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私が天狼院ライティング・ゼミに参加したワケ


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【4月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:小川泰央(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
みなさんは、書くことは得意ですか?
私は正直言って、書くことが大の苦手です。もっと言えば、話をすることも含め、表現すること自体が苦手です。
 
その一方で、人の文章やスピーチで心が揺さぶられることが多くあり、いつしか、「言葉の持つ力」に魅力を感じるようになっていました。
 
私は昨年50歳になりました。人生100年時代の折り返し地点、サラリーマン人生の終盤戦を迎え、最近では、自分がこれまで生きてきて、見たこと、聞いたこと、感じたことを「自分自身の言葉で表現できたらいいなあ」と思うようになりました。
 
そんなある日、いつものように、会社からの帰宅途中、最寄り駅から家まで歩いていると、ほのかな甘い香りがどこからともなく漂ってきました。その香りが何であるか、私にはすぐに分かりました。私にとって、小学校の頃を思い出す、どこか懐かしい「くちなしの花」の香りだったからでした。
 
みなさんにもありませんか?
景色だったり、音楽だったり、見たり聞いたりした時に、それに関連していた過去をふと思い出すようなことが……
 
私にとってはそれが、くちなしの花の香りでした。これまでにも、その香りで小学校時代を思い出すことはありましたが、今回は、今までになく、ある特定の場面が鮮明によみがえってきたのでした。
 
それは、雨の日の夜の教室で、先生が、机の上の花瓶に入った大きな白い花を指さしながら「この花はくちなしの花と言います。この花について感じたことを書きなさい」とおっしゃって始まった授業の場面でした。
といっても、それは学校ではなく、放課後に通っていた作文教室の授業でした。
 
その教室には、小学校1、2年生の頃だったでしょうか、母の勧めで、月に1~2回くらい通っていたと思います。でも、ただただ行くのが嫌だったとの印象だけで、
「どのくらいの期間通っていたのか」、
「そこでどのような授業を受けていたのか」については全く記憶に残っていないのです。くちなしの花のこと以外は……
 
その「くちなしの花の授業」の日は確か雨でした。ただでさえ行くのが嫌だったのに、その日は雨という最悪のコンディションのおまけつき。気が進まぬまま、雨の中を30分歩いて、ようやく教室にたどり着きました。
 
その日の教室の中は、なぜか今までになく甘い香りが漂っていて、不思議なことに、それまでの嫌な気持ちがスーッと消えていくのを感じました。
 
この香りの源が机に置かれている花であることはすぐに分かりました。すると、「この花の名前は何だろう」と急に興味が沸いて気持ちが前のめりになっている自分がいました。
 
そして、授業の冒頭の先生の先ほどの言葉。
「この花はくちなしの花と言います。この花について感じたことを書きなさい」と。
 
実は、この日の作文のテーマが「くちなしの花」だったのです。
 
残念なことに、その時自分が何をどのように書いたのか、そもそも書くことができたのか、について、今は全く覚えていません。
 
ただ、「くちなし、という名前は口が無いように聞こえて怖いな」とか、「でも匂いは名前からは想像できないくらい甘くていい香りだな」とか、「花は白くて大きくてインパクトがあるな」とか、その時感じたことだけは今でも印象に残っています。
 
そんな折、フェイスブックで天狼院書店のライティング・ゼミのことを知りました。
案内によると、毎週2000文字の記事の課題提出があると。
 
真っ先に頭に浮かんだのは、ただでさえ、仕事が忙しい中で、毎週課題が出せるのだろうか? そもそも2000文字を書いた経験もないし、書くのが苦手な自分が参加してやっていけるのだろうか? という不安でした。
 
一方でこんな期待もありました。
 
2000文字の課題こそが、自分が苦手とする、「書くこと」や「表現すること」へのチャレンジではないか。
きっかけは違うかもしれないが、「何かを書きたい」「表現したい」と思う人達が参加するのがこのゼミであれば、周囲の目を気にせず、自分の思ったことを素直に表現することが許される場なのではないか、と。
 
それは、スポーツクラブのようなものかもしれません。
 
「ダイエットしたい」「体力をつけたい」「ストレス解消したい」ときっかけはそれぞれですが、体を動かすことを目的に集まる場がスポーツクラブ。
 
だからこそ、そこに集まる人たちは、体を動かしている自分が周囲の人からどう見られているかは関係なく、体を動かしている自分に集中できる場を求めて通っているのではないでしょうか。
 
そして、インストラクターからフィードバックをもらい、インプットとアウトプットを繰り返しながら、自分の目標に向かって日々チャレンジしていくのではないでしょうか。
 
結局、気づいたら、ライティング・ゼミに申し込んでいました。
 
私が天狼院ライティング・ゼミに参加したワケを一言でいうと、「自分自身の言葉で表現できるようになれる場所だと思ったから」です。
 
そしてこのゼミで、小学校時代の作文教室での「感じることはできていたのに適切な言葉を持っていなくて文字にできなかった自分」、そして現在、「感じることができて、言葉も持っているのに周囲の目を気にして文字にできない自分」、さらに、将来、「言葉を持っていても感じなくなっているかもしれない自分」から脱却したいと思います。

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2018-06-22 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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