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メディアグランプリ

文章を書く事はリハビリだ。


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【9月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:白濱優子(ライティング・ゼミ平日コース)

「今日は何を書こう?」
私は、最近、週に1回文章を書いている。
天狼院ライティングゼミという講座に通い始めて、その宿題である記事を出すためだ。
お題は何でも良い。
自分が書きたい事をただ2000字書きつづるのだ。

「文章を書き始めて、何週間経っただろう?」もう11週目だ。
毎回、必ず提出できているわけではないが、それでも数多く文章を書いている事になる。

そんなにコンスタントに書き続けるのは苦痛ではないのか?
そんな疑問が湧き上がりそうなものである。

答えはNOだ。
苦痛は感じない。
それどころか、良い効果が出て来ていると私は思う。

文章を書く事は心のリハビリのような気がしている。

この数週間の間に、楽しい事もあった。
しかし、辛い事もあった。
逃げ出したい事もあった。

そんな、ネガティブな自分。
文章を書いているうちに、少しづつ荒い呼吸が整っていくのを感じた。

私は、昔から落ち込みやすく、今もメンタルクリニックからもらった薬を服用している。
ひどくうつ病っぽくなる事は、前ほどなくなったが、それでもお守り的に薬を飲んでいる。そんな、私のような、メンタルの弱い人間だと自覚がある人たちにオススメしたいのが
「書く事」だ。

うまくかけなくても良い。途中で止まってしまっても良い。
誰にも発表しなくても良い。

とにかく、自分の心情をかいてみる事をオススメしたい。
これは、薬を飲むよりも、心の安定に効果があると個人的には思う。

また、天狼院のライティングゼミにはルールがある。
「ポジ抜け」を必ずしなければいけない。
ポジ抜けとは、「ポジティブに抜ける事」
どんな暗い話題でもポジティブに最後を終わらせる事を徹底している。
このルールが私にとって、すごく良い「リハビリ」効果を発揮した。

基本、落ち込む事があった時、悲しいマインドで終了してしまう私だが、
文字に起こしてみると、俯瞰してみる事ができる。
そして、最後、何とかしてポジティブに終わらせようというマインドを持つ事によって
無理やりだけれど、前向きな言葉を紡ぎ出す必要がある。
前向きな言葉を書いた自分は不思議と前向きなマインドに少し近づいているのである。

何かを続けるという行為も、良い点だと思う。
メンタルが弱い人というのは、全体的に自分に自信がない人が多い。
何か大きな事を成し遂げた事がなかったりするのではないだろうか。
私は、必ずしも、何かを成し遂げる必要はないと思うし、続けられなくても良いと思うのだが、毎週、宿題を提出していくうちに、続けている自分に少し自信が持ててくる。
そして、このライティングゼミは、書く事をサボっても怒られない。
誰も怒らないのだ。その代わり、その週は添削がしてもらえないという事になる。

私は、今までで2度ほどサボった事がある。
それは、書くのが面倒だとかいう状況ではなく、
どうしても文章を書く気になれないくらい辛い事が起こったときだった。

その話を三浦先生という講師の先生に話したら、
「その週、書かなかったのは正解かもね」と前向きな言葉をかけてくれた。
その、「無理やり書かなきゃいけないわけじゃない感じ」も私には合っていた。

書く事というのは、何でもいいのではないかなとも私は思う。
日記でも良いし、その時、感じた事。身の回りで起こった出来事。
最近気になったニュース。何でも良い。
ただ、感じた事を書けば良いと思う。

ある作家さんが、日記をつける事をオススメしている記事を読んだ。
芸能人もプロ野球選手も、有名な方は自己対話がよくできている人が多いという記事だ。
様々な質問をインタビュアーからされる職業の彼らは、自分が常に、どう感じるか答えを持っている。それが、自分を理解する事にもつながるというのだ。

しかし、我々一般人には、インタビュアーが質問してくれる日はなかなか訪れない。
だったら自分で自分をインタビューしてみてはどうかというのだ。
その一番良い方法が、日記なのだそう。
何が起こって、何を感じたのか。
それを書き記す事で、自分自身を理解する事ができるというのだ。

私は、日記ではなかったが、ライティングゼミの2000字の宿題を書きながら、自分がこんな事を感じていたのかと、書いてみて気付かされた点も多く合った。
人は、頭の中で考えているだけでは、なかなか整理できない生き物なのだと思う。

薬を飲む事でもなく、病院に通う事でもない、ただ文章を書くという行為が、こんなにも心を安定させるものなのかと、自分自身驚いている。

最初は「宿題だから」と強制的に書いていた、文章を書く時間。
この天狼院ライティングゼミは、最初は仕事のスキルアップのために受け始めたのだが、今では私の大事な時間になっている。

この講座が終わっても、私は週に一回文章を書く事をやめないようにしたい。
それは、私の心のリハビリの時間だから。

***

この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
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2018-08-29 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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