僕がどうしてもトップ編集者の頂上会議「ミリオンズ・サミット」を開きたい理由《天狼院通信》
あ、本屋の記事だ。出版界の記事だ。
そう思ってクリックすると、潰れる、衰退する、時代の流れで仕方ない、本は売れない、というようなワードが並びます。
本屋が潰れたり、本が売れない理由が、理路整然と、これでもかというくらいに並べられます。
そういう記事を見ると、率直に疑問に思います。
本屋が潰れたり、出版界が衰退してもらわなければ困る人がいるのではないだろうか?
だとすれば、これはもはや、誰かの陰謀としか思えない。
たとえば、コンピュータ・ウィルスがなくなって一番困るのは、ウィルスバスターなどの会社であり、
万引きがいなくなってこまるのは、そういった警備の会社であり、
虫歯がなくなって困るのは、歯医者だとすれば、
本屋が潰れたり、出版界が衰退してもらわなければ困るのは、いったい、誰だろう?
そう、ぼんやり勘ぐってしまうほどに、メディアの論調は酷い。
「本屋は死なない」なぞという論調の元にあるのは、もちろん「本屋は死ぬ」という前提であって、
そういう論を展開している方々に前々からひとこと言いたいことがありました。
「死なねえよ」
また本屋が潰れる理由を理路整然と並べている人、本屋が潰れるのは時代のせいだという論調を展開している人に聞いてみたいことがありました。
「本当にやるべきことをとことんまでやってみたのか?」
同じように、最近ではどこに言っても、「本が売れない理由」しか聞かなくなりました。
スマホに可処分時間を取られている。
インターネットが書籍の代わりになっている。
若い世代は本を読まなくなった。
たしかに、その側面も否めないでしょう。
けれども、本当にそうでしょうか?
僕はそうは思わない。
なぜなら、現に100万部を超える作品が、今も生まれ続けているからです。
そして、それを世に送り出しているトップクリエイターの方々が微塵も希望を失っていないからです。
真摯に作品を作り上げ、どうすればその素晴らしい作品を世の中の人に知ってもらえるかを、命がけで考えている。
僕はその方々の言葉こそ、聞くべきだと思っております。
そこで、今回、11月28日にこんなイベントを開催することに致しました。
【天狼院PRESENTS】ミリオンズ・サミットvol.1「100万部という社会現象を起こした編集者が一同に集結!出版業界の未来を『超』前向きに語る!」
くだらない会議に出席して「前年比に到達しない理由」を懸命に論じるよりも、未来の希望を語るのに時間を費やすべきだと思います。
なぜなら、一生の時間は限られているからです。
どうせなら、前向きなことを考え、前向きに仕事をして、世の中にプラスに貢献したほうがいい。
それが最大の社会貢献だと僕は思います。
この業界に希望を見出そうとしている出版業界の皆さん。
今から出版業界に入りたいと思っている学生の皆さん。
そして、この業界の最前線で戦い、「いい武器」の供給を心待ちにしている書店人の皆さん。
なにより、本を心から愛する読者の皆さん。
この会に参加し、ともに希望を見出してみませんか。自分が抱いている希望を、より強固にしてみませんか。
誰より、僕自身が、この会において、トップクリエイターの皆様から様々お教えいただきたいと思っております。この会を楽しみにしております。
お気づきかも知れませんが、この会はミリオンズ・サミット「vol.1」となっております。
つまり、一度きりの会ではなく、何度もこの界を開きたいと思っております。
100万部を経験した、様々なトップクリエイター「ミリオンズ」に語っていただきたいと思っております。
あるいは、次回、登壇するのはこれを読み、この会に参加するあなたかも知れません。
皆様のご来場、心からお待ちしております。
詳細・お申込はこちらのページから
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【天狼院PRESENTS】ミリオンズ・サミットvol.1「100万部という社会現象を起こした編集者が一同に集結!出版業界の未来を『超』前向きに語る!」