メディアグランプリ

「自分らしい世界一」になるためには「太陽」になれ


*この記事は、「リーディング・ライティング講座」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:深谷百合子(リーディング&ライティング講座)
 
 
それは本当に小さな偶然が積み重なった結果だった。
「まさか直接話ができるなんて!」
指定された接続先に早めに接続し、あと数分で始まる個人コンサルをドキドキしながら待っていた。
 
当時、起業のための準備をしていた私は、たまたまFacebookで見かけたオンラインセミナーが気になって申込んだ。講演者のひとりに同時通訳者の小熊弥生先生の名前を見つけたからだ。
 
実はちょうどその時、彼女の著書を1冊読み終えたところだったのだ。帰国子女でもなく、海外留学経験も無い著者が、なぜこれほど有名な同時通訳者になれたんだろう? そこにものすごく興味があった。
 
オンラインセミナーでは、小熊先生が世界の数多くの成功者達の同時通訳を通じて得た彼らの英知を紹介し、それをビジネスのボトルネック解消にどう役立てて成果を出していくかがテーマだった。
 
「成功哲学」って、それまでにも色々な本やセミナーで見聞きしていた。けれども、いつもどこか人ごとだった。
「まぁ、その通りにできればそうなるよね。だけど、そんなの特別な人だからできたんでしょ?」と、どこかで冷めていた。
 
でも、小熊先生の話は違っていた。自身が彼らの英知をどう理解し、どう体現していったのか、そのプロセスを例を挙げながら分かりやすく教えてくれた。
 
同時通訳とは「脳のプロファイラー」、単に言葉を訳すだけではなく、その人がどんなバックグラウンドを持ち、普段から何を考え、何に関心を持っているのか……。それらを調べ上げ、その人自身の思考回路、感情になって言葉を発していくのだ。
 
そうしたご自身のたゆまぬ努力から発せられる言葉は力がある。と同時に、自らの変容のプロセスを見せてもらえたことで、「そうか! そう考え、そう行動していけば、私だってできるかも」と思わせてくれた。そして、何より画面から伝わってくるエネルギーがめちゃくちゃ高かった。話を聞いているだけで、私もパワーがみなぎってくるようだった。
 
「もっと話を聞きたい」と思った私は、迷わず30分間の個人コンサルに申し込んだのだ。こんなチャンス、そうそうあるもんじゃない。
 
そして、いよいよコンサル開始時間が来た。
「わぁ、こんにちはー」と言う少し高めの声、そして溢れんばかりの笑顔は、雲間から出てきた太陽の光のようにまぶしかった。
 
私はドキドキしながらも、自分がこれからやりたいと思っていること、そして不安に思っていることなんかを夢中で話した。すると、小熊先生は始まってまだ十数分しか経っていないのに、私のボトルネックをズバリと指摘してくれた。
 
そして、こう言ってくれたのだ。
「皆が何に悩んでいるのか、どんどん聞いてごらん。15分とかの短い時間でいいから」
 
その言葉に背中を押され、私は言われた通りに行動した。そのおかげで、なかなか踏み出せなかった一歩を踏み出せたのだ。もしもあの時間が無かったら、私は今頃まだずっと手前で足踏みをしていただろう。
 
あの日から1年。小熊先生は新しい1冊の本を出版した。タイトルは、「最速で結果を出す人の成功哲学」だ。
様々な分野で世界一となった成功者達の英知と素顔から私たちが学べること、そして、小熊先生自身がその学びをどう体現していったのかがまとめられている。
 
1年前のセミナーで聞いた内容に加えて、一貫しているテーマは「自分らしい世界一を目指す」ということだ。
 
「世界一」なんて、血のにじむような努力をして、競争に打ち勝たねば手に入れられない称号のように思える。けれども、この本で紹介されている世界一の成功者達には、そうした悲壮感はない。自分の得意な分野、好きなことで自分の個性を出し切った結果、世界一になっているのだ。
 
どうしたらそうなれるのか。それは今の私が一番知りたかったことだ。
 
私にはこの道一筋何十年なんていうものもない。
色々できるようになりたくて頑張ったけど、どれもそこそこで突出した何かが有るわけでもない。
独自性ってどこにあるんだろう?
どんな価値を提供したらいいんだろう?
 
そんな疑問だらけだったからだ。
 
でも、それって全て他者目線で見た自分への評価だったのだ。他の人と比べて何が秀でているとか、何が劣っているとか、そんなことを気にして、自分を振り回していたのだ。
 
人には皆、その人だけが持つ唯一無二の価値がある。誰もが皆「太陽」なんだ。
この本はそのことを教えてくれる。
 
太陽は「価値を提供しよう」なんて思っていない。ただ、毎日朝になると昇ってきて夜になると沈むだけだ。それでも私たちは日の出、日の入りの美しさに感動し、太陽の明るさ、暖かさの「価値」を受け取っている。
 
だから、成功への第一歩は、自分の内側を見つめ、自分自身が既に持っている価値を認めることから始まるのだ。もし自分で分からなかったら誰かに聞いてもいい。あるいは、これまでに自分を受入れてもらえなかったことがあれば、その中にこそ「自分らしさ」のヒントがあるかもしれない。
 
1年前、私の背中を押してくれた小熊先生のこの本は、これからの私の人生を輝かせていくためのバイブルになっている。
 
 
 
 
***
 
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2021-01-12 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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