天狼院通信
2013-11-22
天狼院の小さな挑戦《天狼院通信》
今日もたくさんの方のご来店、本当にありがとうございました。天狼院書店店主の三浦でございます。
ここに、遠くのお客様からご注文頂いた商品がございます。近くに書店があるというのに、天狼院から買いたいと言ってくださる。本当にありがたいことです。
ただ、これを「ありがたい」で済ませてしまってはならないと思っています。機械作業で梱包して、決済をすませ、宅配業者さんに集荷してもらい、それでおしまいにしてはなんだか味気ない。
そこで、僕は閉店後スタッフ二人にこう宿題を出しました。
「お客様が、この梱包を開けて、天狼院に頼んで本当に良かったと思ってもらえるにはどうすればいいだろう?」
手紙を入れよう、綺麗に梱包しよう、天狼院ノートをコピーしたものを緩衝材としていれよう、なぞと様々な意見が出ました。けれども、おそらく、そのすべてが答えではない。何より、天狼院らしくない。
そこで、僕を含めた三人の宿題にしました。
ベターであってはだめで、決定的な一案がなければならない。おそらく、何らかの驚きか、体験がなければ、二度とお客様は買ってくれないだろう。
お客様に請求を送り、決済をしていただき、宅配屋さんが集荷に来るまで、それほど時間はない。
それがタイムリミットになります。それまでに我々は、はたしてお客様が喜ぶ答えを導き出せるのか?
天狼院の小さな挑戦が今、静かに始まりました。
通販でご注文頂いたお客様だけが、その答えを知ることができます。