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メディアグランプリ

高校時代、数学に没頭したわたしは、今は書くことに没頭している


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:永井彩華(ライティング・ゼミ朝コース)

 
 
わたしは文章をもっとうまく書けるようになりたくて、天狼院のライティング講座を受講することに決めた。実は、書くことは仕事として何年もやってきている。でも、得意だと思ったことは一度もないし、むしろ書くことは苦しくてたまらない。でもなぜか何時間も、何日も、何年も向き合えてきている唯一の仕事だった。覚悟を決めて徹底的に向き合ってみよう。そう思い立って、天狼院書店の門を叩いた。
 
最初の講座では、読者に最後まで読んでもらえる文章を書くための「公式」を教えてもらった。その公式は一見とても単純で、知っているだけで文章がうまくなる気がしてきた。「これだけでいいの?」と言わんばかりの受講生たちの空気を感じたのだろう。講師がこう付け加えた。
 
「“知っている”と、“できる”は全く別の話です。たくさん書いて覚えましょう」
 
その言葉に、わたしはどこか懐かしさを覚えた。そして思い出した。公式は先人が試行錯誤の上に編み出したノウハウが凝縮されたものであり、使いこなすには自らも繰り返し頭と手を動かすことが必要不可欠だってことを。一方できちんと本質を理解して使えば、どんな難問に直面しても必ず正解に導いてくれるってことを。
 
わたしは10年以上前にも、公式と格闘していた経験がある。それは高校生の頃。自分の勉強時間の全てをひたすら数学の問題を解くことに使っていた時だ。勉強というよりも、ただただ数式を解くのに没頭していた。
 
数学は、いかに公式を使いこなすかの勝負だ。単純に公式に当てはめられる問題もあれば、とても複雑な問題もある。問題の本質を読み解き、適切な公式をあてること。それを丁寧に解いていくことで、正解が導き出せる。高校時代、これが楽しくて仕方なかった。もちろん、解けない時はものすごく苦しかった。でも、何時間でも同じ問いに向き合っていられたし、どうにかこうにかして考えうる可能性を1つずつあたっていく。そして解けた時の快感と言ったら、最高だった。
 
あまりにも没頭していたものだから、他の教科の勉強はほぼしていなかった。当時、高校生が学ぶべき教科はいくつあったのだろう。英語・国語・化学・生物・物理・英語・世界史・日本史・地理・政治経済学・現代社会……今思い返してもぞっとするくらい多い。
 
数学では学年上位10位には入っていた一方で、他の科目では最下位を争っていた。県内一の進学校に通っていたわたしは、当たり前のように偏差値を気にする環境にいたので、それなりに危機感を覚えていた。
 
教師は当然、受験を心配して他の教科を勉強するように助言をしてくれた。しかし、わたしはまんべんなく勉強するのが性に合わなかった。興味のあるものはやり続けることができるけれど、興味のないものに向き合う時間はとても長く感じ、座っていられないくらいだった。不器用なわたしは「ほどほどにやる」が悲しいくらいできない。他の教科の偏差値が落ちていくほどに、数学しかないと思わされて熱中した。数学に集中すればするだけ、他の教科は落ちこぼれていったけれど数学の結果はついてくる。
 
結局、高校時代は最後まで他の教科の勉強はできなかった。大学受験は運良く、自分が持つ強みで一点突破できる方式を見つけることができて、第一志望に滑り込んだ。
 
ライティング講座で公式に出会った時、こんな高校時代の感覚が蘇った。昔のわたしが没頭していた数学の存在は、今のわたしには文章を書くことなのかもしれない。昔のように、自分の心に正直にやりたいことをやれているのだろうか。まんべんなく、器用にやろうとしていないだろうか。そんなの無理だって既に証明されている。
 
とりあえず、4か月間にわたるライティング講座に夢中になることに決めた。現在のわたしが数学のことをわくわくして語るように、数年後のそれが文章を書くことになっているかもしれない。教えてもらった「公式」に徹底的に向き合ってみよう。未来が楽しみだ。
 
 
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2018-09-20 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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