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内なる自分に打ち勝つ方法


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【12月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:大原亜希(ライティング・ゼミ日曜日コース)
 
 
「あなたのなかには、二人のあなたがいる」
 
これだけ聞くとどこぞの怪しい宗教のようだが、とにかくそんな調子で、知り合いが勧めてくれた本は始まった。
元々、私が学生時代からテニスをやっている、という話から、ああじゃあこの本もちろん知ってるでしょ? と、その人が教えてくれたのだ。
 
テニスだけじゃなくて他のことにも応用できる、と聞いて、早速メルカリで購入したのが1週間前。
テニスプレーヤーの間でも、かなり有名な本らしいのだけど、私は今までにそのタイトルを聞いたこともなかった。
 
まだ第2章までしか読んでいないのだけど、私は久しぶりにワクワクしている。
というのも、すでに自分のテニスのプレーに変化が出てきているから。
重心をもっと前に、とか、車のワイパーのようにスイングして、とか、技術的なアドバイスが一切書かれていないのにも関わらず、だ。
 
ワクワクしているもう一つの理由は、知り合いが言ったとおり、この自分を集中させる方法は、テニスコートの外でも役立つことが分かったから。
こんなにすごい本、なんで今まで知らなかったんだろう。
 
私は昔から、プレーにとてもブレのある選手だった。
中学・高校とテニス部に所属していて、キャプテンを務めたりもしていたんだけど。
ある大会では強豪校を蹴散らして表彰台に登ることもあれば、次の大会では新人の格下の選手にストレート負けしたりしていた。
 
とにかくムラがある。
テニスはけっこう精神面での駆け引きが大きいので、自分はメンタルが弱い選手なんだとずっと信じていた。
プレッシャーが好き、みたいな心臓に毛が生えているような選手からは程遠かったし、顧問も諦めていて「次は頑張れよ」と言うしかなかったんだと思う。
 
プレーのムラは今にも引き継がれていて、毎週通っているテニススクールでも極端に調子が悪くなる時があった。
ミスを連発すると、コーチから
「体がカチカチやぞ!」
「考えないように打って!」
と、アドバイスが飛んでくる。
 
そうすると私の脳内では、もうひとりの自分が
「次も失敗したらどうしよう」
「カチカチにならないように」
と、騒ぎ始めて、案の定さらに体が緊張して、ミスが止まらなくなる。
 
スポーツではよく「ゾーンに入る」という表現が使われることがある。
究極に集中した状態。
他のものが目に入らなくなる状態。
 
学生時代、調子が良いときの私は、この「ゾーンに入る」状態を無意識で作りだしていた。
ある試合の後で、後輩から聞いた話なのだが、私は調子が良いときほど、ポーカーフェイスが崩れないらしい。
スーパーショットが決まっても、ボールがアウトになっても、顔色ひとつ変えずに、次のサーブのポジションにスッと構える。
そうすると相手プレーヤーはプレッシャーを感じて、勝手にミスを連発し自滅するんだそうだ。
「わたし、先輩とだけは試合したくないです」
と、その後輩は無邪気に笑っていた。
 
当時私の中で何が起こっていたかというと、ポーカーフェイスでいようとか、プレッシャーを与えようとかは、一切頭の中になかった。
ただただ目の前のプレーに集中しているというか。
例えアウトになっても、今10cm右にそれた、とか思うだけで、悔しいみたいな感情も全く無かったのである。
 
それだけではなく、ここに決めてやろう、とかそういう意識すら無く。
なんというか相手のコートの中の空いてる空間に、スポットライトが当たって見えるような、そんな感覚があった。
 
「ゾーンに入る」ことは、ある種、偶然生まれるものだと思っていた。
だから時々しか起こらないのだと。
テニスに限らず、仕事でもゾーンに入る瞬間は時々あるけれど、それもまた調子が良いときに、たまたま繰り出せるものだと信じていた。
 
でもどうやら、それは作りだせるものらしい。
知り合いが勧めてくれた本は、人が集中している時と、それが切れるときのメカニズムを、「ふたりのわたし」を使って、見事に説明してくれていた。
 
今までにどれだけコーチにアドバイスをもらっても、力みまくっていた私が、今週のレッスンでは、とてもリラックスした状態で次々にショットを決めることが出来た。
 
「リラックスしよう」とも
「カチカチにならないように」とも、まるで意識していないのに。
あれよ、あれよ、と心地の良い打球がコートに沈んでいく。
これはすごい。まるで魔法だ。
 
技術的に飛躍したというのではなく、本来持っている能力が発揮されることによって、パフォーマンスが格段に上がっている。そんな感じ。
これって、すごいことなんじゃないだろうか。
 
「インナーゲーム」
自分の本来の力を発揮したい人には、是非読んでほしい一冊である。
あなたの内側にいる二人のあなたのメカニズムを知るとき、あなたのパフォーマンスは大きく飛躍することになると思う。
 
 
 
 
***
 
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2019-10-24 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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