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メディアグランプリ

名古屋に天狼院書店がやってきた日のこと


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【8月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:松下広美(ライティング・ゼミ特講)

 
 
「ライティング、受けてってもいいですか?」
「いやいやいや、やめてくださいよ」
 
この会話をしてから1時間後、私は天狼院書店のライティング・ゼミの1DAY講座を受講するため、席についていた。
 
7月の初めのこと。
「ついに名古屋で、ライティング・ゼミを開催することになりました!」
というお知らせを発見した。
そのお知らせを見て、「ついに名古屋だ!」と、とても嬉しくて大興奮をした。
 
天狼院書店は、東京、福岡、京都に店舗があり、名古屋にはない。
かつて、新幹線ののぞみが名古屋飛ばしをしたように、天狼院書店でも名古屋はスルーされている。
私は、1年半ほど前に天狼院書店でライティング・ゼミの受講を始めた。現在は、その上のコースを受講させてもらっている。
名古屋生まれの名古屋育ちで、現在も名古屋で生活をしているので、ライティング・ゼミの受講では東京へ行ったり、通信受講をしたりしていた。しばらくして京都天狼院ができ、「京都の人ですか?」と言われるくらい、京都に出没している。
天狼院書店に関わる誰よりも、名古屋に天狼院書店ができないかと切望していると思っている。
 
そのはじめの一歩である、記念すべき、天狼院書店の名古屋上陸。
 
……さて、どうしよう。
私は興奮の裏側で、迷っていた。私が受講していいのかどうか、わからなかった。
 
開催されるのは祝日。
予定は空いている。
でも、どうしよう。
 
今回、開催されるのはライティング・ゼミの1DAY講座。
本編のライティング・ゼミの始めの2講分をやるらしい。
 
ライティング・ゼミの受講を始めてから、1年半近く「書く」ということをしている。ただの会社員が「なんとなく」始めたライティングだった。でも今さら基礎講座を受けるなんて、どうなんだ? と正直思った。それって、高校生が小学生に混ざって足し算引き算を教えてもらうとか、大学で英語を専攻しているのにアルファベットの書き方を教えてもらうとか、そういうことじゃないのかと。
 
ギリギリまで迷い、とりあえず、同時開催される「ペライチ講座」を受けることにした。
 
「ライティングも受けていっていいですか?」
「いやいやいや、やめてくださいよー」
ペライチ講座が終わり、今回のライティングの講師をする川代さんに、ライティング・ゼミを受けていってもいいか相談をしたら、全力で拒否をされた。
「なんか面白そうだし、いいじゃないですか」
拒否をされたのに、半ば強引に、決めた。
 
ガッツリ勉強をする! という意気込みではなく、天狼院で話すネタにもなるし、と面白半分だった。名古屋で開催される記念の講座。もし名古屋に天狼院ができたときに、絶対ネタになるはず! そして、川代さんがどんな講義をするのかすごく興味があった。
 
30人くらい参加する、ということを聞いていた。続々と集まる人たちを見ていて、名古屋にも天狼院書店を知っている人たちがこんなにもいるんだと、嬉しくなった。
真ん中あたりの席にこそっと座った。話を聞いているだけでも大丈夫かと思ったけれど、念のため、ホワイトボードの文字がギリギリ見えることを確認した。
 
講義が始まる。
あぁ、そうそう、そういう説明だよね。
次に出てくる説明は、あんなことだったよな。
まるで、アルバムを見て記憶を呼び戻されているような、「懐かしい」気持ちだった。
 
「じゃあ、コンテンツの定義とは……」
川代さんと、目が合う。
「松下さん、お願いします!」
え? 質問されるって聞いてないし!
「えっと、コンテンツとは……」
わかってはいるものの、突然聞かれると言葉に詰まる。変な汗かいちゃうし。
それでもなんとか答えることができた。
ホッとして講義を聞いていて、これはまた質問が飛んでくるかも、というタイミングでまた川代さんと目が合う。
 
「何度も質問しちゃって、すいませんでした」
講義が終わり、川代さんと話していた。でも、と言葉が続く。
「松下さんがいてくれて、よかったです」
そう、感謝された。普段は他のスタッフに質問するようなことを、答えてくれる人がいて助かった、と。感謝されたことが、素直に嬉しかった。私、いてよかったんだ、って思えたから。
 
でも、感謝しなければいけないのは、私の方だった。
 
名古屋で開催されるから、川代さんが講義をするから、と、ただ興味本位で参加をしたライティング・ゼミ。とっくに卒業をしているから、わかっていることの繰り返しだろうから、もしかして退屈してしまうかも、という気持ちを少しでも持っていたことを申し訳なく思った。
 
講義を受ける前は、授業参観に来た母親みたいな、そんな気持ちだった。
昔、聞いたことのある授業を、自分ごと、じゃないような気持ちで見守る。あぁ、そんな発言もあるのね、と生徒たちの発言をちょっと上から目線で聞く。そういう風になるんだろうな、と思っていた。
でも、実際に受けた後は、違った。授業参観に来た母親ではなく、一番前で手を一生懸命上げて、夢中で発言している生徒のひとりになっていた。ワークショップでも、他の人の発言を聞いては自分の書くネタに落とし込めないか、と耳を傾け、そういう考え方もあるんだ! と新しい発見もあった。
きっと、あの会場の中で一番熱心に講義に参加していた。一度受けたことのある復習の講義なのに、一番楽しんで受けていた。
 
そして、ひとつ、気づけたことがある。
「体得してくださいね」
前に、ライティング・ゼミで店主の三浦さんが言っていた、体得すること。これだけ続けているんだから、できていないといけないこと。
「あ、体得しているのかも」
と、今回の1DAY講座で気づかせてくれた。ただ、書いているだけではなかなか気づけなかったが、改めて復習をしてみると、無意識でできてる、って思えた。
 
学びの種はどこに落ちているかわからない。
名古屋の暑い夜は、大切なことを気づかせてくれた。
 
 
***

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2018-07-26 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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