました』(監督:ジョン・ファブロー)を“オノマトペ”という切り口で取り上げてみました。
 
 
■得意ジャンルとは関係ないもの
『大阪寿司は味がない!?』
https://tenro-in.com/reading-life-vol202/292665/
→エッセイ風。自身の結婚の経験を書いたもの。
 
『イギリスのサンドウィッチは、不味いことに価値がある』
https://tenro-in.com/mediagp/193573/
→こちらもエッセイ風。自身のロンドン一人旅を書いたもの。
専門的ではないですが、料理・グルメ系のジャンルは強く興味があります。
(料理は食べることも、作ることも大好きです)
 
その他、今後インタビュー記事も公開予定です。
 
 
僕は、書くことと演じることは、とてもよく似ていると思っています。
一つのコンテンツを作り上げる時、それがエッセイでもインタビューでも、必ず取捨選択を行わなければなりません。どんなに優れた商品のP R記事でも、その商品が生まれた背景全てを事細かに文章にするのはまず不可能です。
だからライターや編集担当は、その商品の魅力を伝えるために必要な要素をピックアップして記事にします。抽出され厳選された情報だけが、文章化され記事になる。
一方、演技も同様です。
膨大な資料を読み込み、脚本に描かれていない膨大なバックグラウンドを作り上げた上で、俳優は演技をします。実際に上演・撮影されるのは、人物のそれまでの人生全てではなく、抽出された場面のみ。その物語を伝えるために行われた取捨選択の結果として、脚本というものが存在します。
 
そして俳優としても、ライターとしても、僕はその“物語”というものに惹かれるのです。
 
なぜその商品(作品)ができたのか、なぜこの人物はこういう考えを持っているのか。そこには必ず多くの人が関わり、歴史がある。人が関われば葛藤が生まれ、それが物語になります。
そこで生まれた物語は、全て魅力的です。ドラマティックで壮大な物語だけが魅力的なのではありません。人類を守る大いなる戦いだけでなく、野に咲く一輪の花にも必ずドラマがある。
その愛すべき物語たちを、多くの人に伝えたい。味わってほしい。
その魅力を伝える橋渡し役として、今後も二足の草鞋を履いて、活動していきたいと思います。
ライターとしても俳優としても、お仕事お待ちしています!
 
 
 
 

□ライターズプロフィール
石綿大夢(READING LIFE編集部ライターズ倶楽部)

1989年生まれ、横浜生まれ横浜育ち。明治大学文学部演劇学専攻、同大学院修士課程修了。
俳優として活動する傍ら、演出・ワークショップなどを行う。
人間同士のドラマ、心の葛藤などを“書く”ことで表現することに興味を持ち、ライティングを始める。2021年10月よりライターズ倶楽部へ参加。
劇団 綿座代表。天狼院書店「名作演劇ゼミ」講師。

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2023-04-05 | Posted in 週刊READING LIFE vol.212

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