メディアグランプリ

自分の人生の棚卸し


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【10月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:YUKA(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
「次は何を書こうかなぁ……」
 
6月から受講してきた天狼院書店のライティング・ゼミも9月で終わり。
毎週月曜日が締め切りの課題提出。16回の投稿チャンスがあった。記事を提出し、講師に読んでもらい、アドバイスをもらう。合格点がもらえれば、天狼院書店のホームページに掲載される。
 
天狼院書店との出会いは昨年末だった。
ライティング・ゼミの出張1Day講座が仙台で行われ、年末年始暇だった私は「時間もあるし、じっくり取り組む丁度いいチャンス」と思い、受講。受講後2週間で2記事の課題提出をした。
 
書くネタは自由であるが、記事を書くからには書くのが自分である理由が必要である。
 
私だから書ける記事ってなんだろう?
 
そう考えたときに、最初に思いついたのは家族との思い出だった。初めての記事は自由人だった祖父との思い出。祖父とのエピソードとともに、彼との関わりが私の人生にどう影響を及ぼしたのかについて振り返った。
そして2作目は祖母とのエピソードをまとめた。なかなか結婚しない孫娘を心配する祖母と、いろいろ言われながらも愛情を受け取ってきた自分。
 
文章を書いていく中で、自分の人生を振り返り、それをまとめる中で、その思い出、出来事意味を振り返る。
書くことで、頭の中でただぼんやりとしていたものが形になっていく。言語化することで目に見えるものになるのだ。
 
私の場合、書くテーマと内容はざっくり決めて書きだすが、実は結論は決めないで書き始めることが多く、書いてみる中で「へぇ、私ってそんな風に考えていたのね」と気づくことも多く、新たな自分を発見することも多かった。
 
最初の1Day講座で渾身の2記事を書いたのはよかったが、続く6月からのライティング・ゼミでは16回、毎週課題を提出しなければいけなかった。
 
講座が始まる前は、正直、そんなに書くことある? ネタ続くかなぁ……? という心配があった。けれど、心配しても仕方ない。やってみないとわからない。とりあえず、やってみようとするのが私のいいところでもあった。
 
誰かとのふとした会話から「あ、これは面白い。記事になりそう」とピンときてすぐに記事が書けることもあれば(そういう時はかなりワクワクする)、締め切り日なのに何も思いつかず、とりあえずパソコンを開き、自分の過去の経験から「なんかなかったっけ~!?」と引っぱりだしてきたり、今自分がハマっている熱量をもって書けそうなことを考えて書くこともあった。
 
まさに自分の人生の棚卸し作業。
 
自分がどういう経験をしてきて、どんなことを人に伝えたい?
人に読んでもらえるようなことは何がある?
自分はどういうことにアンテナをはって生きている?
 
みんな誰でもその人なりのいろんな経験をしてきているし、いろんな考えを持っているし、エピソードだってある。
 
けれどそれは頭の中にあるだけ。
 
書くということは、その自分の引き出しをいかにひっくり返して、その引き出しの中には何があるのかを出してみる作業なのだ。
 
書くと自分の中にあるものが見えてくる。
 
ライティング・ゼミを受けてみようかなと興味を持つきっかけが人それぞれにあると思う。
なんとなく文章を書いてみたい、という人もいれば、今現在文章を書いているがいまいち納得がいっていなくて、もっと読まれる文章を書けるようになりたいという人もいるかもしれない。
多くはそういう目的じゃないかな、と思う。
 
けれど、私はライティング・ゼミを受けるもう一つのメリットとして、自分をよく見て振り返るための機会になるということを伝えたい。
 
自分の人生の棚卸し。
 
書くことで自分を知りたい人に、ライティング・ゼミを受けてみるのをおススメしたい。
 
 
 
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 
http://tenro-in.com/zemi/97290
 

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2019-10-03 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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