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メディアグランプリ

関西人は全員おもしろいのか


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:鵜飼優子(ライティング・ゼミ日曜日コース)
 
 
わたしは大阪府出身で25年大阪に住んでいました。今は大阪を離れ、佐賀県に住んでいますが、いわゆる根っからの関西人です。
 
皆さんは、関西人というと、どういう印象がありますか?
よく喋る? 日常が漫才? 飴ちゃんくれる?バンと銃で撃つふりしたら、倒れる?
 
いろいろな印象があり、どれも半分合っていて、半分ちがうと思います。ほかにも大多数の方が思われるのは、関西人は面白い! というイメージではないでしょうか?
「関西人ってみんな、よしもと新喜劇でしょ、面白いんでしょ」と。
いやいやいや、実はそうでもないのです。毎日、漫才しているわけではありません。
わたしは、どちらかと言うと、面白くない関西人に分類されます。その証拠に出会うひとに『大阪っぽくないねぇ〜』と言われます。
きっとお笑い要素が薄いのでしょう。関西人のイメージの面白さにかけているのでしょう。
 
大阪っぽくないと言われるのが、面白くないと言われているようで、実は最近、「大阪出身です」とあまり言いたくないと思っていました。
 
そこでわたしは、声を大にして言いたい!!!
 
「関西人が全員おもろいわけじゃない!」
 
「関西人が全員ばんばんぼけて、ばんばんツッコむわけでは、ない!」
 
叫んだら、少しすっきりしました。そうなのです。皆さんが思う関西人のイメージに当てはまらない人っているのです。
 
けれども、大阪で過ごした、小学校時代を振り返れば、何か少しでも面白いこと言うと家族に「あんた、おもろいな!! よしもと新喜劇入り!!」言われ、中学時代では、話しの最後にはオチを求められ、オチがなければ「その話オチないん」と残念がられ、オチを要求されるという状況で育ちました。
今思えば、小さい時から確実に、お笑いの文化がある環境で育ったのだと思います。
それなら、みんなが思う面白い関西人になれたとは思うのですが、そう上手くはいかないようです。もう少し、お笑いセンスやDNAを持ち合わせていてもいいなと何度も思いました。そして、わたしは、大人になって気づきました。
面白いということは、頭の回転が早いということ。それもお客さんの反応をみて、みんなに伝わる言葉や情景で話す。ぱっぱっとテンポよくボケて、ツッコむ。そのスピード感! リズム! わかりやすさ!
テンポよく滑らかに進んでいきます。芸人さんが言っている内容がわからなければ、きっと笑えません。そう、面白いとは、頭の回転の速さと伝わる言葉で話すということが影響しているのです。
 
なので、関西人全員が面白いというわけではありません。
面白い関西人は、頭の回転が速いのです。みんなに伝わる言葉で話しているのです。
 
あれ? これはライティングゼミでも、言われたことにつながるのでは、ないかと思いました。
お客さんに読んでいただくために、書く。読みやすさは、お笑いでいう伝わる言葉で話す。
ということは、ライティングゼミを真剣に受けて2000字を書く課題をこなし、実践していけば、面白い文章が書ける。面白い話ができる。面白い関西人になれる。おまけに頭の回転も速くなるのではないかと。
 
ライティングゼミのほかにもどうしたら、頭の回転が速くなるのかを、考えた結果、人と話す、コミュニケーションだと思いました。
なぜなら、相手の表情や言葉に合わせて、言葉を発する。
伝え方や話す内容を変え、相手に伝える努力をする。それを瞬時に判断して、状況に応じていく。これほど、脳がフル回転することってなかなかないと思います。
 
なので、沢山の人と話すのが、頭の回転が速くなるもうひとつの方法ではないのでしょうか。
年齢、性別、出身がちがう自分以外の他人と会話、対話するのです。
 
最近、私自身はライティングゼミに行きはじめ、文章を書くことをたくさんしています。あと人とも話すことが増え、頭がフル回転で動いている瞬間がよくあります。ここで
よしよし、これで面白い関西人の一1人になれるぞ、皆さんの印象通りの面白い関西人になれるぞとわくわくしながら、過ごしています。
 
では、最後に面白いことを言って終わります。
 
……
……
 
何にも思いつきませんでした。まだまだ修行が必要なようです。
 
 
 
 
***
 
この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2019-12-27 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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