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人生何とかなる。自然体で行こう

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:松山 慶太(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
「自分を追い詰めたらあかん。自然体で行こう」
この言葉がどれほど私を救ってくれただろう。
 
私が中学生3年生のときで、人生初めての受験を受けようとしていた。
しかし、高校受験まで3か月を切っていたが、私は悲惨な状態であった。受験のストレス
で押しつぶされていて、受験勉強に集中できないほどメンタルが崩壊していた。食欲もな
く、受験が怖くてずっと泣いていた。
 
両親と一緒に精神科医にも行った。精神が崩壊していたので、医者からどのような事を言
われたのか詳細まで覚えていないが、一つだけはっきりと覚えていることがある。それは
「息子さんを小学2年生のように接して下さい。」と。当時15歳の私を小学生2年生の様に
扱えと。そこまで自分はダメになっているんだと落ち込んだ。
 
医者から処方してもらった精神安定剤を飲んだが、身を縮こまらせながら泣きつづけた。
高校に行けないなんて恥だ。高校に行けなかったら人生終わりだ。もし俺だけ高校に行け
なかったら、他の奴に後ろ指さされるだろう。そんな呪縛が私の思考を硬直させていた。
 
そんな時、「自分を追い詰めたらあかん。自然体で行こう」と父親が言ってくれた。
「でも、他の奴が高校に行って、うちだけ高校行かれへんかったら、ほんま惨めやわ」
「何言ってねん。高校落ちてもまた受ければええやん。高校落ちたぐらい、これから長い
人生で大したことない。もっと気楽に行ったらええねん」
そう会話していくうちに、真っ黒に染まっていた私の視界に光が差し、心も少し軽くなっ
た。そこから、食欲も回復し、勉強も集中できる様になった。再び自分の足で地を踏みし
め、前に進もうとすることができた。
 
合格発表の日、ドキドキしながら、番号が張り出された掲示板に近づいた。自分の受験番
号と照らし合わせながら一つずつ確認していった。
「あった!」
思わず声が出てしまった。そして、涙が自然に溢れ、「やったー」と喜びの感情が爆発し
た。すぐそばにいた父親も「ケイタ!!番号、あったぞ、おめでとう!!」と喜んでくれ
た。
 
合格した高校は第一志望ではなかったが、そんなのどうでもよかった。受験すらできるか
どうか分からないどん底な状態から、なんとか合格を掴むことができたのだ。
 
大学受験では、すべての試験に落ち、浪人生になった。しかし、落ちた理由は、高校受験
のようなメンタルによるものでなく、サッカー全国大会の予選で練習に没頭し、文武両道
を成し遂げることができなかっただけだ。大学受験失敗しても悲観する事はなかった。大
学受験ダメだったとあきらめた瞬間、予備校の資料請求を行い、次の大学受験に向けて再
始動した。
 
高校受験してから約20年が経ち、今では、会社で中堅的なポジションで働いている。その過程のなかで幾度なく吐き気が出るほどのプレッシャーと闘ってきた。くじけそうなとき
あった。しかし、その度に父親か「何とでもなる。自然体で行ったらいいねん」と言って
くれる。
 
もし高校受験の時に、「頑張れ、頑張れ!!」や「受験、絶対受かりや」と言われていた
ら、私は間違いなく受験すらたどり着いてなかっただろう。もしかしたら、この世界を去
っていたかもしれない。
プレッシャーで押し潰れそうになっている人は、未来の選択肢は一つしかないと視野狭窄
に陥りがちだ。そんな人には、優しい言葉をかける事が大事だ。
「人生何とかなる。自然体で行こう」と。
 
 
 
 
***
 
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2021-02-14 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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