【最速レポート】Kindle Paperwhite〔キンドル・ペーパーホワイト〕がやってきた!《天狼院通信》
さて、ついに電子書籍デバイスの真打ち登場でございます。
日本での発売が発表されてから10分後くらいに注文したので、本日(11/19)届きました。おそらく、一般カスタマーとしては最速組かと思います。ちなみに、現時点でKindleペーパーホワイトを注文すると、来年の「1月12日入荷予定」となっております。
『孫子の兵法』にもこうあります。
彼(敵)を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず
敵を知って、自分を知れば、100戦したってきっと負けないよ、ということです、簡単にいうと。
さて、Kindleは出版業界を根底から覆す敵なのか、それとも意外にもこの業界にいい意味でのプレッシャーを与える黒船となるのか。
まずは、「彼(敵)」を知るところから始めましょう。
彼は「黒船」らしく、こんな梱包でやってきます。
開けるとこんな感じです。Appleの商品みたいに、クールな箱。しかも、説明書が実に薄い。
中はこれだけしか入ってません。本体と説明書と充電用のUSBケーブル。ちなみに、コンセントから充電するためには別売(¥990)のアダプターを買う必要があります。
最初はこれだけで大丈夫?と思ったんですが、大丈夫なんですね。とても簡単に使い始められる。
充電してからじゃないと初められないのかな、と思いつつも電源を入れると、すぐに点きます。ある程度、充電されているようです。
それにしても、Eインク、確かに目にやさしいです。疲れる感じがしません。それに、Kindle本体はとても軽い!
たとえば、ハードカバーの本と比べてみると、見た目でもこんな感じです。
たとえば、僕は仕事がら、バッグに本を何冊も入れて行かなくてはならないときがあるんですけど、そうすると、すぐにバッグがパンパンになって、とてつもない重さになります。それだから、本当は必要だけれども、これ以上入らない、ということで何冊か置いていくはめになるんですが、Kindleなら大丈夫ですよね。この大きさなら、バッグにいつも入れていたって気にならない。折りたたみ傘よりもかさばりませんし。
本棚をバッグに入れられる、という感覚でしょうか。
iPadも持っているんですけど、実は、今では完全にお蔵入りなんですね苦笑。なぜかといえば、MacBook Airがあれば要らないし、電子書籍や書類を読むにはあまりに重すぎるからです。重くて、大きい。
でも、Kindleなら、邪魔にならない。バッグの中にはMacBook AirとKindleペーパーホワイトというのが、基本になるような気がします。電車の移動時間やちょっとした待ち時間のために、本を持って行っているんですが、これもKindleなら一冊だけでなく、本棚全体を持っていける。
で、楽天のkoboではとても問題になった、設定なんですけど、本当に5分もかからないで終わりました。
言語を日本語にして、WiFiにつなげて、終わり。アカウントは最初から設定してあるんで、「このアカウントでいいですか?」的に質問されるんで、「はい」と答えればば終わり。ただ、時間がたぶんアメリカの現地時間になっているので、それを設定から直す必要はありますが、これもちゃちゃっと終わります。
アカウントが設定されているんで、この前オープンしたKindleストアで買った本が、すでに本棚に並んでいます。
試しに、一冊買ってみると、すぐに読めるようになります。
あるかなーと思って検索してみると、ありました、『成功できる人の営業思考』太田彩子著(PHP研究所)。
PHPさんとダイヤモンド社さんのコンテンツは充実している印象がありました。
で、実際に読んでみる。確かに、目にやさしい。めくるのも簡単。操作も簡単。
下から見ても、見にくいことはありません。
ただ、ちょっとページをダイヤミックに移動させたいときは、不便。ハイライトも上の方の部分だとメニューが出てきてしまうので不便。これなら、iPhoneとかの電子書籍アプリなどの方が操作性がいいかも知れませんね。
あと、気になったのは、これ!
koboのデモンストレーションでも、ページを捲るときに、残像みたいに前のページが一瞬残ってしまう「反転(フラッシュ)」現象が気になったんで、「あ、koboだめだな」と思ったんですが、「Kindleよ、お前もか!」でございます。
これがね、やけに気になる。ページを移動するたびに、残像が見えて、気になってしまう。人間のことですから、これは、きっとなれるんでしょうけどね。(*ちなみにフラッシュはその後20分ほどで慣れて気になりなくなりました)
気を取り直して、さて、何を買おうかな、と思っている時に、ちょうど、仕事がらみのメールが来ていて、「この本と、この本とこの本は最低でも読んでおいてください!」との内容。
おお!さっそく、Kindleの出番ではないか!と勇んで検索すると…。
えー!ないの?
違う本もない。ない。ないのでございます。
これでは、「鞄の中に本棚を」生活は、夢のまた夢ということになります。
かといって、自炊するほど時間はないし。
と、いうことで、資料を探しに結局は本屋さんに行くことになりました。
やっぱり、コンテンツですね。コンテンツの量は重要です。せっかく、設備は整っているのに、コンテンツがないとなるとこれは痛い。ただ、Kindleペーパーホワイト、売れ行きが凄まじいみたいですから、コンテンツは来年辺りから徐々に追いつくだろうと思います!
客観的にユーザーとしてみても、やはり、圧倒的に書店の方が優位です。本屋さんにはちゃんとコンテンツが揃ってますからね。なくても注文すれば来るし。
ユーザーとしてちょっとがっかりしつつ、書店人としてちょっとほっとしつつ、複雑なKindle初体験でございました。
ちなみに、これらは一緒に買うことをおすすめします。
左がコンセントから充電するために必要なアダプターで、価格は¥990。
右が純正のKindleペーパーホワイト用のカバーですね。これ、結構かっこいいです!価格は¥3,499。
さて、資料買いに本屋さんに行ってこよう!そうしよう!
*ダウンロードした電子書籍 》》『成功できる人の営業思考』太田彩子著(PHPビジネス新書)