天狼院通信

僕は正直、苛立っている。それはもう苛立っている。〜天狼院ウェディングという名の野望〜


天狼院書店店主の三浦でございます。

 

今日はちょっと、最近の僕の苛立ちをぶちまけようと思います。

ええ、僕は苛立っております。

 

これは、最近、ずっと苛立っていることで、ついこの前なんか、業界屈指のスーパーブレインである、日経BP社の柳瀬さんが来た時も、閉店後、この苛立ちについて24時まで話してたくらいでした。

ファナティック読書会や、それぞれの部活でも、言わせてもらっております。

 

去年9月26日に、天狼院書店「東京天狼院」をオープンしてから8ヶ月が経ちました。

12月から部活も始まり、様々なラボやイベントが、目白押しです。

ええ、目白押しなんです。

 

妙齢の男女が、同じ趣味の元、結構たくさんの時間を過ごしているんです。

ええ、過ごしているんです。

 

それなのに、なぜ、カップルができないんですかー!!!

 

「あの、三浦さん、私たちつきあうことになりました」

 

って、報告がないんですかー!!!

 

僕は非常に苛立っております。

ええ、僕は苛立っております。

 

僕はプライドにかけても、街コンとかやりたくはありません。書店合コンとは書店お見合いとか、やったら天狼院ブランドは地に落ちると思っております。

でも、べつに、街コンとか合コンとか言わなくったって、自然なかたちで男女が知りあえば、自然とそうなるんじゃないでしょうか。

 

この前、白木夏子さんとイベントの話をしていたら、こんなお話をされてました。

 

「前にやったうちのイベントで知り合って、その後、結婚したってカップルが何組もあるんですよ。嬉しいですよね!」

 

昨日のファナティック読書会にいらしたお客様もこんなことをおっしゃってました。

 

「私が参加している他の読書会では4組カップルができて、ジュニアも2人できたんですよ」

 

なんということでしょう!

そのイベントやコミュニティでカップルができて、ジュニアまでできている。

なんという社会貢献!

素晴らしすぎる!

うらやましすぎる!!!

 

僕は日々、夢想しております。

 

「三浦さん、私たち、結婚することになりました!」

「ええ!! いつの間に!!!」

「実は数カ月前からつきあってるんです!」

「なんだ、そうだったのかー、てか、早く言ってよー!」

「三浦さんには、ちゃんとかたちになってから報告しようと思って。ねー」

「ねー」

「それで、式とかは決まったの?」

「ええ、披露宴、会場は決まったんですけど、その件で三浦さんに相談があるんです」

「相談?」

「私たちが知り合う場となった天狼院書店で、結婚式の二次会をしたいんです! ダメですか?」

僕はそう言われ、きっと言葉に詰まります。

僕が即答しないものだから、その方は心配になってこういいます。

「やっぱり、無理ですよね? 困らせてしまってすみません」

でも、僕は困ってわけではありません。

喜びを噛み締めていただけでございます。

「そんなの、いいに決まってるじゃん! やろう! 天狼院ウェディング!!!」

 

そう、別に披露宴をうちでやろうってわけではございません。

二次会でも三次会でもいいんです。

天狼院で知り合った方々の結婚のお祝いを、天狼院でできたなら、なんてステキなんだろうといつも夢想しているのです。

 

そのときだけは、必殺技「貸し切り」炸裂です!

ケータリングも、超絶美味しいレストランに頼みましょう!

天狼院にはプロジェクターだってあります、100インチのスクリーンだってあります!

フォト部もありますから、カメラも大丈夫ですよー!

雑誌編集部もありますんで、何なら、その日のことをまとめた小冊子も作りますよ!

マジカル☆天狼院の瓢太先生や日向先生に来てもらって、プロのマジックを披露してもらいましょうか!

あ、泉水亭錦魚さんに来てもらって、立川流本州の落語も披露してもらいましょうか!

劇団天狼院でフォール・イン・ラヴ再現劇でもやりますよ!

 

天狼院なら、素晴らしいお祝いができる自信がございます!!

 

ということで、僕は、本気で天狼院ウェディングをやりたいんです。

できれば、月一ペースでやりたい。

すぐには無理そうなんで、オープン1年の9月辺りからできるといいですね!

 

それまで、頼む、カップルできてー!

いい話、聞かせてー!

 

もちろん、いうまでもなく、むろん、お客様に対する行き過ぎたストーカー行為なんかは、至極当然のことながら、店主権限で一発退場でございますし、天狼院のスタッフに対するアプローチに関しましては、すべて店主に筒抜けになるようになってます、デートにはもれなく店主がついていきます笑。

 

しかし、大人なんだから、その辺の兼ね合いはお分かりと思いますので、くどくど言うつもりはございません。

 

ただ、僕は本や体験を通じて知り合うことも、とてもステキなんじゃないかなと思うのです。

そういった貢献も、とても有意義なんじゃないかなと思うのです。

 

その結果として、新しい生命が誕生したとすれば、天狼院をオープンさせて本当に良かったと思うのです。

 

ということで、「天狼院ウェディング、やりたいです!」という声、待ってますね!

どうぞよろしくお願いします。

 

 

ちなみに、この話、いつもスタッフや常連のお客様にしているんですが、最後にいつも、こう言われます。

 

「なら、まずは三浦さんからすればいいじゃないですか」

 

あ!

 

 

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2014-06-02 | Posted in 天狼院通信, 記事

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